2025/10/21 17:26
編集者より
ジャーナリストの卵集まれ!!インターン募集

以下、デベックス日本支社よりインターンの募集です。
デベックス日本支社(www.devex.com/jp)では、国際協力とジャーナリズムに興味のある学生や若手の社会人を対象に、ジャーナリスト・インターンを募集します。
同インターンに採用された方は、当社編集部の記者の指導を受けながら、情報収集や取材、記事執筆などの実務経験を通じて、ジャーナリストとしての基礎を学ぶと共に、国際協力業界に関する知識や仕組みを深く理解することができます。
国際協力に特化したメディアを世界的に展開する当社での業務を通じて、ご自身のキャリア形成においてプラスとなる経験を得ていただければと思います。
勤務開始後は、先輩記者の取材の同行からスタートし、ご自身の希望と能力に応じて記事執筆をお願いします。今年の5月より勤務しているインターンは、数か月で執筆能力を格段に上げ、週に2、3回のペースでWebサイト(http://jp.devex.com/careertop / http://jp.devex.com/newstop を参照)に記事を掲載しています。
あなたも自分の名前で影響力のある記事を世界に発信してみませんか。
「デベックスのインターン募集」
GLOBALCOMMUNITY 特集インタビュー 2006-2011

GLOBALCOMMUNITY 特集 2006-2011
国際的著名人にインタビュー
· ただ、愛する人たちを助けたい (2011年7月30日)
ふんばろう東日本支援プロジェクト西條氏インタビュー
· ブラジルの人たちが私を育ててくれました (2011年7月25日)
日系人の心を歌う 南米日系社会で活躍する井上祐見さんインタビュー
· 新しい価値観を日本から発信していこう !!(2011年5月29日)
WORLDWHIFT 新しい希望の世界の始まり
· 東京から日本を復活させる(2011年3月29日)
東京都知事候補 渡邊美樹氏インタビュー
· 日本初! 選挙で選ばれ地域委員として活躍した大学生(2011年1月27日)
名古屋で進む地域革命
· 二つ以上の祖国を持とう!!(2010年11月30日)
1st. AJIA EMPOWERMENT FORUM
· 世界中のひとりでも多くの人にこの真実を伝えたい(2010年9月24日)
健康な歯で医療費の大幅削減 !!村津歯科博士
· 努力と感謝の気持ちで自分の道を切り開こう(2010年7月29日)
インドネシア看護留学生の起こした奇跡
· 環境問題解決の最後の切り札!!(2010年5月31日)
すべての答えは、『原始の水』にあった。
創生水の生みの親 深井氏インタビュー
· 私はあなたをあきらめない(2010年4月11日)
本気の教育で学生の心に火をつける、4つの博士号を持つスーパー教授
· 海の再生に人生を賭ける(2010年1月27日)
海の破壊者から海の救世主になったプロダイバー 渋谷正信氏インタビュー
· いい体験が人や組織を変えていく(2009年11月30日)
キーワードは『母性』お互いが『与え合う感覚』を何より大切に。
越後啓子氏インタビュー
· 日本の再生はここからはじまる(2009年11月25日)
少子高齢化社会への提言。URと教育機関、地元住民の連携
· 私塾が日本を救う!!(2009年9月21日)
出会いは人生を加速する
国際経営コンサルタント 山元雅信氏インタビュー
· 心のバリアフリー 成田真由美選手(2009年8月 5日)
パラリンピックの開催で東京を障害者にも優しい街にしよう!!
· みんなで東京にオリンピックを呼ぼう!!(2009年5月22日)
2016年東京オリンピックを望む学生の会
· 今どうして通訳ボランティアガイドなのか?(2009年3月27日)
日本文化の知識と実践的な英会話を同時に見につけよう!!
