環境問題解決の最後の切り札!! 深井利春氏 創生水開発者 創生ワールド代表
洗剤・シャンプー・農薬を不要のものとし、油と混ざり燃えることで化石燃料の削減、排出ガスの低害化までやってのける奇跡の水、『創生水』!!
天才は1%のひらめきと99%の努力からなる (トーマス・エジソン)
Genius is one percent inspiration and ninety-nine percent perspiration.
( Thomas A. Edison)
Genius is one percent inspiration and ninety-nine percent perspiration.
( Thomas A. Edison)
《2010年4月29日には、第14回目を迎える
創生水全国交流会を大勢の韓国の大学関係者を迎えて開催。》
身体のほとんどは、水でできているといわれている。ある調査によると、血液の83%、脳の79%、筋肉の83%は水分だそうだ。しかし、近年化学物質による水の汚染が世界的な大きな問題になっているが、その根本的な解決方法がまだ見つかっていない。しかし、その問題に20年以上前から、使命感を持って取り組んでいる日本人が作った水、『創生水』が中国、韓国、台湾、カナダ、ドイツなどの政府あるいは関係機関などで大きな注目を浴びている。特に中国、韓国では数々の国家を挙げた環境対策プロジェクトでの共同事業や研究協力の要請が来ている。創生水開発者、深井氏の水の研究を長年続けた結果が数々の奇跡を生んでいる。創生水に掛けるその思いをお聞きした。インタビューするのは、創生水が韓国で注目を浴びるきっかけとなった、韓国テハンの重油流出事故の現場でボランテイアをしたハム・ドンスさんです。
《深井社長とインタビューする韓国人学生ハムさん》
Q:どうして、洗剤をなくす水にこだわるのですか?
A:私は、ホテルやレストランの経営をしていましたが、ある日、その近くを流れる千曲川で多量の洗剤の泡を目にしました。その泡はまさしく、私の経営するレストランやホテルから流れてきているものでした。そのとき、亡き父の言葉を思い出したのです。「自然と人間は一体だ。川を汚せば人間の血液が汚れ、必ず人間は病気になる。だから川を汚してはいけない」その時、私は直感しました。「今、流れている洗剤は必ず私たちに帰ってくる」と。「洗剤をなくさないと人類が皆病気になる。でも、いったい自分に何ができるだろう」そんな悩みが頭から離れずに、三年間近く悩み続けましたが、父の言葉がどうしても忘れられず、全ての事業を清算して、私の洗剤への挑戦の日が始まりました。まずは洗剤の毒性を調べ始めました。水槽の中に魚を入れて、洗剤をたらすと、すごい勢いで暴れだし、やがて死んでしまいます。魚たちがもだえ苦しむものを、平気で使っていた現実を見て、必ず洗剤をなくしてやると決意を固めました。
Q:私財を投じて、創生水の開発に成功するまで約8年間。あきらめずに日々研究を続けられた理由はなんですか?その経緯とともにお聞かせください。
A:父の教育の影響が大きいと思います。今も、忘れられない思い出があります。ある日父は、分解された自動車のキャブレターを指さして、「これを元に戻せ」と私に命じました。私が「そんなことできるはずがないだろう。そんなことは、修理屋に頼めばいいことだ。」と反抗したら、「もともと人間が作ったものだ、人間に直せないはずがない」と、どうしても直すようにと言うのです。私は、どうして直したらいいのか見当もつかず、途方にくれましたが、有無をいわさない父の態度に、本当に自分でやらなくてはならないのだと覚悟しました。そして、泣きながら懸命に組み立てに没頭しました。その間、家にも入れてもらえず、結局、三昼夜かかったのですが、このとき私は、「やってやれないことはない」ということを学びました。そんな厳しい父でしたが、町の人からはとても尊敬されていました。父は何かあるたび「自分の畑に水を引くな、人の畑に水を引け」と、私に言い聞かせました。創生水を作るきっかけになったのもそんな教えの中にありました。
《油に混ざり汚れを落とす創生水》
《こびり付いた汚れも落とす創生水》
《ついに完成した創生水生成器》
しかし、現実的には思いはあっても、素人の私に洗剤の代わりになるものなど、どう作っていいのか見当もつきません。研究のかたわら、合成洗剤追放運動などにも参加したこともありましたが、反対をしていても現状はかわらないと思い、洗剤に代わるものを開発しようと決心しました。いろんな人たちに助言をもらいながら、自分で本を読み漁るうちに、私が着目したのは水でした。祖母の世代の人たちの話で、昔は川で洗剤など使わなくとも洗濯が出来ていたという話を聞いたからです。それなら、水を本来あった姿に戻せばいいのではと考えました。しかし、研究には大変な費用がかかり、事業を売却して得た1億以上の資金も底をつき、もはやそれまでと思ったときに、不動産事業を営む友人が四千万円ものお金を私の夢に投資してくれたのです。世の中は、バブル経済の真只中、先の見えない研究をしている私に投資してくれたことには本当に感謝しています。それからは、また寝食を忘れて、研究に没頭しました。私は自然界で起こっている現象を再現するイメージで研究を進めていきました。亡き父の言葉を胸に、また私たちが汚した川を元にもどさなければという気持ちもあり、黙々と何万回という実験を続けていきました。何度となく起こった奇跡的な発見もあり、少しずつ理想の形に近づいていきました。ある日、たまたま新聞で見た縄文時代に多量に使われていた黒曜石の記事を読み、これだと直感し、黒曜石を研究。そしてついに、洗剤の代わりになって、体にもとてもいい『原始の水』、創生水が誕生しました。
《毎日新聞で取り上げられた記事》
Q:日本でがんばる留学生や外国人、また日本の若者たちにも望むことは何ですか?
