ミャンマーの教育改革をしたい
ミャンマーの教育改革をしたい
東洋と西洋の良さをミックスしたバランスの取れた教育が重要
レイクランド大学ジャパン・キャンパス 学生紹介 No.17
Chan Myae Soe(チャン・ミー・ソー)さん(ミャンマー)
Chanさんは、父の仕事の関係で7歳までは日本暮らし。その後帰国して、ミャンマーの高校卒業後、再来日した。大学を選ぶ際に、東洋で一番発展している国日本で、世界に通用する本格的な英語での授業を受けられるレイクランド大学・ジャパンキャンパスを選んだ。
将来は、教育やビジネスを学びにアメリカ本土の大学に進学を予定しているが、その後は国連で働いてみたいという。国連の藩事務総長がアジアから選ばれていることも国連の仕事への関心のきっかけになっているようだ。
『将来は、父が経営している不動産会社を手伝いながら、ミャンマーの国に役に立つ教育の仕事をしてみたい。
日本やミャンマーの教育は、原理原則に沿って、それをまずは覚え込むことが要求される。しかし、あまりにそのことに重点が置かれると、記憶することが重要視され、本来の自分で考えて学問をする姿勢から遠ざかっていき、画一的な考えになりがちだ。一方、欧米の教育スタイルは自主性が重んじられ、絶えず自分で考えることが要求される。しかし、場合によっては、先人達の知恵に基づいた知識を十分に学ぶことなく、独善的にもなりがちだ。私はこの2つの教育の姿勢のいいところをうまくミックスして、ミャンマーの国に教育の面で役に立ちたいと思う。』とchanさんは、ミャンマーへの思いを語ってくれた。
ミャンマーってどんな国?
サガインの回廊の仏様
バガンの世界3大仏教遺跡
インドシナ半島西部に位置し、人口は約5千万人。首都はネピドー。1962年にネ・ウィン将軍がクーデターで軍事政権を樹立。民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんをたびたび軟禁するなど、長期間にわたり民主化運動を弾圧したため、欧米各国は経済制裁を実施してきた。
しかし、2011年3月に発足した新政府のテイン・セイン大統領は、スー・チーさんと会談するなど、民主化改革を次々と打ち出し、その結果としてミャンマーは海外企業の投資先としても注目されるようになった。また、豊かな自然と仏教徒が7割を占めるというミャンマー人の穏やかな国民性が観光客にも人気を集めている。
在日ミャンマー人は約8000人(留学生1100人程度)で、東京・高田馬場周辺には大きなミャンマーコミュニティーがある。英語教育は、小学校1年生より必須となっており、在日ミャンマー人の中には英語で十分なコミュニケーションが取れる人たちも多い。
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