· 観光庁でインターンとして活躍する留学生(2009年1月27日)
『住んでよし、訪れてよし、学んでよし』の国づくりを目指して
· 観光は国際化、地域活性化のキーワード(2008年9月26日)
元JTB役員・中国観光の専門家、鈴木教授インタビュー
· 自然に対する感謝が大切!(2008年5月27日)
映画「KIZUKI」の監督 瀬木直貴氏インタビュー
· NHK 英語でしゃべらナイト インタビュー(2008年3月24日)
タレント・俳優として活躍するパックンことパトリック・ハーラン氏インタビュー
· 夢をもって世界に羽ばたこう!!(2008年1月30日)
7000人以上の留学生を世界に送り出す
国際教育の第一人者、廣田和子氏インタビュー
· melody.さんインタビュー (2007年12月 1日)
若くて華やかにVJもこなすアーティスト
melody.インタビュー
· 銀座ファイブ(2007年12月 1日)
外国人に優しいショッピングモール
日英中韓国語版パンフレット・多言語WEBを展開
· ブライアント『先生』のバスケットボール(2007年9月26日)
BJリーグ・東京アパッチのコーチ
ジョーブライアントさんにインタビュー
· 中野ブロードウェイ(2007年7月27日)
全国、いや世界中から今注目を浴びている
『外国人の人たちにもやさしい街』
· HIS 澤田秀雄氏 インタビュー(2007年2月12日)
外国人に対する採用に積極的な
H.I.Sグループの会長にインタビュー
· フルキャスト 平野氏 インタビュー(2007年1月22日)
国に対し、文化に対し、尊敬の念を持って
相手を見ることを忘れないことが大切。
· ぱど 倉橋氏 インタビュー(2007年1月22日)
仕事は、手段。目的でない。。色んな人に出会えることがうれしい
· 元宮城県知事で現在は大学で教鞭をとられる(2006年12月19日)
『人との出会いを大切に』浅野教授インタビュー
· NHK伊東敏恵氏インタビュー (2006年11月17日)
「人とのかかわりの大切さ」多くの人たちに会えるのが何よりの楽しみ
· アニリール・セルカン氏にインタビュー(2006年9月19日)
11ヶ国語を操る宇宙飛行士候補
· 「ワタミ」渡邉氏 インタビュー(2006年7月19日)
街角でいつもお馴染み!
「ありがとう」を一番集める企業を目指す。
· 舞の海秀平氏のインタビュー(2006年6月19日)
やりたいことに挑戦できる喜び。
相撲界に入るキッカケとなったのは友人の死
· bjリーグを設立した河内氏(2006年5月19日)
アリーナ競技で日本初のプロリーグ!
選手として監督として常にバスケットと共に
· アルビレックス新潟 池田氏(2006年4月19日)
新潟の活性化・地域活性化のために
都市計画道路事業費16兆円は 震災復興に!!!

石原都知事の道路行政を問う
都市計画道路事業費16兆円は
震災復興に!!!
東日本大震災で未曾有の被害を受けた地域では、復興に向けての努力が続けられており、国会では、復興支援のための財源について、増税も含めて真剣に議論されています。
一方、東京では、4選された石原都知事が、相変わらずの道路づくりを進めています。東京都は今年度、新たな道路建設のために2,387億円の予算を計上しました。さらに、未着手のものも含め、東京都が整備しようとしている都市計画道路の総事業費は、16兆円に達します。
東京都の道路行政は、何十年も前に策定された都市計画がほぼそのまま継続され、地元住民の様々な意向を十分に反映することなく実行される、など多くの問題点を抱えています。地元から反対の声も上がっているような道路の建設につぎ込む巨額の予算は、誰もが必要性を認める東日本大震災の復興支援へと、もっと有意義に使うべきではないでしょうか。
シンポジウムでは、東京自治研究センター研究員・伊藤久雄氏のお話の後、都議会会派からパネラーを迎え、東京都の道路行政はどうあるべきか、話し合います。
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日時:2011年7月17日(日)13:30~16:30
13:00 開場
13:30~ 講演:伊藤久雄氏「東京都の道路行政のどこが問題か」
14:45~ パネルディスカッション「東京都の道路行政をどうするべきか」
コーディネーター:伊藤久雄氏、 パネラー:興津秀憲氏(民主党都議)、山内れい子氏(生活者ネットワーク・みらい都議)
