2024/11/19 08:26
編集者より
留学生の受け入れは、日本の総力をあげて行うべき事業
留学生の受け入れは、日本の総力をあげて行うべき事業
留学生の受け入れは、日本の総力をあげて行うべき事業
独立行政法人 大学評価・学位授与機構長
木村 孟
政府が打ち出した「『留学生30万人計画』の骨子」に基づく具体的方策の検討(とりまとめ)が2008年7月に中央教育審議会大学分科会留学生特別委員会より発表された。座長としてとりまとめに当たったのが、大学評価・学位授与機構長の木村孟氏である。
留学生の受け入れは、日本が担うべき知的な国際貢献であり、我が国が安定した国際関係を築くうえでの基礎となる、というのが持論だ。計画発足の背景、そして達成に向けた課題について伺った。
国際貢献と安全保障としての留学生の受け入れの意義
――「『留学生30万人計画』の骨子」のとりまとめの中で、どのような議論があったのでしょうか。
木村機構長(以下敬称略) 外国人留学生に名を借りた不法就労が社会問題化している背景があり、数年来、留学生の数を増やすことについては賛否両論がありました。
それでも「数を増やそう」という方針となった理由は、まず一つは我が国の国際貢献という視点です。世界第二位の経済大国であり、世界一と言ってよい技術立国である日本が、他国の人材育成のお手伝いをすることはいわば当然のことです。日本が受け入れている留学生は現在約11万8000人。これは国力に見合った規模であるとは言えないでしょう。
もう一つは、安全保障政策としての留学生の受け入れです。私は1960年代にグラスゴー、70年代にケンブリッジと二度英国で研究生活を送りました。
当時は第二次世界大戦の影響がいまだ残っていて、英国南部の人たちの反日感情が特に強いと言われていたのですが、実際はロンドンや南部など、日本人と接触する機会の多い地域では反日感情が弱く、北へ行くほど、日本人を知る機会がないためか、反日感情が強いということがロンドン大学の調査で明らかになりました。
つまり「知らない」ということは反目を促す危険性を孕みますし、反対に「知っている」ということは親しみと理解を促す可能性を生むということです。
そういう意味で、国力に見合うだけの数の留学生を受け入れるということは、日本のナショナル・セキュリティーに大きく貢献することだと考えます。 2003年の中教審答申では「こうした人的ネットワークは、わが国が安定した国際関係を築く上での基礎となるものである」と述べています。
留学生の質を上げ量を増やすには大学の改革、国際化が必要
――「2020年までに留学生を30万人に」ということは、約10年で現在の三倍近くまで増やすことになります。政策から実際の受け入れまでさまざまなハードルが予想されます。
木村 政策上の課題から言いますと、近年大分縮まってきていますが、日本から留学で出て行く学生と日本に来る学生の間に数の面でアンバランスがあります。それとご承知のように、日本に来ている留学生の9割はアジアからで、中国がその中でも圧倒的に多い。
日本からはアメリカ、ヨーロッパに7割近く出て行っているので、ここにも大きなアンバランスがあります。数も増やしながら質も上げるにはまず日本の高等教育の質を上げる、そして日本の大学を国際化することが必要です。そのために私が提案しているのが、日本版ブリティッシュ・カウンシルの創設です。
ブリティッシュ・カウンシルはイギリス政府が運営する文化交流機関で、100カ国近くに大使館とは別にオフィスを設け、大学の情報提供や留学希望者向けの試験、留学前のサジェスチョンなどにワンストップで対応しています。
日本人の学生がイギリスに留学したいと希望する場合には、ブリティッシュ・カウンシルへ行けば、そこですべての情報を得られるという仕組みになっています。それに倣って、日本の留学生政策や各大学の政策、高等教育の状況など、留学生に必要な情報を一元管理する機関をつくろうということです。
では、受け入れる日本の大学の側に留学生を増やすキャパシティがあるのかというと、大学で非常に熱心に留学生をトレーニングしているのは工学、理学、医学、農学など主として自然科学系の学部です。丁寧にケアしている分、現実にはこれ以上、留学生を増やすのは難しいという声があがっています。ですから、私たちは自然科学系の分野については、大学院に特化して受け入れを増やす道を模索しています。
日本は自然科学系の学問が強く、2008年もノーベル賞受賞者が物理学から三人、化学から一人出ました。現在は9割がアジアからの留学生ですが、日本は自然科学系分野でこれだけの強さがあるのですから、欧米各国からの留学生増も期待できます。アメリカとヨーロッパの学生を日本の自然科学分野に、戦略的分野(Strategic Field)として、留学してもらう政策を徹底して検討していくつもりです。
アジアに対しては、アジア地域の11カ国が参加する大学間協定である「シードネット」というプログラムが、いまとてもいい動きをしています。これは、ODA資金を使った途上国援助の一環として行っているもので、工学系学部の修士以上の課程を対象にしています。修士課程については、日本を除く加盟国同士なら、どこの国の大学に行っても日本政府が留学資金を援助するというものです。
博士課程については日本の大学に短期または長期に滞在しなければなりません。2001年からスタートして2008年で第一期が終了しますが、修士は数百人、ドクターも100人近く輩出しています。いまこのようなネットワークが、アジア地域だけでも多数出てきています。
たとえば、元香港科学技術大学チア・ウェイ・ウー学長が提唱した「東アジア研究中心大学連合」もその一つです。日本、中国、台湾、韓国の理科系の研究で名のある一流大学が連携し、定期的に研究交流、学生交流を進めていこうという試みです。こういうものを積極的に活用し、日本にアジアの優秀な留学生を呼ぶための仕組みとして機能させていくことも一つの道でしょう。
専門学校、語学学校に対するサポートも重要です。専門学校は学位が取れないために留学生の関心が薄いのですが、日本には非常に優秀な専門学校があります。実践的技術や即戦力としての人材を必要とする国からの留学生の数は増えるはずです。それから語学学校、とりわけ日本語学校を充実させていかなければなりません。
