2024/11/18 22:53

第8回 国際紅白歌合戦 東京開催 10月20日 2

イベント

10月20日東京開催のご報告
約500名の人たちが参加し、第8回目の国際紅白歌合戦が東京オリンピックセンターで行われた。


今年は、バリ、セブ開催からそれぞれ優勝者を日本に招待したが、イベント後も、学生通訳ボランテイアガイド(2009年設立)の案内で明治神宮の観光案内を体験した後、原宿、渋谷を観光。国際紅白歌合戦の仲間として、『バリ』『セブ』『東京』間での交流も見えてきた。実際、セブ代表のジョネールさん(27歳)は来年は、個人的に日本に来て、参加者をサポートするボランテイアをしたいと申し出てくれた。バリ代表のケーシャさんも個人レッスンをしている音楽プロデューサーを紹介してくれた。

特別ゲストは、外国人初のアフリカの民族楽器ニャテイテイ奏者、アニャンゴ(NHK国際放送スワヒリ語ナビゲーター、日本ケニア文化親善大使)を迎え、アフリカンスタイルのソーラン節(ニャティティソーラン)グループも総勢100名で長野から参加、なじみやすいリズムで今後は海外開催も含め国際紅白歌合戦の定番ダンスとすることになった。すでにこのソーランは、多くの小中学校の運動会などで踊られている。


東京スクールオブミュージックの高校生アイドグループに始まり、日本生まれの在日中国朝鮮族の子供たちの
ダンス、中国語勉強会から派生した多国籍グループ、K-POP DANCE UNITなどの熱演

國學院大學應援團も初参加。ブラスバント、チアリーディング、リーダー部の編成で、紅組、白組にエールを送った。外国人の参加者のみならず、日本の若者にもとても好評だった。

ベトナム人留学生3人組も興奮しながら舞台に立ったが、その後、NHK国際放送のインタビューもあり、彼女たちにも忘れられない経験になったようだった。その他、フィリピン、台湾、インドネシアなどの男女も自慢の歌声を披露した。

JOYSOUNDの「うたスキ動画」からは、日本人のカラオケ好き3組が参加。英語で歌を披露したが、全国各地で、「うたスキ動画」の仲間が集まった『オフ会』をしているようだが、外国語で歌う人たちがその歌を披露する場があまりないようで、今回の3組の出場は、「うたスキ動画」仲間で大きな話題になりそうと出演者は語った。

今回は、KIMONO SHOWはなかったが、『5分で着れる着物』の試着コーナーは大人気で、
イベント終了後も、着付けを希望する留学生、外国人でにぎわった。

SOUSEI WORLD賞には、コンゴ人と日本人の両親を持つ、太宰鶴恵さん、グルーバルトラストネットワークス賞には、廣瀬エミリーさん(フィリピン人の母・日本人の父)が受賞した。最近の傾向として、彼女たちのような2つの文化を持つ参加者が増えており、国際紅白歌合戦が彼らにとっても居心地のいい場所になっていることが感じられた。

観光庁長官賞をとったのは、14歳のバリの代表のケーシャ・クラウディアさん。お母さんと一緒に来日したが、
すべてが夢のようだと話してくれた。彼女は、インドネシア国内で数々のジュニアのコンテストで入賞しているが、日本語で歌うのは初めて。2か月間発音の練習を自分でして今回、参加した。
副賞は、富士桜高原ビールセットが送られた。


来年2019年は、バリ、セブ、東京に加えて、ベトナム・ダナンでも開催予定。