16:30 終了
17:15~懇親会(別会場。要申し込み。会費3,000円前後)
会場:国分寺労政会館(国分寺市南町3-22-10) 4階 第4会議室
参加費:300円
申し込み・問合せ先:石原都知事の道路行政を問う会・代表/ 水口 和恵
(e-mail:VZB17246@nifty.ne.jp, fax:042-325-5272, tel:090-8341-9170)*当日参加も可能ですが、人数把握のため、なるべく事前にお申し込みを(お名前、ご住所、お電話番号かメールアドレス、懇親会参加の有無。懇親会申し込みは14日(木)までに)お願いします。
主催:石原都知事の道路行政を問う会
賛同団体・個人:NPO研修・情報センター、井の頭バードリサーチ、外環道検討委員会・杉並、上鈴木西地区3・3・8道路を考える会、グリーンコンシューマー研究会、グローバル・コミュニティー、景観市民ネット、小石川植物園を守る会、小平・環境の会、小平市玉川上水を守る会、自転車スイスイ、市民がつくる政策調査会、市民による外環道路問題連絡会・三鷹、こだいら自由遊びの会、すなめりの会、大気汚染測定運動東京連絡会、玉川上水・すぎなみの会、東京公害患者と家族の会、都市計画道路田無3・4・7を考える会、都道小平3・3・8号線計画を考える会、道路住民運動全国連絡会、どんぐりの会、緑を守り活かすまちづくり市民の会、八ッ場ダムをストップさせる東京の会、上岡直見、菊地びよ、田中清子、馬場悦子、馬場淑子、ひだ紀子、深澤洋子
548人の若者たちの社会復帰をサポート 木村俊良氏

548人の若者たちの社会復帰をサポート
近年、ひきこもり・ニートの数は増加の一途をたどり、約200万人を越えるといわれている。彼らの自立を支援しようという活動が増えてはいるが、中々現実的に社会復帰をさせるのは簡単なことではない。
その中、画期的な成果を挙げている木村俊良氏(㈱ブレイン・サーポート代表)は、自分自身がうつ病を克服した経験から「心の闇」をかかえる若者と彼らの両親の悩みを聞く活動、『悩み相談ホットライン』(080-6186-7376 平日10:00-18:00)を10年以上にわたり開設。その間さまざまな悩みを聞き2000名以上の人たちの相談にのってきた。
今までに548名の社会復帰をサポートしてきた木村氏いわく、ひきこもりやニートの最大の原因は、両親の当人への接し方にあると断言する。相談は当人の両親からの場合がほとんどだが、その両親と話しているうち、気づいたことは、自分の価値観を無理やりに押しつけたり、子供の悩みに真剣に向かい合うことを避ける人が多いことだ。そのことに気づいた木村氏は、本人に会う前に徹底的に両親と話し合うことにしている。
親としての子供への接し方や心の持ち方を根気強く説いていくうちに、やっと、親たちも自分たちに原因があったことに気づき態度を改めるようになる。そうして、親たちの理解も得ながら、本人と会った時、木村氏は全身全霊でその子の魂に訴えかけるように、時には、涙しながら、『自分の足で立ち上がれ』とそっと背中を押す。
そこまで木村氏を真剣にさせるのは、自分自身が長年うつ病に悩まされた経験を持つからだ。木村氏は言う。『精神的なストレスで誰でもが、突然うつ病になり、やがては、ひきこもりやニートになる可能性を持っている。それを未然に防ぐには、その人の悩みに気づき、真剣に向き合う人の存在が必要だ。本来それは、親であり、親友だったはずだ。
人間関係が希薄になった時代に起こっている、ひきこもり、ニートの増加は必然ともいえるだろう。今こそ人と人の絆の大切さを教育者は教えるべきだ。他人に関心を持つことの重要性を若い間にしっかりと教えていかなければ、この問題は永遠に解決しないであろう』
木村氏は母校の京都大学でもかなり異色の存在だそうだ。大手製薬会社や外資系企業での役員も経験しながら、誘拐犯との交渉の仕事につき、体には弾丸の跡もあるという。極限状態で人間の『知恵』が要求される世界で生きてきた木村氏は、未だに『知恵』より『知識』が重んじられている現在の教育のあり方が、大幅に変わらない限り日本の教育・社会の復興はありえないと言い切る。
自分の周りにも、思い悩んだり、学校や会社を休みがちな人はいないだろうか?木村氏のように目の前の人のことを真剣に思い、接することが出来れば、その人を救うことが出来るかもしれない。
