世界中に親戚を作ろう!!
明治神宮での観光勉強会の後、専門の講師を迎えて観光についてのセミナーが行われた。
今回は、地域体験サイト『チキタビ』を運営する株式会社アイーダの岩崎社長に、学生時代の旅行体験談も交えて、日本の地域の魅力についてお話を聞いた。
今回は、地域体験サイト『チキタビ』を運営する株式会社アイーダの岩崎社長に、学生時代の旅行体験談も交えて、日本の地域の魅力についてお話を聞いた。
学生時代は海外を放浪
学生時代はとにかく、いろいろなことを経験しようと海外を放浪した。貧乏旅行だったが、見知らぬ土地でさまざまな人たちに出会い、助けてもらいながら、数々の貴重な体験をした。帰国後、海外旅行の情報誌の記者として多いときには、年間300日ほどを海外で過ごすというような生活を送っていた。そしてあっという間に20年がたった。
どうして地域体験サイト『チキタビ』を立ち上げたか
日本の地域を旅していると、都会では体験しにくい魅力的なプログラムがたくさんあることがわかった。しかし、その情報が地域ごとにバラバラに発信され、一般の人たちにうまく届いていない。それなら、全国レベルで情報を集めてサイトを作ろう。きっとみんなが喜ぶはずだ。そういう思いで『チキタビ』をスタートした。
体験プログラムの多くは無料で、恐竜の化石を掘ったりするような人気のプログラムも数百円の参加費で体験できる。おいしい食事やすばらしい景色も、もちろん旅行の楽しさであるが、『地域の人たちとの触れ合い』にこそ気持ちを豊かにしてくれる旅の醍醐味があるのではないかと思う。
日本中、世界中に親戚を作ろう!!
沖縄に伊江島という小さな島がある。今その島を都会の子供たちが修学旅行で訪れ、一般の島民の家に民泊して島の生活を家族の一員として体験している。生活習慣の違う島でのシンプルな生活。
しかも生徒たちを受け入れるのはほとんどが年配者だ。しかし、生徒たちも島のおばあちゃんやおじいしゃんたちの素朴な暖かさに触れるうち、次第に心を開き、旅行の最終日には世話になった人たちとの別れを惜しみ、泣き出す生徒もいる。普段とは違う環境で人の思いやりに触れることで生徒たちの態度も変わっていく。卒業後、懐かしくなって、まるで田舎に帰ってくるような感覚で突然島をたずねて来る子もいるという。人は本当の思いやりにふれると心を開く。
(講義の後はみんなでデスカッション)
みんなもこの夏は実家に帰る人も多いだろう。また旅に出かけたりする人もいるだろう。ひとり旅もいいが、友達を自分のふるさとに案内してみるとか、知らない土地で地元の人たちと触れ合う旅をするのもいいと思う。その時に留学生を誘ってあげるとお互い本当のいい友達になれると思う。そして、将来はその留学生の国を訪問してみよう。
必ず、家族の一員のように大歓迎してくれるはずだ。時間のあるうちに日本中、世界中を旅していろいろな土地に『親戚』を作ろう。そんな旅でのふれあいは感性を豊かにし、一生忘れられない貴重な財産になるだろう。
学生時代はとにかく、いろいろなことを経験しようと海外を放浪した。貧乏旅行だったが、見知らぬ土地でさまざまな人たちに出会い、助けてもらいながら、数々の貴重な体験をした。帰国後、海外旅行の情報誌の記者として多いときには、年間300日ほどを海外で過ごすというような生活を送っていた。そしてあっという間に20年がたった。
どうして地域体験サイト『チキタビ』を立ち上げたか
日本の地域を旅していると、都会では体験しにくい魅力的なプログラムがたくさんあることがわかった。しかし、その情報が地域ごとにバラバラに発信され、一般の人たちにうまく届いていない。それなら、全国レベルで情報を集めてサイトを作ろう。きっとみんなが喜ぶはずだ。そういう思いで『チキタビ』をスタートした。
体験プログラムの多くは無料で、恐竜の化石を掘ったりするような人気のプログラムも数百円の参加費で体験できる。おいしい食事やすばらしい景色も、もちろん旅行の楽しさであるが、『地域の人たちとの触れ合い』にこそ気持ちを豊かにしてくれる旅の醍醐味があるのではないかと思う。
日本中、世界中に親戚を作ろう!!
沖縄に伊江島という小さな島がある。今その島を都会の子供たちが修学旅行で訪れ、一般の島民の家に民泊して島の生活を家族の一員として体験している。生活習慣の違う島でのシンプルな生活。
しかも生徒たちを受け入れるのはほとんどが年配者だ。しかし、生徒たちも島のおばあちゃんやおじいしゃんたちの素朴な暖かさに触れるうち、次第に心を開き、旅行の最終日には世話になった人たちとの別れを惜しみ、泣き出す生徒もいる。普段とは違う環境で人の思いやりに触れることで生徒たちの態度も変わっていく。卒業後、懐かしくなって、まるで田舎に帰ってくるような感覚で突然島をたずねて来る子もいるという。人は本当の思いやりにふれると心を開く。
(講義の後はみんなでデスカッション)
みんなもこの夏は実家に帰る人も多いだろう。また旅に出かけたりする人もいるだろう。ひとり旅もいいが、友達を自分のふるさとに案内してみるとか、知らない土地で地元の人たちと触れ合う旅をするのもいいと思う。その時に留学生を誘ってあげるとお互い本当のいい友達になれると思う。そして、将来はその留学生の国を訪問してみよう。
必ず、家族の一員のように大歓迎してくれるはずだ。時間のあるうちに日本中、世界中を旅していろいろな土地に『親戚』を作ろう。そんな旅でのふれあいは感性を豊かにし、一生忘れられない貴重な財産になるだろう。
地域体験情報サイト チキタビ
チキタビ・・・全国14000件以上の地域体験情報を掲載。
その多くがなんと無料のプログラムだ。
お金をかけずに貴重な体験情報が見つかる『チキタビ』
この夏早速、使ってみよう!!
岩崎徹氏プロフィール:
株式会社アイーダ 代表取締役社長兼CEO
1965年生。早稲田稲田大学文学部卒業。出版にて雑誌記者、編集者を経て独立。旅行雑誌などで編集長を歴任。06年に株式会社電通初の旅行EC会社の創業で初代社長に就任。07年に、地域活性化事業を行うため株式会社アイーダを設立。海外約100ヵ国・地域を訪れるなど豊富な経験と地域活性化の情熱で日本を駆けまわる。著書に「美味しい韓国」(NHK出版)「ヨーロッパ鉄道の旅」(ダイヤモンド社)など。