現在も、特に中国人留学生の多くが、日本語学校で日本語を習得して大学に入学しているのです。留学生の質を高め、かつ数を増やすために日本語学校を整備することは、優秀な留学生が大学へ入学することにつながります。ただし、これにはビザの問題があります。留学生がらみの事件が過去に起きたために、就学ビザと留学ビザの区別をなくすことは容易ではないでしょうが、しかるべき所管機関を設置するなどして将来的には実現するべきでしょう。
留学生に関する政策は、法務省、外務省、文科省、厚労省などさまざまな省庁がかかわるため、「30万人計画」の実現には、省庁間の連携を深めることが大変重要です。しかし最も重要なことは、日本の大学を魅力的にすることと、日本の社会を魅力的にすることです。大学の改革、国際化とともに企業にも、留学生に対する意識を変えていただきたいと思います。毎年、留学生のうち、約1万人もの学生が日本で就職しています。驚くべき数字です。
しかし、就職先のほとんどが従業員300人以下の中小企業で、大企業は留学生の採用に対して積極的とは言えません。留学生としてきちんと学問を修めた人たちは、能力も人格も優れていると見てよいでしょう。大企業も留学生の採用に積極的になり、日本での就職の門戸がさらに大きく開かれるということは、日本の社会がより魅力的になるということでもあります。
また、留学生の住居の問題も重要です。大学もしくは公的な寮に入っている留学生は全体の20%強で、80%弱は民間の住居で暮らしています。現在の日本はGDPの150%近い借金を抱える国です。留学生受け入れのための官の援助はすぐには期待できません。これからは民間の努力がぜひとも必要です。民間の力を借りてリーズナブルな価格で外国人留学生向けに宿舎を提供することなどは、とても効果的で必要なスキームだと思います。
外国人を「知る」ことがよりよい社会につながる
――留学生を積極的に受け入れようと、主要な大学はプログラムの充実などさまざまな対策を講じています。
木村 大学の環境整備における喫緊の課題は、まず英語を話せる事務局員を育てることです。英語が話せて、面倒見がよくて、留学生からセカンド・マザー、セカンド・ファーザーのように慕われる事務局員が、それぞれの大学にいなくてはいけません。国立大学法人への移行等で人事の自由度が増して、主要な大学は外国語のできる人、留学生に関する仕事が好きな人を積極的に採用しています。これからそのような大学の動きを増やしていきたいところです。
また、英語による講義を増やす必要もあるでしょう。「せっかく日本に来ているのに、英語で授業するのはいかがなものか」という議論はあります。しかし、すべての講義や生活を英語でサポートするということではありません。生活では日本語を使い、日本文化に触れてもらえるよう支援しながら、主要な講義は英語で行うという態勢を整えていく。漢字の分からない国々からの留学生を増やすには、これは必須の改革でしょう。
――では、留学生を受け入れる側として、私たちはどのような心構えが必要でしょうか。
木村 たとえば日本人学生に目を向けると、最近の学生は留学生との交流に対して全体的に消極的なようです。私たちが学生の頃は留学生に限らず誰かれなしに周りの人の面倒を見ていたというのが私の実感です。その意味でも、留学生だけの宿舎はつくらず、日本人と混住させるという文部科学省の方針は正しいと思います。留学生が増えて、留学生との接点が増えるにつれて、日本人学生の意識も開けてくることを期待したいものです。
あるとき、マレーシアからの留学生の賃貸アパート探しを手伝ったのですが、後日、わざわざ大家さんから電話があり、「本当に素晴らしい学生たちだ」と大変な喜びようでした。思わず私も目頭が熱くなるほどでした。この他にも同じような経験がいくつもあります。大家さんは最初、留学生だと聞いて少し抵抗があったものの、彼らをよく「知る」につれ理解と親しみが生まれてきたのだと思います。
このように、少しずつではありますが、留学生にとっての日本の環境は、よい方向へと変わってきています。公の仕組みがさらに充実していけば、留学生がより学びやすく、より暮らしやすい社会に変わっていくことと思います。そして、それは、我々日本人にとってもよりよい社会になっていくということだと確信しています。
木村 孟 Tsutomu Kimura
1938年生まれ。61年、東京大学工学部土木工学科卒業。東京大学大学院数物系研究科土木工学修士課程修了。東京工業大学教授、同工学部長を経て、93年、東京工業大学学長に就任。98年より現職。文部科学省中央教育審議会副会長を兼務。ケンブリッジ大学チャーチルカレッジフェロー。
大学改革提言誌「Nasic Release」第18号より
独立行政法人 大学評価・学位授与機構長
木村 孟
政府が打ち出した「『留学生30万人計画』の骨子」に基づく具体的方策の検討(とりまとめ)が2008年7月に中央教育審議会大学分科会留学生特別委員会より発表された。座長としてとりまとめに当たったのが、大学評価・学位授与機構長の木村孟氏である。
留学生の受け入れは、日本が担うべき知的な国際貢献であり、我が国が安定した国際関係を築くうえでの基礎となる、というのが持論だ。計画発足の背景、そして達成に向けた課題について伺った。
国際貢献と安全保障としての留学生の受け入れの意義
――「『留学生30万人計画』の骨子」のとりまとめの中で、どのような議論があったのでしょうか。
木村機構長(以下敬称略) 外国人留学生に名を借りた不法就労が社会問題化している背景があり、数年来、留学生の数を増やすことについては賛否両論がありました。
それでも「数を増やそう」という方針となった理由は、まず一つは我が国の国際貢献という視点です。世界第二位の経済大国であり、世界一と言ってよい技術立国である日本が、他国の人材育成のお手伝いをすることはいわば当然のことです。日本が受け入れている留学生は現在約11万8000人。これは国力に見合った規模であるとは言えないでしょう。
もう一つは、安全保障政策としての留学生の受け入れです。私は1960年代にグラスゴー、70年代にケンブリッジと二度英国で研究生活を送りました。