木村俊良氏・・昭和40年京都大学経済学部卒。武田薬品、大手外資系コンサルテイング会社役員を経て、リスクマネイジメント会社を起業。数多くの誘拐事件などの交渉に関わる。現在は、株式会社ブレーン・サポート社長として、多くの中小企業の経営相談に関わりながら、若者の起業支援の『チャレンジャー塾』を立ち上げている。
株式会社ブレーン・サポート
『悩み相談ホットライン』(080-6186-7376 平日10:00-18:00)
相談は無料です
『チャレンジャー塾』については、多くのマスメディアでも取り上げられています。
その記事の一部を、YOKOSOJAPAN.NET内で公開しています。ぜひ一度ご覧ください。
ガイガーカウンタープロジェクト

ガイガーカウンタープロジェクト
同じ福島県といっても、同じ市であっても、場所によって危険度はまったく違います。同じ日本といっても違うのと同じようなものです。絶対危険だ、いや絶対安全だといった議論は、信念以上の話にはなりません。
放射線科学の問題なのです。科学的なプロジェクトが必要です。そのために立ち上げられたのが「ガイガーカウンタープロジェクト」です。
本プロジェクトでは、専門家による正しい測定の仕方や読み取り方の講習を受けてもらい、ガイガーカウンターを集めて必要としている地区(小学校、保育園)に無料で貸し出し、各自が生活空間の相対的な安全度をチェックできるように支援します。
家の中で放射線の濃度が高いところはどこか、通学路で危ないところはどこか、近くの公園は安全かチェックしていくことで、行政ができない自分の身の回りの放射線濃度を測定していくのです。
それによって明らかに値の高いところは除染したり、より安全な通学路から通学したり、安全な公園で遊んだりすることができるようになります。
またその過程で身につけた放射線に関する正しいリテラシー(教養)によって「正しく怖れること」ができるようになるでしょう。
そのためにはガイガーカウンターが必要です。6万円あれば1台のレンタル用ガイガーカウンターを入手できます。100台あれば一日に100家庭に貸 し出すことができます。台数が揃えば揃うほど多くの方に貸し出して、生活エリアの安全をチェックしていただくことができるのです。
専門家の清水先生の指導のもと、ガイガーカウンタープロジェクトはすでに始動しており、講習会と実地測定演習などを行っています。あとはまとまった数のカウンターを揃えれば大々的に動き出すことができます。
福島の子ども達の安全な暮らしを守るため、皆様の暖かいご支援を何卒よろしくお願い致します。(ふんばろう東日本プロジェクトHPより)
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世界が語るニッポン

世界が語るニッポン
多聴多読マガジン増刊 (CD付き)
■多くの外国人が日本を脱出したのはなぜだったのか
本当は何が起きていたのか
検証! 時系列で追う
[政府・日本メディア]vs[海外メディア・国際機関]
震災直後、各国政府がチャーター便を出して自国民を日本から脱出させる事態に。原発事故に関する日本と海外の報道には、どのような相違があったのでしょう か。「炉心溶融の進行度」「避難指示に対する見解」「評価尺度の妥当性」の3つの観点から、保安院や国内主要メディアの発表と、ワシントン・ポスト、 ニューヨーク・タイムズ、BBCの報道を時系列で比較検証します。
■情報を読み取るための英和キーワード74
インターネットや英語ニュースから、地震や原発事故に関する情報をダイレクトにキャッチするうえでキーとなる用語74をピックアップし、詳細な解説を加えました。さらに、英和表現早引きリスト149を作成して、例文付きで紹介します。
■英語で発信するための和英表現リスト353
国外に避難した外国人にとっては、「情報の不足」も大きな理由でした。あおりたてるような報道をする英語メディアがあったのも事実です。そこで、わたした ちが日本の状況を自ら英語で発信する際に役立つ、「屋内退避地域」「避難勧告」「計画停電」「出荷制限」「風評被害」「過度の自粛」など、インデックスが わりに使えるの和英表現リストも掲載しています。
■VOAニュースで聞く震災報道
付属CDには3月11日の第一報を伝える緊急ニュースから、4月12日の「レベル7」引き上げまで、7本のVOAニュースを収録して、英文、日本語訳、語 注を掲載。また、ツイッターからの呼び掛けに、オノ・ヨーコやウィリアム・ギブスンといった著名人も含む89名が寄稿したチャリティ電子書籍企 画、#Quakebookの制作者へのインタビューも収録しています。
