在日外国人と日本人がひとつになった第6回国際紅白歌合戦
在日外国人と日本人がひとつになった国際紅白歌合戦
観光庁などが後援する国際紅白歌合戦が今年も、2016年10月10日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた。
スコーラ スコーラ オプション(日系ブラジル人学校) 国際交流団体 CKC Dance Network
MARIA MORALES(ペルー)
ALLAN (サウジアラビア)
今年で6年目を迎えるが年々、参加する顔ぶれも国際色豊かになってきた。オリンピックで盛り上がる、日系ブラジル人の学校の生徒たち、ペルー、サウジアラビアなどの留学生を応援しようと多くの仲間も駆けつけ、その様子をブラジルのテレビ局も撮影していた。
Krisna erika leonor (フィリピン)
廣瀬エミリー(日本・フィリピン)
インドネシア留学生会バンド 「Khatulistiwa(カトゥリスティワ)」
7カ国の大使、及び大使館関係者もイベントに華を添え、将来の高齢化社会にはなくてはならない医療機関に従事するフィリピンやインドネシアの人たちも3組が出演を果たした。
中国語関係では、在日中国朝鮮族の子供たちが、英語、韓国語、中国語、日本語で歌ったが、場の雰囲気に感動して、泣き出してしまう子供もいて、会場も歌の持つ力を再認識し、子供のような純粋な気持ちが広がった瞬間だった。
そして、『人類皆兄弟』というチームも昨年同様に登場した。このチームは、中国語圏の参加者と中国語を学んでいる日本人の混声グループ。50名近いメンバーで、何度も練習を重ね、本番を迎えた。今年も嗜好を凝らしたステージで、会場を沸かしたパフォーマンスは、BEST PERFORMANCE賞に結びついた。中国語圏の人たちと、日本人のコラボレーションがとても楽しく表現されていた。
観光庁長官賞に輝いたのは、なんと16歳の日系ブラジル人女性、芥川マージョリーさん。歌は大好きで、日系ブラジル人の人たちの前では、歌ったことはあるが、大ホールで歌う経験はなかった。日系ブラジル人がたくさん住む群馬県大泉町、茨城県常総市の友達と喜びを分かち合った。
在日外国人と日本人がひとつになった第6回国際紅白歌合戦-2 に続く
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