2024/12/20 02:54

幸せになる国際結婚のすすめ

国際人
アメリカでの子育て その1 出産
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アメリカでは、産後二週間もしていない赤ん坊を連れてショッピングに来たりする若いお母さんがいたりしてびっくりしたものです。出産費用がとても高いので、出産しても1〜2泊しか産院においてもらえないと聞いていましたので、私達は出産の前に日本にかえって来て、出産、育児を日本でする事にしました。夫は、アメリカにいれば英語しか話せない子どもになってしまうだろうから、バイリンガルに育てるには日本の方が良いと言う考えでしたので、それが日本で子育てをしようと決めた一番の理由でした。始めの頃は年に二度程里帰り(アメリカへ)していましたので、育児は日本とアメリカにまたがってまさしく多文化なものとなりました。

産湯(産湯)と言う習慣はアメリカにはありません。産後のお手伝いに来た私の姉や母が、食卓の上に置いたベビーバスで、赤ん坊を丁寧に丁寧に楽しそうに洗ってあげるのを毎日興味深げに見ていた夫は、そのうちにすっかり覚えてしてしまいました。
「最初の三ヶ月は一日も欠かさずに洗ってあげてよ。」と私の母に言われた夫は、三ヶ月どころか、その後生まれた弟達も含めて四人の息子を一人ずつ毎晩丁寧に洗ってあげる習慣をそれから続けて、その仕事は誰にもゆずらず、何年もの間父子の絆を作る道具としてしまいました。ひとり一人がシャワーを浴びるアメリカの文化には無い、親子で湯船を楽しむと言う事が何とも言えない喜びだったのでしょう。今ではすっかりテイーンエイジャーになってしまった息子たちとも、「毎晩欠かさずお風呂に入れてあげた思い出」は薄れる事無く父子の良い関係を保つ要因になっているようです。

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特定非営利活動法人 多文化家庭支援センター
王禅寺事務所:川崎市麻生区王禅寺西8−12−30

お問い合わせ whitehouse@y3.dion.ne.jp (事務局長 エインズワース 千明)
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幸せになる「国際結婚」のすすめ


本当に幸せな結婚とは?


家族の思想
儒教的死生観の果実

加地伸行著《立命館大学教授》
血と生命の連続を核とする儒教的死生観こそ日本人の原感覚である、
という立場から、現代の家族をめぐる諸問題を明快に解きほぐす。
『儒教とは何か』『儒教沈黙の宗教』などの著書があり、独自の儒教研究で名高い著者が、祖先からの血の連続・生命の連続に最大の価値をおく儒教的死生観こそが、日本人の家族の思想の根本であり、日本人の拠り所とすべき精神であると論ずる。