当時は第二次世界大戦の影響がいまだ残っていて、英国南部の人たちの反日感情が特に強いと言われていたのですが、実際はロンドンや南部など、日本人と接触する機会の多い地域では反日感情が弱く、北へ行くほど、日本人を知る機会がないためか、反日感情が強いということがロンドン大学の調査で明らかになりました。
つまり「知らない」ということは反目を促す危険性を孕みますし、反対に「知っている」ということは親しみと理解を促す可能性を生むということです。
そういう意味で、国力に見合うだけの数の留学生を受け入れるということは、日本のナショナル・セキュリティーに大きく貢献することだと考えます。 2003年の中教審答申では「こうした人的ネットワークは、わが国が安定した国際関係を築く上での基礎となるものである」と述べています。
留学生の質を上げ量を増やすには大学の改革、国際化が必要
――「2020年までに留学生を30万人に」ということは、約10年で現在の三倍近くまで増やすことになります。政策から実際の受け入れまでさまざまなハードルが予想されます。
木村 政策上の課題から言いますと、近年大分縮まってきていますが、日本から留学で出て行く学生と日本に来る学生の間に数の面でアンバランスがあります。それとご承知のように、日本に来ている留学生の9割はアジアからで、中国がその中でも圧倒的に多い。
日本からはアメリカ、ヨーロッパに7割近く出て行っているので、ここにも大きなアンバランスがあります。数も増やしながら質も上げるにはまず日本の高等教育の質を上げる、そして日本の大学を国際化することが必要です。そのために私が提案しているのが、日本版ブリティッシュ・カウンシルの創設です。
ブリティッシュ・カウンシルはイギリス政府が運営する文化交流機関で、100カ国近くに大使館とは別にオフィスを設け、大学の情報提供や留学希望者向けの試験、留学前のサジェスチョンなどにワンストップで対応しています。
日本人の学生がイギリスに留学したいと希望する場合には、ブリティッシュ・カウンシルへ行けば、そこですべての情報を得られるという仕組みになっています。それに倣って、日本の留学生政策や各大学の政策、高等教育の状況など、留学生に必要な情報を一元管理する機関をつくろうということです。
では、受け入れる日本の大学の側に留学生を増やすキャパシティがあるのかというと、大学で非常に熱心に留学生をトレーニングしているのは工学、理学、医学、農学など主として自然科学系の学部です。丁寧にケアしている分、現実にはこれ以上、留学生を増やすのは難しいという声があがっています。ですから、私たちは自然科学系の分野については、大学院に特化して受け入れを増やす道を模索しています。
日本は自然科学系の学問が強く、2008年もノーベル賞受賞者が物理学から三人、化学から一人出ました。現在は9割がアジアからの留学生ですが、日本は自然科学系分野でこれだけの強さがあるのですから、欧米各国からの留学生増も期待できます。アメリカとヨーロッパの学生を日本の自然科学分野に、戦略的分野(Strategic Field)として、留学してもらう政策を徹底して検討していくつもりです。
アジアに対しては、アジア地域の11カ国が参加する大学間協定である「シードネット」というプログラムが、いまとてもいい動きをしています。これは、ODA資金を使った途上国援助の一環として行っているもので、工学系学部の修士以上の課程を対象にしています。修士課程については、日本を除く加盟国同士なら、どこの国の大学に行っても日本政府が留学資金を援助するというものです。
博士課程については日本の大学に短期または長期に滞在しなければなりません。2001年からスタートして2008年で第一期が終了しますが、修士は数百人、ドクターも100人近く輩出しています。いまこのようなネットワークが、アジア地域だけでも多数出てきています。
たとえば、元香港科学技術大学チア・ウェイ・ウー学長が提唱した「東アジア研究中心大学連合」もその一つです。日本、中国、台湾、韓国の理科系の研究で名のある一流大学が連携し、定期的に研究交流、学生交流を進めていこうという試みです。こういうものを積極的に活用し、日本にアジアの優秀な留学生を呼ぶための仕組みとして機能させていくことも一つの道でしょう。
専門学校、語学学校に対するサポートも重要です。専門学校は学位が取れないために留学生の関心が薄いのですが、日本には非常に優秀な専門学校があります。実践的技術や即戦力としての人材を必要とする国からの留学生の数は増えるはずです。それから語学学校、とりわけ日本語学校を充実させていかなければなりません。
現在も、特に中国人留学生の多くが、日本語学校で日本語を習得して大学に入学しているのです。留学生の質を高め、かつ数を増やすために日本語学校を整備することは、優秀な留学生が大学へ入学することにつながります。ただし、これにはビザの問題があります。留学生がらみの事件が過去に起きたために、就学ビザと留学ビザの区別をなくすことは容易ではないでしょうが、しかるべき所管機関を設置するなどして将来的には実現するべきでしょう。
留学生に関する政策は、法務省、外務省、文科省、厚労省などさまざまな省庁がかかわるため、「30万人計画」の実現には、省庁間の連携を深めることが大変重要です。しかし最も重要なことは、日本の大学を魅力的にすることと、日本の社会を魅力的にすることです。大学の改革、国際化とともに企業にも、留学生に対する意識を変えていただきたいと思います。毎年、留学生のうち、約1万人もの学生が日本で就職しています。驚くべき数字です。
しかし、就職先のほとんどが従業員300人以下の中小企業で、大企業は留学生の採用に対して積極的とは言えません。留学生としてきちんと学問を修めた人たちは、能力も人格も優れていると見てよいでしょう。大企業も留学生の採用に積極的になり、日本での就職の門戸がさらに大きく開かれるということは、日本の社会がより魅力的になるということでもあります。
また、留学生の住居の問題も重要です。大学もしくは公的な寮に入っている留学生は全体の20%強で、80%弱は民間の住居で暮らしています。現在の日本はGDPの150%近い借金を抱える国です。留学生受け入れのための官の援助はすぐには期待できません。これからは民間の努力がぜひとも必要です。民間の力を借りてリーズナブルな価格で外国人留学生向けに宿舎を提供することなどは、とても効果的で必要なスキームだと思います。
