ROCK CHALLENGE 2012
ROCK CHALLENGE 2012
『芸術による癒し』
ユネスコと世界保健機構より世界で最高の健全教育プログラムと認められたROCK CHALLENGEとは、生徒達が自分達で編集した8分の音楽(サウンドトラック)に合わせて、ダンス、劇、マイムなど演ずるパフォーミング・アーツ。
1980年にオーストラリアから始まったROCK CHALLENGEは、32年の歴史を経て世界6カ国(ニュージーランド、イギリス、ドイツ、南アフリカ、アラブ首長国連邦、日本)に広がり、毎年約57都市での公演を行っている。ニュージーランドなどでは全国の約半数の高校が参加し行われるほど、『若者のピュアなモーチベーション』を喚起するイベントとして定着している。先進国の若者は、どの国も登校拒否や不登校、学校崩壊、自殺やいじめ、引きこもり、青少年の傷害事件や薬物の乱用等の問題を大なり小なり抱えている。
ROCK CHALLENGEは、若者達がひとつの大きな目標に向って厳しい練習に全力で仲間達と打ち込み、本当の人生の楽しさ、充実感を感じられるプログラムになっている。今では政府や行政団体も推奨する精神復興の切り札として開催国の政府でも公認されている。
今年のプログラムは、日本らしく、書道と和太鼓のCOOLなオープニングセッションでスタート。『楽(楽しむ)』という文字が描かれ会場からは大きな歓声が上がった。
コンテストの本選では、緊張の中、11グループの若者達が、日頃の練習の成果を精一杯披露していた。参加したのは、
COLUMBIA INTERNATIONAL SCHOOL、TOKYO METROPOLITAN KOKUSAI HIGH SCHOOL、 NISHIMACHI INTERNATIONAL SCHOOL、KAMATA GIRLS HIGH SCHOOL、AMERICAN SCHOOL IN JAPAN、TOHO GAKUEN BOYS HIGH SCHOOL、AUSTRIAN BALLET SCHOOL、 T.C.SPROUT、SHO KOSUGI INSTITUTE、HANA ENTERPRISE、WAVELL SCHOOLの生徒達
最後は、ステージに全員が上がり、日本の和太鼓に合わせてお互いを称え合って楽しく踊り幕を閉じた。小学生から高校生までみんながひとつの大きな家族のような連帯感がこのイベントの大きな特徴だ。『まだ他の国に比べると日本は規模が小さい。しかし、将来は日本の伝統的な素晴らしいパフォーマンスを世界に紹介していきたい』とプロデューサーのディスタシオさんは夢を語ってくれた。
ROCK CHALLENGE 公式HP