国境を越えて様々な人が結びついた素敵な歌合戦になりました
国境を越えて様々な人が結びついた
素敵な歌合戦になりました (国際紅白歌合戦にて)
観光庁長官賞を受賞した谷岡さんと阪本さん
司会を務めた谷岡理絵さん(駒沢大3年)
谷岡さんの感想
司会を務めさせて頂いたことも舞台に立たせていただいたことも本当にいい思い出になりました。主催者の皆さんありがとうございます。
今回の歌合戦で一番印象深かったことは、ひとりひとりが生きいきしていたことですね。
歌合戦の前に行った練習でも、出演者同士でお互いに歌を歌い合ったりしながら交流があり、和やかな雰囲気で本番に臨めました。私は司会を務めましたが、参加者の皆さんの『日本の人たちを元気にしたい』という気持ちで歌っている姿に舞台の袖で感激しました。
みんなが心に秘めたメッセージを持ってこの歌合戦に臨んでいたと聞いてうれしくなりましたね。また会場の皆さんも歌っている人たちを応援してあげようという気持ちが溢れていて、ステージと一体になった心温まる雰囲気で出演者も歌いやすかったと思います。
(観光庁長官とフィナーレを歌う)
観光庁長官の『WE ARE THE WORLD』やフィナーレの『世界でひとつだけの花』を一緒に歌っている時、今こそ世界の人たちがひとつになって新しい世界を作っていけるんじゃないかなって感じました。最後に、私と崔梅花さんが来年の代表として呼ばれましたが、来年も観光庁や多くの協力団体、マスコミの方々の支援も得ながら、崔さんと一緒に学生らしく元気のある歌合戦にしていきたいです。
国際紅白歌合戦に参加して 阪本美菜子(津田塾大3年)
当初、外国人が日本の曲を、日本人が外国の曲を歌うというこの企画の概要を聞いて、なんて面白そうなのだろうと思いました。私たちも出場させて頂けるということで、何がよいだろうと考え、誰もが知っており、学生らしく、場を盛り上げられるような曲にしようということで、『Dancing Queen』を選曲し、結果としてパフォーマンス賞と観光庁長官賞を頂けたことは嬉しかったです。しかし、最も印象に残っていることは皆で舞台にあがり、『we are the world』 と『世界にひとつだけの花』を8カ国語で歌ったことでした。皆で肩を組んで同じ曲を歌ったりしていると、本当に国籍や年齢などは関係ないのだと実感し、また、会場の一体感もうまれた気がします。
共演者の鈴木里実さんと
舞台裏では出場者の方たちともお話することができ、祖国の文化や、今回の震災についての考えや意見を聞くことができました。明治神宮を訪れる観光客の方たちからも、日本のことを大変気にかけてくれている声を多く聞きます。友人で、被災地へ復興ボランティアに行っている外国人留学生がいます。私自身も被災し、震災当時の状況の悲惨さを目の当たりにしましたが、日本という国はこんなに多くの国の人たちからも温かい目で見守られ、本当に幸せであると思いました。まだまだ被災地は厳しい状況にありますが、現地や国籍に関わらない人々との強いつながりとともに、必ず復旧する日がくると信じています。
困ったときには支えあい、助け合うような世界、社会に貢献できるような自分になるためにも、これからさらに頑張っていきたいと強く感じました。そして来年、今の自分よりさらに成長した姿で、新たな思いを胸にまた参加できればよいなと思います。