普段の生活の中で体験できる国際交流
普段の生活の中で体験できる国際交流
チューター制度って?
(筑波大学4年生 草刈緑さん)
TEAM8という国際交流冊子の制作を通じて、チューターの素晴らしさを伝えている筑波大学4年生の草刈緑さんにお話しを聞きました。
チューターの魅力はどんなこころですか?
自分がもし留学生だったら留学先の国の学生が生活のサポートをしてくれると嬉しいと思いますよね。チューターの魅力は、留学生に喜ばれながら、普段の生活の中で国際交流が出来るということです。役所の手続きやアパート探し、携帯電話の契約、日本語のレポートの添削などに付き合いながら留学生の目で日本の社会を見て新たな発見をすることもあります。色々な文化に触れながら、留学生と仲良くなっておのずと異文化にも寛容になる事が出来ると思います。ひょっとしたら、これは海外に留学してもなかなか感じる事が出来ない事かもしれません。
《Team8クリスマスパーティ》
《留学生のお宅訪問》
チューターをするようになったきかっけは何ですか?
以前はそれ程国際交流や留学生にも興味はありませんでしたが、たまたま韓国語の授業をとったのがきっかけで、韓国人女性のチューターをする事になりました。彼女から韓国の文化や若者の考え方などを学んでいるうちにとても仲良くなり、日本における留学生の現状を知ることとなりました。
手作りの国際交流冊子 『TEAM8』
大学では国際交流が謳われていますが、どこの大学でも積極的に留学生と関わっている日本人学生はまだ少数だと思います。留学生の多くは日本人ともっと仲良くなりたいと思っているのに現実はそうはいきません。そんな状況を見ていたので、韓国留学から帰って来た日本人の友人と留学生ともっと交流する機会をつくろうと『Team8』という留学生と交流する国際交流サークルを作りました。今は学内で国際交流のフリーペーパーを作ったり、交流イベントを企画したりしています。みんなで共有できる目標を持てば自然と仲良くなって来ますね。
やる気があればだれでも出来るので、皆さんも手始めに、チューターを体験してみてください。留学生のいる学校では、チューター制度があるところが多いので、国際交流課や留学生のいる学部の先生に尋ねて、募集があれば声をかけてもらえるように伝えておきましょう。きっとそこから新しい発見があると思います。
グローバルコミュニティー編集部では、team8と協力しながらより多くの日本人学生がチューターの素晴しさを知り体験できるようチューターについて広報をしていきたいと思っています。(今後は、大学の枠を超えてチューター同士が情報交換出来る様なWebサイトも公開する予定です。詳しくは、YOKOSOJAPAN.NETをご覧ください)