(発売元:コスモピア 1280円)
日本のメーカーが与えた中国への影響

日本のメーカーが与えた中国への影響
メイドインジャパンと中国人の生活
2005年より行われている日本語作文コンクールの受賞作品集。
2000以上の応募より厳選して選ばれた60作品
今や中国人の生活にも身近なものとなった日本製品。そんな「メイドインジャパン」を様々な題材から捉え、その背景として日本人・日本企業、さらには日本の歴史まで考察し、自分なりの考えや思い出が日本語で綴られています。アニメ等の主人公からは、その生き方・友情などに共感し、テレビやテープレコーダーなどの家電 製品には親子2代、3代に渡っての思い出が構築されてきています。日本の製品は、すでに「メイドインジャパンだから」という線引きを感じないほど浸透していることが伝わってきます。しかし深く考察していくにしたがって、基本的な考え方の違いも顕著になり、やはり相互理解がどうしても必要であり、そこに両国和解の「鍵」があると確信していきます。その鍵は簡単に発見できるでしょうか? (日本僑報社HPより)
【編者紹介】段 躍中氏 1996年「日本僑報」を創刊、刊行書籍200点を超えている。2005年から日中作文コンクールを主催。長年に渡る日中友好の精力的な活動が認められ、2009年外務大臣表彰受賞。
日本僑報社HP http://jp.duan.jp/
2009年の国際交流基金の調べによると、中国の日本語学習者は、約83万人。
もちろん日本で学びたいという夢を持っているものも多いが、実際に来日して勉強する機会を得る学生はほんの一握りだ。しかし、近い将来経済格差がもっと狭まり、日本に来る機会に恵まれる人たちが増えれば、今以上に日本社会を理解する人たちが増えるのではないかと思う。
教育立国を目指して!!

教育立国を目指して!!
留学生が安心して来日できる様サポートしていきたい
5月9日、日本記者クラブで、震災で不安な状況の続く日本で学ぶ、留学生を支援しようと、震災復興支援日本語学校協議会の記者会見が行われた。会見があることを教えてくれたイミグランツ編集長石原氏も協議会世話人の一人だ。震災の影響で、日本語を学ぶ留学生の来日が減少している。4月期の入学辞退や延期が、各学校で3-5割、10月期では、昨年度の7割減と予想されている。多くの留学生が日本語学校から留学生活を始めることを考えると、大学や専門学校でも大幅な留学生の減少が予想される。もちろん、一番の原因は、原発事故の風評被害による、親族からの引き止めや、更なる事態の悪化を憂慮した留学計画の変更だ。現在17万5000人の留学生の大幅減が予想され、日本の新成長戦略の一つである、留学生30万人受け入れ計画への影響も避けられない状況だ。
震災復興支援日本語学校協議会では、待ったなしの対応が迫られえており、以下の目的で外務省などの行政団体に協力を要請している。
協議会の主な目的は、
1:留学生から被災者の方々への激励文の募集
2:被災地へ赴く学生ボランテイアの募集
3:震災、原発関連の外国語での情報提供
4:留学しやすいような環境づくりを関係機関へ陳情
などであるが、本年10月期生の在留資格認定証明書の申請締切りの延長などはすでに現実になっている。『留学生30万人受け入れ計画』は、成長戦略の中でも特に重要視されている項目の一つだ。日本がもっと安心して留学出来る場所で、今まで以上に留学生を暖かく迎える環境を守っていくことが求められている。この不安定な時期に日本留学を計画している人たちは本当に日本で勉強することを強く望んでいる人達であろう。
一人の留学生が、日本の国に与える影響は非常に大きい。彼らが日本の社会で受け入れられ、日本は素晴らしい国だといってくれることが何より日本の国のPRになる。また日本以外でほとんど通用しない日本語をこんなに時間をかけて勉強してくれる人たちがいることに感謝する必要もあるであろう。そのような気持で日本人誰もが彼らに接していれば、日本に来る観光客はとっくに1000万人は超えていたはずだ。また人材不足が深刻な医療の分野でも彼らの活躍が大いに期待されている。受け入れ体制さえ整えば、日本で医療を学び、仕事に就きたい留学生は数万人単位でいるともいわれている。日本で高等教育を受けて、日本社会に溶けこみ、卒業後も日本社会にも多大に貢献する留学生の受け入れの手続きを簡素化して、大幅に増やしていくことが日本社会を活気づける一番早くて効率のいい方法ではないか。