2024/12/20 02:47

日本のお年寄りの力になりたい

国際人
%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E5%91%82%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%81%95%E3%82%93.JPG

文化外国語専門学校 呂エイさん(左) 
右は一緒に翻訳のボランティアをしている
台湾のアニメ友達の魏鈺霞 (ギ・カスミ)さん
中国語への翻訳のボランティアをしてくれている呂エイさん。元々日本に来た目的は介護の仕事をしたいと思ったからだ。日本人のまじめに働く姿に感銘を受け、また人生経験が多い日本のお年寄りと話をするのが大好きだという。夢は介護の仕事をしながら、お年寄りの心の支えなることだ。また、コスプレやアニメも楽しみながら、日本のいいところを中国に伝えたいという。日本のアニメは愛と正義を描いているものが多く、日本人が誇りにしていいものだと考えている。
昼間は専門学校で通訳・翻訳の勉強ををしているが、夜はアルバイトをしながら、ヘルパー2級取得のための講習も受けている。今彼女の一番の悩みは、現在の留学生という立場では、いくら望んでも日本で介護の仕事につくのが難しいことだ。いろいろな人たちにも相談したそうだが、いい方法が見つかっていない。

呂さんはいう。「日本のお年寄りは、寂しい思いをしている人が多いと思いますから、ぜひとも介護の仕事がしたいです。私は、今のビザでは、介護の仕事はつけませんが、一旦は別の分野で就職を目指して、そして働きながら介護の勉強を続けて、チャンスを待ちたいです。」 

中国も10年先には、日本のように少子高齢化の問題が起こってくるという予測もある。呂さんのような人たちが、もし日本で経験を積んで、将来母国でその経験が生かされるようであれば、多くの留学生が日本で介護の道を選択するかもしれない。

介護人材の深刻な不足・・大都市の介護人材不足の原因とその解決に向けて
http://www.kikanshi.net/archives/51/005133.html

「看護留学生を迎える高島平団地の可能性」
http://ec-company39.com/takap/news/detail.html?eid=00055

看護留学生の入団地入居計画など、高島平再生プロジェクト・バージョン2の新機軸の概要が高島平新聞(2010/01/15)で公開されました。
http://ec-company39.com/takap/news/detail.html?eid=00065