A: 環境を守ることに国境はありません。2007年の韓国のテハンでの重油流出事故にハムさんも参加したようですが、私たちも日本から創生水の生成器を持ち込んで、沿岸の石にこびり付いた重油の除去作業をしました。創生水を使うと簡単に水と油が分離するので作業が進みとても喜ばれ、韓国のKBS放送でも取り上げられました。しかし、海はつながっていますので、この様な事故も韓国だけの問題ではありません。世界中の人たちが、地球を守るために国を超えた活動をする必要があると思います。
創生水は、今まで不可能と思われたことを可能にする『本来の水の力』を引き出すことに成功しました。美容、クリーニング、飲食、温泉、農業、医療、エネルギーとそれぞれの産業を『創生水』を使って、自然環境にやさしい新産業に作り変える可能性すら秘めています。元素番号の1番は、水素ですよね。環境問題は、水を本来の形に戻せば、必ず解決します。人間も動物も植物も土も空気もすべては水の要素で成り立っています。
創生水を使った化学薬品を一切使わないクリーニング技術を開発
《創生水全国交流会でスタッフの人たちも熱演》
創生水は、土も還元して本来の状態に戻そうとします。そのことにより微生物が生き返り、
農薬のいらない農業も可能になります。また、大変な重油流出事故のあった福井や韓国のテハンで海が真っ黒になった後でも、創生水をまいた海岸は微生物が活発に活動して翌年には海草でいっぱいになり魚が戻って来たのです。つまり汚染された海も創生水で再生が可能なのです。重油流出といえば、メキシコ湾で今大騒ぎになっていますが、私たちもお手伝いに行く準備を進めています。韓国でも日本でも、重油流出事故の際、多くの若者がボランテイアで活躍しました。
ここにいるハム君のように、世界中の若者がもっと地球環境を大切に考える意識が芽生えれば、世界はいい形でつながり人間だけでなく、動物も植物も住み良い地球になると思います。
「いただきます」や「ご馳走様」というのは、作った人に対してだけではなく食物の命に対してもいう言葉です。また、日本には古くから自然に感謝をする文化があります。漢字にもヒントがありまよ。「海」という漢字は「水は人の母」と指しているように見えませんか?水を汚すことは、生命の母を汚すことになると思います。水をきたなくすることを「汚す」と書くのです。何かを洗うために、水に有害物質を混ぜることが、「汚す」行為です。そして、「洗う」という字は「水が先」と書きます。「洗う」ためには、水が一番大切だと教えています。皆さんもそういう気持ちで水の大切さをよく理解して日々生活をしてください。
韓国 ハム・ドンスさん ( 韓信 大学校 2010年春 卒業)
2007年、韓国テハンでの重油流出事故現場でのボランテイアを経験。石ひとつ洗うのにも大変な苦労をする状態で活動していた。その悪影響から活動後に重油の影響で入院した友人もいたという。
インタビューを終えた感想 AFTER INTERVIEW
創生ワールド株式会社の深井利春社長と直接会って、いろんな話を聞いてほんとうに勉強になりました。結局、人間が生き続けるためには環境が第一大切だと思いました。どんどん環境が悪くなっていく今の状況で、社長のような方が、韓国テハンでの重油流出事故の時のボランテイア活動のように、地球環境を守る番人として活躍しているのを知り少し安心しました。みんながもっと環境について真剣に考えるべきではないかと思います。
創生水の生みの親 深井利春氏
福井沖重油流出事故現場でボランテイアの人たちと
深井利春 代表 プロフィール環境NGO『CWWI』(クリーン・ウォーター・ワールド・イニシアティブ)代表。創生ワールド(株)・深井環境研究所㈱ 代表。著書[topic:editor_創生水1001_ja 『洗剤が消える日』]が、日本語、中国語でも出版された。水質汚染・土壌汚染の問題が深刻な中国や韓国で、政府レベルでも今最も注目されている人物の一人だ。
創生ワールド
深井環境研究所