アフリカ留学生日本語スピーチコンテスト
アフリカ留学生日本語スピーチコンテスト
日本全国から集まった参加者みんなでゾマホン大使と記念写真
2013年年2月9日(土)、東京・JICA国際会議場にてアフリカ留学生日本語スピーチコンテストが行われた。
ケニア共和国、スーダン共和国、ガボン共和国、カメルーン共和国、ジンバブエ共和国、モロッコ王国、コンゴ共和国、ケニア共和国の7ヶ国からの学生が参加。
インタビュースタイルのスピーチは印象的だった
小学校3年生の時に父親の仕事の関係で日本に来たKUDZAIさんは、国際教養大学に通うジンバブエ共和国からの留学生だ。ひときわ流暢な日本語を話す彼にお話を聞いたが、彼のような学生が楽しく学生生活を送れるように、日本の教育機関も受け入れの体制を整備する必要があると思う。彼は来日当時は、日本語が全くわからず大変苦労したようだが、サッカーを友達とするようになってから生活も一変したという。そんな、彼も大学生になり、英語の必要性を実感し、秋田の国際教養大学に通っている。「英語」と「スポーツ」がここでも国際人へのパスポートだ。
「日本への想い」を熱く、ユーモアを持って語ってくれた。「信頼できる」「みんなが自分の仕事をきちんと遂行する」「街がとてもきれい」「人がとても優しい」という賛辞の声、またもっと「外国人に開かれた社会になってほしいというこれからも課題も提唱された。
今回のスピーチコンテストは、ゾマホンD.Cルフィン氏、宮崎茂子氏、宍戸健一氏が審査員を務め、一般社団法人 日本経済団体連合会 共催 一般社団法人 日本学生会議所で行われた。
ユーモアたっぷりのスピーチで会場を沸かせ、最優秀賞を受賞したPATRICKさん
BEHUHUMA PATRICKさん(最優秀賞) 明治大学 コンゴ共和国
AHMED SEEDAHMEDさん(優秀賞) 東北大学 スーダン共和国
KATEDZA KUDZAIさん(優秀賞) 国際教養大学 ジンバブエ共和国
BEHRA MUSTAPHAさん(特別賞) 大阪大学 モロッコ王国
ETO MENYE LUC DEMAILLORさん 大阪大学 ガボン共和国
FOMO DESMONDさん 宮城大学 カメルーン共和国
WANJIRU MELISSAさん 筑波大学 ケニア共和国