英語で笑いを取って注目度アップを目指そう!!
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英語とコミュニケーションスキルを磨く英語落語教室が今人気!!
上方の人気落語家、故桂枝雀師が1980年代に始めて注目が集まった英語落語
。元々落語ファンであった須藤達也氏(神田外大講師)は、枝雀師の影響を受け英語落語に興味を持ち、プロの通訳・翻訳者として働くかたわら、4年前に関東で唯一英語落語を学べる教室を開講した。
生徒は小学生、会社員、外国人と多種多様で、英語のレベルもまちまち。クラスは英楽氏の作った英語落語のオリジナル台本などを元にそれぞれが台本を覚え、みんなの前で発表するスタイルだ。
(鹿鳴家つく音さんと鹿鳴家壱円さん)
その生徒さんの発表を見ながら鹿鳴家[かなりや]英楽氏(須藤氏の高座名)が気になったところを説明していく形でクラスは進む。6ヶ月に一度、全員が一般聴衆の前で、英語落語を発表するという明確な目標があるので、適度の緊張感を持って学べ、好きな落語を楽しみながら英語の勉強が出来ると評判は上々だ。人前で話すのが苦手な人や英会話に自信がなくても演じることを楽しめると壱円さんとつく音さんはうれしそうに話してくれた。
英楽先生によると、英語落語には、「訳す楽しみ」と「演じる楽しみ」があるという。例えば、幽霊といえば、日本では足が無い幽霊を想像するが、外国語にする場合はそれも別に説明をする必要があるし、日本語のだじゃれなどを英語で表現するにも限界がある。しかし、この英訳の作業は、日本文化を外国人にもわかり易く紹介することでもあるので、とても大切で挑戦しがいのある作業だ。また「演じる楽しみ」は、英語上級者が聴衆に受ける落語が出来るとは限らないことだ。演じるには、「表現力」が必要だ。落語独自の表現方法なども学び、英語はあまりうまくなくても落語は英楽氏が舌を巻くほど上達した者もいるという。
ESSなど英語関連のサークルはたくさんあるが、一般聴衆の前で発表をすることは余り無いと思う。どうせなら、「表現力」も身につく英語落語に挑戦してみるものいいかもしれない。
取材をした加藤さんと
スチントヤさんと英楽先生(中央)
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キャナリー英語落語教室
連絡先 kanariya.eiraku@gmail.com 090-2909-3796
http://www.justmystage.com/home/eiraku/sub1.html (公式HP)
講師:鹿鳴家英楽(須藤達也氏)
上智大学卒業 テンプル大学大学院卒業
神田外語大学講師 キャナリー落語教室主宰
参考情報
http://www.jica.go.jp/tokyo/topics/2009/100318.html
http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/report487.html
http://www.elec.or.jp/salon/pdf/rakugo.pdf
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2009/guide/list/2008/CK2008062702000187.html
http://www.jsthouse.com/news/forum/94th.pdf
http://www.jsthouse.com/news/forum/104th.pdf