外国人を「知る」ことがよりよい社会につながる
――留学生を積極的に受け入れようと、主要な大学はプログラムの充実などさまざまな対策を講じています。
木村 大学の環境整備における喫緊の課題は、まず英語を話せる事務局員を育てることです。英語が話せて、面倒見がよくて、留学生からセカンド・マザー、セカンド・ファーザーのように慕われる事務局員が、それぞれの大学にいなくてはいけません。国立大学法人への移行等で人事の自由度が増して、主要な大学は外国語のできる人、留学生に関する仕事が好きな人を積極的に採用しています。これからそのような大学の動きを増やしていきたいところです。
また、英語による講義を増やす必要もあるでしょう。「せっかく日本に来ているのに、英語で授業するのはいかがなものか」という議論はあります。しかし、すべての講義や生活を英語でサポートするということではありません。生活では日本語を使い、日本文化に触れてもらえるよう支援しながら、主要な講義は英語で行うという態勢を整えていく。漢字の分からない国々からの留学生を増やすには、これは必須の改革でしょう。
――では、留学生を受け入れる側として、私たちはどのような心構えが必要でしょうか。
木村 たとえば日本人学生に目を向けると、最近の学生は留学生との交流に対して全体的に消極的なようです。私たちが学生の頃は留学生に限らず誰かれなしに周りの人の面倒を見ていたというのが私の実感です。その意味でも、留学生だけの宿舎はつくらず、日本人と混住させるという文部科学省の方針は正しいと思います。留学生が増えて、留学生との接点が増えるにつれて、日本人学生の意識も開けてくることを期待したいものです。
あるとき、マレーシアからの留学生の賃貸アパート探しを手伝ったのですが、後日、わざわざ大家さんから電話があり、「本当に素晴らしい学生たちだ」と大変な喜びようでした。思わず私も目頭が熱くなるほどでした。この他にも同じような経験がいくつもあります。大家さんは最初、留学生だと聞いて少し抵抗があったものの、彼らをよく「知る」につれ理解と親しみが生まれてきたのだと思います。
このように、少しずつではありますが、留学生にとっての日本の環境は、よい方向へと変わってきています。公の仕組みがさらに充実していけば、留学生がより学びやすく、より暮らしやすい社会に変わっていくことと思います。そして、それは、我々日本人にとってもよりよい社会になっていくということだと確信しています。
木村 孟 Tsutomu Kimura
1938年生まれ。61年、東京大学工学部土木工学科卒業。東京大学大学院数物系研究科土木工学修士課程修了。東京工業大学教授、同工学部長を経て、93年、東京工業大学学長に就任。98年より現職。文部科学省中央教育審議会副会長を兼務。ケンブリッジ大学チャーチルカレッジフェロー。
大学改革提言誌「Nasic Release」第18号より
世界中のアーティストの集まるPINKCOW
ピンクカウは、レストランでもバーでもあると同時に アートギャラリーでもあり、イベントスペースでもあります。 渋谷にも表参道にも近い最高のロケーションで、自家製の多国 籍料理をお楽しみいただけるとともに、ワインとビールのメニ ューも豊富にご用意しています。 幅広いジャンルの魅力的なアートと音楽で、ゆったりとリラッ クスできる空間をお約束します。
8月のピンク・カウ
コンクリートに跳ねかえる熱で溶けそうな東京の夏、ダウジングのアンテナに導かれてカウの水場へ向かおう。この街に足留めされている私達みんなの不快指数を少しでも下げる、クール、クール、COOLなイベントを用意。アート、音楽、文化交流パーティ−、ネットワーキング、DJ、そしてもちろん金/土の週末ビュッフェも!
渋谷の夜を楽しみたいあなた、クールな夜にJoin Us!
誕生日、ウェディング、会社のパーティーにも最高のピンク・カウ。詳細はホームページのメニューページをチェックして気軽にメールで問い合わせてください。
メール:
カウのライブ映像、イベント録画を以下にてチェキ!
http://www.ustream.tv/thepinkcow
「テイクアウト」&「ケータリング」もやってます!!!
さて今月のラインアップは・・・
*** 金曜日と土曜日のお食事は7時から10時までの3時間、お一人様¥2,800の食べ放題ビュッフェメニューです。バースデーや、その他特別な集まりに最適です!
8月2日(日)
Cow Jam!
マンスリーギグ&ライブジャムセッション!
カウのレギュラーバンド達のきれいな歌声とロックな即興を聞きに来て!
主なミュージシャン:
Sorcha
David
Missing Scene
Guitarpan
その他ゲスト
一緒に参加したい方は David にメールを:david@cowmail.com
タイムスロットに限りがあるので早めにサインアップしてね。
http://www.facebook.com/group.php?gid=25053175956
レギュラーとゲストのパフォーマンスの後にジャムセッションがあります。JAMは7時からだけど早めに来て良い席を確保してお食事をどうぞ。
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19:00 〜
フリーエントランス
8月5日(水)
Fruits in Suits
Fruits in Suits:
『Fruits in Suits』は東京で働くゲイ&レズビアンのために毎月開催されるネットワークイベントです。最近行われたイベント、ネットワーキングや最近のトピックについてのディスカッション、フェイスブックグループの登録など、詳細については以下まで:
Email: tokyo.fruits@gmail.com
口コミ歓迎、友達も連れて参加してね!
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19:00 〜
フリーエントランス
8月6日(木)
ピース デ− セレブレーション!
