ST.PATRICK DAY IN OMOTESANDO
アイルランド最大のお祭りが東京で
3月14日、東京表参道に約3万人が思い思いのファッションで集まった。
アイルランドにキリスト教を伝えたといわれる聖人セントパトリックの命日を記念して行われるセントパトリックデーのお祭りだ。体のどこかに緑色の物を身に付ければ、あとは自分のスタイルでだれもが好きに楽しめるのがアイリッシュスタイル。
アイルランド系の住民が多く住むアメリカから初まったこのお祭りは、日本、オーストラリア、カナダ、イギリスでもその自由な雰囲気が多くの『アイリッシュ』な人たちを集めている。世界で一番フレンドリーといわれるアイルランド人気質が独特の雰囲気を作り、日本人でもだれでもこの日ばかりは、『アイリッシュ』だ。
バグパイプの演奏も
アイルランドはとても親日的な国だ
ワンちゃん達も楽しんでいました
セントパトリックデーに関してはこのホームページをチェック
http://www.inj.or.jp/index.html
アイルランドを知れば日本がわかる
悲惨な歴史を乗り越え、小国ゆえの正義感と世界一といわれるホスピタリティーで
存在感を示す男前な国『愛蘭土(アイルランド)』を知ろう!!
著者 林景一 (元アイルランド大使、現内閣官房副長官補)
出版:角川グループパブリッシング
ビートルズの3人、ケネディ・レーガンなどのアメリカ歴代大統領もアイリッシュだった。
『オバマほどアイリッシュな奴はいない』『中村選手のいるセルティックFCのユニフォームはなぜ緑色か』など、興味の沸く話がいっぱい詰まった元アイルランド大使が書いた良書。アイルランドの人口はわずか440万だが、アメリカには約4000万人、全世界で約7000万人のアイリシュ系の人たちが暮らす。アメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリスでも盛大に行われるアイリッシュ最大のお祭り、セントパトリックデーも彼らアイリッシュの人たちの移民民族ゆえの民族意識の高さを物語っている。『背伸びしてでも弱気を助ける正義感』や『世界に出かけ、世界から迎え入れることで繁栄できることを信念とする社会』など、アイルランドのことを知りながら日本人としてのあり方も考えさせられるおすすめの1冊。
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