大阪から日本を変える no.2 政治をもっと身近なものにしたい
大阪から日本を変える no.2
政治をもっと身近なものにしたい
若者に社会変革や政治への関心を向けることに成功した大阪維新の会。今回はそのメンバーでモデルから転身.市会議員として活躍する伊藤良夏さんにお話を聞いた。
伊藤良夏プロフィール 大阪市会議員:
金蘭短期大学卒業。10代からモデルを始め、21歳でプロとなり上京し企業の広告やCM、ショーなどで活躍。帰阪し、社会福祉法人での勤務を経て、2007年社会福祉主事取得。2008年以降は関西を中心にモデル業を再開するが、有能な人材や企業がみな東京へ流れていることに疑問を抱く。2010年、大阪維新の会の公認を受け、住吉区の市政対策委員として活動開始。2011年4月 大阪市会議員選挙住吉区選挙区において8488票を獲得し当選。
議員になろうと思ったきっかけは?
私は20代は東京でモデルの仕事をしていましたので、東京での生活が長かったのですが、家族の事情もあり大阪に戻ってきました。モデルの仕事も関西で再開したのですが、久しぶりに戻った故郷は、経済的な衰退で人も企業も多くが、東京や海外に移ってしまい活気がなく悲しい状況でした。大阪で活躍していたデザイナーもスタイリストもモデルも東京をめざすそんな時に、たまたま橋下代表のお話を生で聞く機会がありその熱意と真剣な思いに圧倒されました。代表の『大阪をもう一度東京に負けない活気のある街にしたい』という気持ちを聞いて私も大阪都構想の実現の役に立ちたいと心が高ぶりました。思ったら行動するタイプなのですぐに補欠選挙のボランテイアをするようになり、そして、市会議員の候補が必要とのことだったので思い切って手を上げました。
すごく思いっきりがいいですね。選挙は体験してみてどうでしたか?
ある方に『あんたは、家でシャンパンを飲んでいるイメージやねん!』と高飛車な感じがするといわれました。モデルとしてはそんなイメージを持たれる事はうれしいことですが、候補者としては大きなマイナスになります。出来るだけ地味な格好をして毎日のように駅前に立ち、区民の皆さんに頭を下げ挨拶をしました。今まで人に頭を下げることすら慣れていなかった私でしたのでそれは大変でした。しかし、地元の友人や地域の方々、モデル時代の同僚までもが応援してくれました。知り合いには伝えずに活動をしようと思っていたので、本当に嬉しかったです。応援してくださる皆さんの為にも頑張ろうと慣れない選挙運動もこつこつと続けました。
議員としてどんなことをしていきたいですか?
教育特区の推進や福祉に関わる人たちの待遇の改善、雇用対策にもなるカジノ構想などに興味があります。色々な側面で大阪を元気にして、世界中から若者があこがれて集まってくるような夢のある街にしたいです。その為にも若い人たちに政治や社会に興味を持ってもらえるよう私なりに情報発信をしていきたいですね。
最後に、若い人たちへのメッセージをお願いします。
私も少し前まで全く政治や社会問題に興味はありませんでした。しかし、『本気の人たち』と触れ合ううちに変わっていきました。そして仲間になって応援したいという気持ちを抑えられなくなったんです。大阪では、100年も続いた府と市のバラバラの行政機関がひとつになり、協力して効率のいい夢のある街を作ろうとしています。これは、今まで政治に関心の無かった若い有権者が投票行動を起こした結果だと思います。皆さんも社会を良くする為に小さな事でも自分で行動を起こして見てください。そして私たち一人ひとりが責任を持って日本を素晴らしい国にしていきましょう。
伊藤良夏 大阪市会議員 http://www.ito-yoshika.com/
大阪に行ったら住吉大社に行ってみよう!
大阪にも結構多くの神社やお寺がありますが、住吉大社は、大阪市内では珍しく緑が多くパワースポットとしても有名で、毎年 200 万人以上が初詣に来るところ。 大和政権の玄関口にあたる難波(なにわ)に鎮座して、遣唐使をはじめ大陸との渡航を守り、奈良時代以前より外交・貿易、またあらゆる産業を守護する神として称えられてきました
住吉大社へは南海本線難波駅より住吉大社駅下車徒歩すぐ。あるいは、 阪堺電車(路面電車)天王寺駅から住吉鳥居前駅下車すぐ。