Shinagawa Djembe Posse 主催:
アフリカンドラム、ライブミュージック、ダンシング、そしてアートをフィーチャ−。みんなで飲んで食べて楽しんで、一緒に世界平和について考えよう!
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18:00 〜
フリーエントランス
8月7日(金)
W.E.T. BAND WAGON ライブ
メンバー:
Yoppie (Bass),
Makky (Guitar),
Pete (Guitar & Vo)
Sato-Mana (Keyboard),
Andy (Djembe),
Ryotaro(Drums),
Mori (sax),
Yukki (Guest Vo) ←just 3/25
東京のジャムバンド。 頭もヒップも動かさずにはいられない! ファンキージャズ、ソウル&インプロヴ。
W.E.T. Band Wagon:
ファンキーでゆるいグルーヴ、元気ヴァイブ、週末スピリットに溢れた7人組バンド。
7時から10時の美味しいビュッフェ(¥2,800)のあとからプレイ!
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22:00 〜
フリーエントランス
*** 金曜日/土曜日のお食事は7時から10時までの3時間、お一人様¥2,800(税込)の食べ放題ビュッフェメニューです。バースデーや、その他特別な集まりに最適です!
8月9日(日)
FLO Union & アーティスト オープニングパーティー
8月のアーティスト:Ponzi & Friends!
ニュージーランドのカラメアにあるRongo Backpackers and Gallery (www.rongobackpackers.com) で6週間の滞在の後、アーティストPonzi が沢山の新作ペインティングを引っさげて東京に帰って来た。Ponzi と他のすばらしいアーティスト達の作品が、ピンク・カウで8月のアーティストとして展示される。フード、ドリンク、音楽、ライブペインティングをエンジョイしに来て!
Ponzi のライブペインティングのおもてなしの後は、クールなDJ、音楽、アートなど色々楽しめるFLO Union へと続きます。
FLO Union:
ビデオアーティスト、VJ、DJ、アニメーター、フィルムメーカー、ライブミュージック/アーティスト/プロジェクション/パフォーマ−を迎えて送るリラックスした空気のメディアラウンジ。作品を発表したい方、楽しみながら新しい人々と出会いたい方、またはメーリングリストに登録したいあなたはこちらまで
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19:00 〜
フリーエントランス
8月12日(水)
Don's Bike Night
Bike Night with the Half-fast Cyclists:
マウンテンバイク、競技用バイク、ママチャリその他、エンジンなしでタイヤがニつの乗り物に乗るあなた、Half-fast Cyclists イベントに参加しませんか?飲んだり食べたりしながら、楽しい仲間の体験談を聞いたり、ツーリングやレースを企画したり、グッズや情報交換も。愛車で来てね!
halffastcycling@hotmail.com
http://halffastcycling.com/
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19:00 or 20:00 〜 (集まり次第)
フリーエントランス
8月13日(木)
DスペシャルCow Jam サプリメンタル!!!
スペシャルゲストアーティスト:Melinda Ortner
プラスPink Cow のレギュラーミュージシャン達!
Melinda Ortner:
映画「My Big Fat Greek Wedding」のNia Vardalosによる作品『I Hate Valentine's Day』でフィーチャ−された2作品とThe Whisky A Go Go のステージを経てMelinda Ortner のミュージカルジャーニーは続く。2007年と2008年、ロスのKLAS FM ラジオでベストの投票を得た。IMWSCではセミ・ファイナリストに残り、競争の激しいロスでのファン層のベースを広げている。新作シングル『Heartbeats』のミュージックビデオをリリースしたばかりの彼女は、現在セカンドEPのレコーディング真っ最中。
良い席確保とディナーを食べに早めに来店ください。
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19:00 〜
フリーエントランス
8月14日(金)
中東風ビュッフェナイト
週末ビュッフェのスペシャルバリエーション。シェフ アンディーが中東料理をフィーチャ−するフライデービュッフェ。レーズン、はちみつ、アーモンド入りクスクス/ラムのヨーグルト入りシチュー/ケバブ/レンズ豆のカレーと盛り沢山。
ディナーの後はDJタイム!
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18:30 〜 21:30(ビュッフェ) 料金:¥2,800(ドリンク別)
21:30 〜 (DJ) フリーエントランス
8月16日(日)
Cow-Go! インターナショナル パーティ− & ライブミュージック !
Cow-Go!インターナショナルパーティ−:
Party Monsters によるDJや、スペシャルゲストによるライブ演奏をフィーチャ−!
Cow-Go! にcome join us! Creative Language Networkの月例パーティ−に来て!飲んだり食べたりしながら色んな国の人に会って色んな言葉や文化に触れよう。Nomunication!
Cow-Go フェイスブックにJoin!
http://www.facebook.com/group.php?gid=25053175956
Cow-Go! クリエイティブ語学ネットワーク
ピンク・カウ ランゲージ センター:クリエイティブな語学シェア学習を格安で!
自分でデザインできるプログラム。時間、場所、インストラクター、学習スタイルを自分のニーズに合わせられます。特殊な内要のレッスンにも対応できます。Tell us what you need!
個人レッスン、専門分野レッスン、格安料金、経験を積んだ講師陣、月例文化交流パーティ−も:) 一緒に楽しみましょう!ライブやDJもあります!入場無料!
詳細は以下まで:
メール: cow-go!@thepinkcow.com
サイト:www.cow-go.com
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BORDERLESS HOUSE
都内のインターナショナル シェアハウス/ゲストハウス
清潔/便利なロケーション/低家賃!
http://www.borderless-house.com/
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19:00 〜
フリーエントランス
8月19日(水)
¥500 マルガリータ マッドネス ナイト!
8月のど真ん中に東京で足留めを喰ってる私達、暑い夏をク−ルオフする休みが必要じゃない!真夏のウィークデーにマルガリータマッドネスだ!メキシカンハットをかぶっていつものブリト−を食べに来て!マルガリータ オンザロックが¥500だよ!
