第六回中国人の日本語作文コンクール各賞決定
第六回中国人の
日本語作文コンクール各賞決定
第五回中国人の日本語作文コンクール表彰式の写真。
日本僑報社提供
10月25日、日本僑報社日中交流研究所が主催する「第六回中国人の日本語作文コンクール」の入賞者名簿を発表した。
10月25日、日本僑報社日中交流研究所が主催する「第六回中国人の日本語作文コンクール」の入賞者名簿を発表した。最優秀賞である日本大使賞は西安交通大学日本語科三年生の関欣さんが受賞した。
この度の日本語作文コンクールは、日本僑報社日中交流研究所が主催するもので、在中国日本大使館、人民日報社人民網、中日友好協会、社団法人日中協会など日中友好7団体が後援している。締め切り日の5月31日までに届いた2194通の応募は、中国国内の24の省、市、区、106の学校、26社の企業(個人)に及んだ。
日本僑報社では50篇以上の応募作文があった大学に“園丁賞”を授与し5万元分に相当する書籍を贈呈。その中でさらに100篇以上の応募があった大学には10万元分に相当する書籍を贈呈した。
紹介によると、最優秀賞を受賞した関欣さん以外にも、長春理工大学の劉美麟さん、中国伝媒大学の陳昭さん、北京外国語大学の李欣昱さん、東北育才大学の碩騰さん、また社会人の部から上海大和衡器有限会社の安容実さんが一等賞を受賞した。
この「中国人の日本語作文コンクール」が始まったのは2005年、今年で6回目を迎える。毎回日中両国の百以上の大学、数十社以上の企業から2000篇近い応募が寄せられる。このコンクールでは受賞者が選出されると同時に、受賞作は作品集にまとめられ、日本僑報社から出版される。これまでに出版された5冊のコンクール受賞作品集は、出版後日中両国で大きな反響を呼んだ。とくに『壁を取り除きたい』は朝日新聞の書評委員により2006年の「お薦め 今年の3点」の一つに選ばれた。
日本僑報社及び日中交流研究所は、この日中作文コンクールを開催する傍ら、2007年に日本で初めてとなる“日曜漢語角”の活動を開始。翌年“日中翻訳学院”を開設、2009年 には“池袋日語角”も始まった。今年に入り中国日語角同盟も結ばれ、中国語を学習する日本人と、日本語を学習する中国人にとって非常に大きな手助けとなっ ている。とくに“日曜漢語角”はすでに日中民間交流の重要な場として広く知られていて、作文コンクールと対を成す大きな存在である。
第六回中国人の日本語作文コンクールの受賞作品集は11月末に東京で出版される予定、授賞式は12月18日に北京での開催を予定している。
日本僑報社ニュースより