明治神宮通訳ガイドがきっかけで、G20 youth summit サミットに参加して
G20 youth summit サミットに参加して
この6月に一週間ほど、G20首脳会談をモデルにしたG20 Youth Summitというユースによる国際会議(ロシア・サンクトペテルブルク)に日本代表として参加しました。実はこの大会に出るきっかけとなったのは、2月に明治神宮通訳ガイドでトルコ人の大学院生、Emre Cenkerを案内したことでした。彼は以前にこのサミットに参加したことがあり、ガイド中に『よかったら日本代表として出場してみないか』、と声をかけてくれました。
ロシアの本会議でEmreと再会し、ツーショット 初めて明治神宮で彼を案内した時の写真
この様な偶然のきっかけで参加した会議ではロシア政府の全面支援の下、20か国の代表とInternational Financial Architecture ReformとSustainable developmentについて熱い議論を繰り広げました。その成果は、最終声明文としてまとめられ、ロシアのプーチン大統領に手渡されました。大会の後半では、SPIEF(Saint Petersburg International Economic Forum)2013に参加し、その一つとしてプーチン大統領とドイツ・メルケル首相の本会議にも出席し、大変有意義な時間を過ごしました。
この会議で原発の安全利用やポスト京都議定書の強化など、日本代表として声明文に加えたい内容の多くを盛り込めましたが、まだ世界の若者に比べて重要な社会問題について自分なりの意見や解決策が乏しいように感じました。また自国の利益を主張するだけでなく、Global citizenの観点から意見を述べる必要性もあるように思いました。
今回のサミットを受けて世界のユースエンパワーメント強化を目の当たりにし、日本としても乗り遅れないようにしたいです。
来年のG20 Youth Summitはオーストラリアで開催されるので興味があれば応募してみてください。
文責:慶應義塾大学3年 谷口毅
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