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17:00 〜 みんながバーの椅子から転げ落ちるまで
フリーエントランス
8月20日(木)
The Vegan Club
Vegan Club:
ベジタリアンの友達をみんな呼ぼう!(ベジタリアンじゃなくても、おいしいもの好きで友達の輪を広げたい人も!)Tokyo Vegan Meetup Groupは毎月第一木曜日に食事会を開いています。ご予約は以下にてどうぞ。<http://vegan.meetup.com/389/>
美食と動物をこよなく愛す仲間と一緒においしくヘルシーなディナーはいかが?ちなみに『vegan』とは肉、魚、卵、乳製品の一切を食べないベジタリアンのことです。
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20:00 〜
食べ放題ビュッフェディナー料金:¥2,800(ドリンク別)
フリーエントランス
*** 金曜日のお食事は7時から10時までの3時間、お一人様¥2,800(税込)の食べ放題ビュッフェメニューです。バースデーや、その他特別な集まりに最適です!
8月21日(金)
スペシャル ライブ ディナーショー!
Steve Fell、Haru Takamichi そしてSuirenを迎えてのArtsy Jazzy パーティー!
グルーヴィ− ジャズ、ベリーダンス、アートメーキングの夜にjoin us! スーパーヒップなギタリスト/作曲家 Steve Fell と、アメ−ジングなべ−シストHaru Takamichi によるライブパフォーマンス、Suiren による魅惑のベリーダンスショー、そして音楽にインスパイアされた自分だけのアートをクリエイトするチャンスがピンク・カウの素敵なビュッフェディナー料金だけで楽しめる!!
フリージャズ/エクスペリメンタルからウエストアフリカン/カリビアンアンサンブルまで何でもこなし、ボストンのミュージックシーンで発掘された Steve がバークレーでの古い仲間Haru をパートナーにして、この夏東京でパフォーマンスを披露する。第2ステージではオーディエンスに画材を渡し、感じた音楽を自分なりに表現してもらいます。変?まずはトライしてみて、驚きの結果が得られるかも!五官を研ぎすまして来てね!!!
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19:00 〜 22:00 ビュッフェディナー(要予約)cowmail@thepinkcow.com
料金:¥2,800
19:30 〜 20:30 Steve and Haru 1st セット
22:00 〜 23:00 Steve and Haru 2nd セット& アートメイキング
23:00 〜 23:30 ベリーダンス by Suiren
8月22日(土)
DRUM COW スペシャルパーティーナイト!!!
楽しいアフリカンドラムに Come join us! フリーなセッションでつながるフリーなバイブレーション!
Shinagawa Djembe Possseはアフリカの太鼓「Djembe」を中心としたセッション集団。
リズムは感情、グルーヴは調和と鼓動。広がりつづけるShinagawa Djembe Possseのバイブスは、毎月末の日曜にピンク・カウで炸裂!
世代も性別も人種も住んでる場所も宗教も国境もみんな関係ないね〜。
日本の真ん中→東京は渋谷→あつまるvibes→自由に音楽を表現→みんなつながる→争いなくなる!や〜まん♪
友達、大切な人、パーティー好き、all welcome! Djembeを知らないあなたも是非!
Peace to the world!!!
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18:00 〜
フリーエントランス
8月23日(日)
ジャパニーズ ラウンジ ナイト #5 !
堅苦しいと思われる和楽器の音楽と楽しさをかなりリラックスした環境で紹介する月イチ、エントランスフリーのイベント。
自分が今どこの国にいるか分からなくなるようなおもしろい場所で、ステージを見ると着物を着て、和楽器を奏でる人達が…しかも話しているのは英語。
日本文化に興味のある外国出身の方や実際に和楽器を習っている各国の生徒さん、もちろん音楽好き、英語で話したい、機会がないだけで着物でのお出かけ先を探している人、おいしいお酒や多国籍なフードを楽しみたいゲストやパフォーマーの集まっているイベントです。
飛び入り参加も大歓迎♪日本の伝統楽器と一緒に弾きたい方は是非楽器を持ってきてくださいね!
8月23日日曜日7時からスタート
エントランスフリー!入退場自由!
場所;渋谷ピンクカウthe Pink Cowhttp://www.thepinkcow.com/
(携帯からも見れる地図 http://gmap.jp/shop-912.html?&uid=197621
出演者の久美弥のサイト内のイベントページ: http://shamisen-sensei.com/jln.aspx
日経BPネット内のイベントへのインタビュー記事 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090630/163977/?P=4
ミクシイにコミュニティーもあります
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4425492
先にイベントの様子を見てみたい方はこのオンラインビデオで!http://www.ustream.tv/recorded/1841806
パフォーマーリスト:
神永大輔(尺八) http://web.me.com/apochromat/
どんな音楽にも即興で合わせることを得意とし、箏や三絃との伝統的な三曲合奏にとどまらず、ギターの弾き語り、カリンバなどの各国楽器、詩の朗読や踊り、演劇などとのコラボレーションを展開する。2008年秋より一時、ロックバンドHeavensDustに所属し、アメリカ・ロサンゼルスのレーベル Hensley Musicと契約。韓国ツアー、ロサンゼルスでの活動を経て、現在再び東京に拠点を移し、フリーで活躍する
瑞穂 (箏)
山崎真夜(尺八)
