2024/12/20 00:47

国際紅白歌合戦サンパウロ選考会で代表に選ばれた、平間パウラさんにインタビュー

イベント

大阪NANIWA会館にて、6月1日に行われた『国際紅白歌合戦サンパウロ選考会』で代表に選ばれた、平間パウラさんにインタビュー

パウラさんは、サンパウロ総合大学言語聴覚学部を卒業し、現在は言語聴覚士として働く24歳。

3歳からカラオケを習い、カラオケを通して日本の文化に興味を持つ。亡くなったおじいちゃんの影響もあり、日本舞踊や和太鼓も習得した。

ブラジルでは、カラオケ大会は、多くの日系人の生活には、なくてらならないものになっているが、その大会で、歌われる曲は、日本語のものがほとんどという。日本語が話せない3世、4世の人たちの参加者も多いが、日本語の演歌や歌謡曲の歌詞から日本語を学ぶということだった。

言語聴覚士として、福祉関連の仕事についているパメラさんは、歌うことが大好きで、英語のカラオケ大会に出たり、母校の日本語学校でのイベントで歌を披露したりもしている。

(Heal the World を日本語と英語、ポルトガル語で妹と一緒に歌うパウラさん)

歌を通して、いろんな人が喜んでくれることがしたい。常に親がおしえてくれたことを守りながら新しいことを学び挑戦して行きたいと話してくれた。

日本には、16歳の時に、JICAが運営する、日系人の高校生リーダー研修で、横浜や広島にきたことがあるが、大阪は初めてで、第12回国際紅白歌合戦の参加、大阪観光などもとっても楽しみにしていると話してくれた。

*言語聴覚士とは、言語障害(失語症、構音障害、高次脳機能障害)や聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など、ことばによるコミュニケーションの問題に関わる専門家。