20名が留学生インターンシップを修了 JPM留学生インターンシップ制度
20名が留学生インターンシップを修了
9月27日、JPM(公益財団法人 日本賃貸管理協会・日管協)の留学生インターンの修了発表会が東京・八重洲で行われた。
今回で4年目を迎える不動産業界での長期留学生インターンシップ。過去最高の20名が参加、修了報告会には東京近郊の16名が出席した。修了証書の授与の後、留学生と受けいれ企業担当者が組ごとでインターンシップの感想を述べた。
4週間、一日7時間勤務、朝礼に始まり、会議への参加、翻訳業務、業者訪問などの新入社員さながらの活動は大変だったと思う。また最後は、社長へのインタビューも経験。『経営者とは何か』を考える機会も得た。しかし、大変なのは留学生だけではない。負担は、企業の担当者も同じである。留学生の思いを汲みながら、お互いにメリットになることを探す。この経験が将来企業側にも必ず生きてくるはずだ。お互いに有意義なインターンシップにしようという思いが、留学生と担当者の距離を近づけていく。
久しぶりの再会に興奮を隠せない学生も多かった。おそらく、学校の先生以外でこれほど日本人に親密に関わったことはなかったのでないか。兄さん、姉さんの様に慕っている学生もいた。東京では2020年のオリンピックも決定し、不動産業界にもいい影響が出ているという。また、円安に伴い来日する外国人も増えている。しかし、追い風の吹くこの業界で活躍している外国人は多いとはいえない。留学生にとっては、専門性が身につき、将来独立の可能性が高い不動産業界はとても有望な業界だ。これからも、この20名には注目していきたい。
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