アラゲホンジ齋藤真文(ギター、横笛)http://aragehonzi.com/
東北の民謡をベースとしたギターと横笛。
久美弥(細棹三味線)http
端唄、小唄、民謡。英語と日本語での初心者やツーリスト向けの三味線の先生
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19:00 〜
フリーエントランス
*** 金曜日/土曜日のお食事は7時から10時までの3時間、お一人様¥2,800(税込)の食べ放題ビュッフェメニューです。バースデーや、その他特別な集まりに最適です!
8月25日(火)
ヌヌ(Nu Nu) Music Listening Experience
「The ヌヌ (Nu Nu) Music Listening Experience」はアーティストが自分の作品をオーディエンスに聞いてもらい、サウンド、スタイル、シングルリリーステスト、マーケティングなどのフィードバックが受けられる新しい試みです。新たなファンの獲得や、より多くの人々の耳に自分の音楽をとどけたいと願っている真面目なアーティストからの音楽を待っています。クラブ、ウェブのオンラインプレーヤー、チャートシステムのような環境の外で、一般の音楽好きが集まる場でのプレミア演奏。参加者は客観的/批判的に耳を傾ける、または、リラックスしたムードの中でセレクトフィーチャ−された音楽についてのアンケートを書き込む。「ヌヌ」ではオーディエンスやアーティストの音楽を披露する環境の幅を広げるため、色々場所を変えて開かれます。「ヌヌ」はプレミアライブを聞けるイベント、アーティストのブレイク、東京のDJやプロモーターを引き込むサーキットとしての活動を目指しています。
音楽を提供したいアーティストはDaisha Hunterまでメールにて問い合わせをしてください:sistasukisounds@gmail.com
または、こちらのサイトへ:http://www.DaiTime.com
音楽は8:00pmから。良い席の確保と食事のために早めに来て!
ディナー希望の方は以下にて予約をお願いします:cowmail@thepinkcow.com
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20:00 〜
フリーエントランス
8月26日(水)
Law of Attraction Seminar
Charles Alan Ross will be returning to Tokyo this August and conducting his popular workshop, "Using the Bad to Bring the Good". It's an interactive workshop that explores how to use negative situations to propel yourself towards positive changes in your life. Learn techniques to achieve your dreams faster by shifting your paradigm. Using a Law of Attraction framework, Charles Alan Ross, MA provides consulting services and coaching to businesses and individuals. Charles provides individuals with tools to achieve their personal goals, leading to an optimum and fulfilling life of their dreams. Charles is a regular speaker at professional and social organizations. Some of the most popular presentations include; “Dealing with Difficult People”, “Going Beyond Expectations to Wow the Competition”, and “How to Achieve Your Goals without Really Trying”.
Charles holds degrees in psychology, sociology, gerontology and a Masters in social services from the University of Chicago. He has extensive experience working in the health care field. Charles leads a health care training initiative for a Chicago concern. Since 2006, through this program he has helped over 100 people navigate through the Chicago College system to achieve degrees in nursing. Charles also enjoys all forms of the written word, whether he’s writing copy for health care brochures, screenwriting, or blogging at lawofattractionkeys.wordpress.com. Charles has been quoted in the Chicago Tribune, Beverly Review, and appeared on Milwaukee’s Fox 6 WakeUp News.
Charles applies the Law of Attraction to all aspects of his life, finding it a powerful accompaniment to personal and professional development. Charles enjoys the city of Chicago as a home base for travels and workshops worldwide.
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19:00 〜
料金:¥3,000
8月27日(木)
ジャマイカン ラウンジナイト!
Inna di Yaad とは古い仲間が集まる夜。新しい仲間と出会って互いの競争心を次のレベルへ昇華する!
モノポリー、ドミノ(ジャマイカンスタイル)、カード(あらゆるゲーム)、タブーとそして、もちろんチェスも!!!
レゲエとオールナイトのダンスホール。すべてがジャマイカンフレア....もちこたえられる??
ホストはMe Crazy Sasha....ダンスは御法度....なわけない。
おっと、そしてマスターシェフによるジャマイカンフィーチャ−のフードとWoohooジャマイカンドリンクもあるからね。
スペシャルフィーチャ−メニュー:
ジャマイカン ビーフパテ
ジャマイカン ジャークチキン ライス&豆添え
ジャークフィッシュサラダ ピタブレッド付
ジャマイカン ココナッツチキンカレー ライス付
バナナフリッター
ゲームスケジュールはフェイスブックにて:「Inna di Yaad」と打ち込んで。
ジャマイカンホスピタリティーを一緒にシェアしよう!
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19:00 〜 終電
フリーエントランス
8月28日(金)
NICL ライブ スペシャルディナーショー!
ナイクラ NYQLA
キーワードはズバリ、グルーヴ。
70年代テイストのディスコミュージックから、ボサノバ、クラブジャズまで、お洒落なグルーヴ音楽をお楽しみください。静かに楽しむもよし、踊るもよし。
ピンクカウのお食事とともに、素敵なひとときを是非。
マリ (Vocal)
清水智晴 (Bass)
森大輔 (Guitar)
八木澤智正 (Drums, Percussion)
廣郡拓 (Sax, Flute)
佐野秀樹 (Keyboards)
市田有紀 (Drums, Percussion)
田中美穂 (Chorus)
霧生智美 (Chorus)
ナイクラ公式ホームページ
http://web.me.com/tyagisawa/TY/NYQLA.html
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19:00 〜
料金:2,800(ビュッフェディナー込)
*** 金曜日/土曜日のお食事は7時から10時までの3時間、お一人様¥2,800(税込)の食べ放題ビュッフェメニューです。バースデーや、その他特別な集まりに最適です!
8月30日(日)
8月バースデーパーティー!
