第12回国際紅白歌合戦が11月17日に開催されました。その3
今回は、ブラジルのサンパウロでも、日系人カラオケ協会の協力で、6月にインドネシアでも選考会が行わ
れ、代表として来日した、平間パウラさんが大阪観光局理事長賞に選ばれた。インドネシア選考会で選ばれ
た、医療関連大学に通うインドネシア学生、ポルトさんと、アマービレさんも入賞した。
前年に続いて、インドネシアの大学生も多くの参加者やボランテイアと楽しく交流し、インドネシアの保健省に
も、日本社会が医療人材を暖かく迎えいれる準備があるということが報告された。
国際紅白歌合戦のインドネシアでの選考会をサポートした、現地の春山代表(㈱HNI)によると、世界各国で
介護や看護の人材獲得合戦は厳しさを増し、ドイツやサウジアラビアなとと比べると、円安で日本の魅力は相
対的に落ちている。しかし、日本はしっかりとした受け入れ態勢、暖かく迎える雰囲気を作っていると訴えた。
また、サンパウロの日系人カラオケ団体のエビハラ氏によると、約10万人以上がカラオケクラブに属して、日
常的にカラオケを楽しんでおり、サンパウロでも毎週どこかで、カラオケ大会が開かれているという。来年は、
日本とブラジルの国交130周年の記念の年でもあり、大阪関西万博の開催も相まって、多くの日系人が来阪
するであろうという話であった。来年も、大阪市とサンパウロ市の姉妹都市交流プログラムを利用して、サン
パウロで予選会を行い、代表を大阪に招待する予定だ。
運営ボランテイアは、今回も前回同様に、高校生、大学生のボランテイアが中心になって、イベントをサポート
した。普段は大阪城・豊国神社で英語で観光案内をしている学生6名と大阪公立大ボランティアセンターの日
本人7名も参加してくれたが、ボランテイアの合間に写真を撮ったり、言葉を掛け合ったりしながら、国際交流
やイベントを協力して作っていく楽しさ、大変さを体験した。
大阪公立大ボランテイアセンターの学生たちも国際交流のイベントを支える楽しさを体験して、来年もぜひ、
ボランテイアの中心として活動したいと感想を述べてくれた。
通訳ボランテイアの6名の学生は、当日は司会のアシスタントをしたり、参加者の日本語・英語のインタビュー
も担当した。
今後は、参加したメンバー、ボランテイアとも定期的に、交流を深め、物理的な距離を縮める取り組みを進
め、国際紅白歌合戦のコミュニティーを来年に向けてオンライン上で作って行く予定。
箕面FM816 オンガクノススメ 11/15 https://fm.minoh.net/program/onsusu/
Dellows News 生活情報メディア (インタビュー記事) https://news.dellows.jp/60713/
にほんごぷらっと・日本語教育・行政専門メディア (インタビュー記事)
在日プロトガル語メディア、『Alternativa』 でも以下の関連の記事が掲載された。