社会に出る前に必ず読んでおきたい一冊 原丈二氏 小宮山宏氏
GLOBALCOMMUNITY 推薦図書
*社会に出る前に必ず読んでおきたい一冊*
公益資本主義で 「壊れた経済を立て直す!」
――これからは、「マネーゲーム」ではなく、時間をかけて価値をつくり出す「実業」を経済の中心に据えなければならない。「実業」が生み出す価値の対価として人びとが利益を獲得し、その利益が社会の公益のためにうまく還元される新しい資本主義を設計・実践することが必要である。それができるのは、日本だ。 ――
欧米で活躍する「日本一の事業家」原丈人と、「日本一の金庫番」金児昭が、資本主義から人生論まで縦横無尽に語り尽くした、体験的提言集。
---(原)私は、公益資本主義は現在の強欲資本主義よりもっと儲かると仕組みなんだとウォール街の人たちに話しています。公益資本主義の理論体系が確立した暁にはウォール街と共同で『公益資本主義インデックス』のようなものを開発しようと考えています。(本文27Pより)-他人が作ったルールに乗っかるより自分がルールを作ったほうがいいですよね。日本人にはその能力があると思います。既存のルールが正しいとは限りません。新しい資本主義の形を日本人が世界に先駆けて作ろうという気持ちのいいお話。
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*これからの未来が明るくなる一冊*
『世界で先頭に立つ勇気を持とう!!』
キャッチアップからフロントランナーへ
高齢化が加速する日本で求めるのは、物ではなく、美しい自然環境、食料の安定供給。年齢を重ねても新し いことが学べる教育の仕組み、自分に合った治療を安価に受けられる医療体制などの新しい仕組みや新しい社会だ。少子高齢化、低い食糧自給率、環境問題など、たくさんの難しい問題を抱える日本は『課題先進国』。しかし、世界に先駆けてその問題を解決すれば、世界になくてはならない国になれるはず。前例が多くない分野なので若い人たちにも多いにチャンスがある。自らが抱えている課題から逃げずに立ち向かえば得るものはとても大きい。ピンチに強い日本人が活躍する時代の到来だ!!将来に野望を持っている若者にぜひ、読んでほしいと東大の元総長の著者が言っている一冊。