みんなウェルカム!アラカルトメニュー:)
葛飾北斎 冨嶽三十六景
日本を代表する浮世絵師、葛飾北斎。そんな北斎の作品の中でも代表的な冨嶽三十六景。
赤富士の名で知られる凱風快晴や、海外でもBig Waveの名で知られる神奈川沖波裏など、有名な作品をご覧いただけます
冨嶽三十六景
橋下府政「支持率82%」を支えるブレーン集団
八二・三%。就任一年を前に読売新聞が実施した世論調査で、橋下(はしもと)徹・大阪府知事への驚異的な支持率が示された。産経新聞は八一・六%、テレビ大阪で府民百人に街頭アンケートを実施したところ、実に九十三人が「支持する」と答えた。
確かに大阪は「お笑い百万票」と言われ、元タレントの西川きよし氏を参議院議員に、横山ノック氏を府知事にした土地柄だ。では、橋下氏への支持も、これらの先例に類するものなのかといえば、答はおそらくノーだ。橋下氏への強烈な支持を裏打ちするものは、一体何なのか。
東京では報じられない「背景」
昨年二月六日の初登庁日。「大阪府は破産会社。民間なら給料カットは当たり前」。橋下知事は、職員四百五十人を集めた訓示で、顔を紅潮させながら過激な言葉を次々に口にした。言葉の向こう側にあったのは、十年連続赤字という不名誉な財政状況を放置してきた職員に対する不信感だった。
矢継ぎ早に繰り出される“檄”に、ある中堅職員は、深いため息をつきながら、天井を仰ぎ見た。訓示後に開かれた幹部会議でも、橋下知事の勢いは止まらなかった。「大阪府のために私と死んで下さい」。会議後、ある幹部は「いよいよ“橋下劇場”が始まったよ」と肩をすくめた。
過激な言葉は、この後も“橋下劇場”のシナリオに欠かせないものとなった。財政再建のため事業見直しに着手した際、「基本的に図書館以外のハコものは必要ない」と言い放ち、府が長年、補助金を支出する大阪センチュリー交響楽団には「インテリぶったクラシックよりお笑いの方が文化。楽団はファンを獲得する努力をしていない」と冷たく突き放した。
こうした発言の背景には、マスコミに取り上げられることで府民の関心を引き、問題の速やかな解決にあたれる、という意図があった。現に、これらの発言は府民の支持を得て、知事は職員の給与カットや、文化施設の統廃合などを次々に打ち出し、就任半年までに千百億円の収支改善への道筋を付けた。結果、大阪府は二〇〇九年度予算で十一年ぶりに赤字から脱却する見通しとなったのである。
一方で、この手法の弱点が次第に浮かび上がった。それは、在京メディアと在阪メディアの「温度差」である。
在阪メディアは、就任直後から橋下知事の一挙手一投足を報じ、「なぜ過激発言に至ったのか」と、その背景や経緯に触れるニュースを展開したが、在京メディアでは、そうした背景が切り離され、過激な発言「のみ」取り上げられることがほとんどだった。
たとえば、筆者が所属するテレビ大阪のキー局・テレビ東京が制作する全国ニュースでも、まさにそうだった。となれば、関西以外の視聴者や読者には「あの橋下さんが、また過激な発言をした」という印象しか残らなくなる。
こうした「弱点」が見事に表れたのが昨年八月、東京都内で開かれた「大阪府議会フォーラム in 東京」でのことだった。
これは橋下知事と、自民、民主、公明、共産の府議会主要四会派の幹事長が、大阪の窮状を訴え、国に税財源移譲を求めるためのものだったが、肝心の国会議員や、霞が関の官僚の参加はほとんどなく、知事与党である自民の国会議員は、知事が熱弁を振るっている前を通り過ぎ、会場を出る始末。
報道陣も在阪メディアばかりで、その日の夜、東京の宿泊先で各局の夜のニュース番組に目を凝らしたが、ついに関連報道を目にすることはなかった。
出張議会の終了後、囲み取材に応じた橋下知事も、こうした雰囲気は感じ取っており、「まだまだこれから」と強気の姿勢を見せたが、同行したある府議は「在京メディアは“報道に値する知事”と判断しなかったのだろう。要は、知事は過激発言ばかりで、中身がないと。知事のプライドはかなり傷つけられたようだ」と話した。
そんな中、あるプロジェクトチームが九月に府庁内で発足する。初会合には、経済財政諮問会議の民間議員として小泉改革を支えた本間正明近畿大教授や、大阪市の市政改革で辣腕を振るった“脱藩官僚”の上山(うえやま)信一氏、改革派知事として知られた前三重県知事の北川正恭氏など、錚々たる面々が顔を揃えた。
橋下知事は「府政運営でみなさまの知恵をぜひ借りたい」と頭を下げた。この面々は「チーム橋下」と呼ばれることになる。
ターゲットは霞が関に
これ以降、橋下知事の過激発言にある変化が起きる。それは、発言を向ける相手だ。それまでは、府庁職員や府内の団体など身内へのものがほとんどだったが、それが対外にシフトしていった。その一番のターゲットは霞が関。選んだ問題は、国の直轄事業への負担金制度だった。
この制度は、国が直接実施する道路やダム、港湾などの公共事業で、「地方も利益にあずかる」との理由から、道路法や河川法などに基づき、建設費の三分の一、維持管理においては四五%を地方が負担する仕組みだ。
橋下知事が負担金に目を付けたきっかけは、国の淀川水系河川整備計画案。滋賀県大津市の大戸川ダムを含む三つのダム計画の総事業費およそ二千七百四十億円のうち、約四百億円を府が負担せよというものだった。しかし、府の建設事業費が十年前から半減している中、負担金の総額は二〇〇五年度以降、増加。理由を尋ねても答えられなかった担当職員に、橋下知事は「なぜおかしいと思わないのか。こんなの、普通おかしいでしょう」と声を荒らげたという。
橋下知事は、三つのダムの流域にある滋賀県の嘉田(かだ)由紀子知事、京都府の山田啓二知事と秘密裏にメールや電話などでやり取りし、最終的には三重県の野呂昭彦知事も巻き込んで、四府県知事共同で大戸川ダム計画に「NO」を突きつけた。
さらに返す刀で、〇九年度予算で支払いが義務づけられていた国の直轄事業負担金のうち、建設事業費を二〇%、維持管理費を一〇%それぞれカット、全体で約四十億円を削減した予算案を二月府議会に提出した。もちろん、これらの過程で、「霞が関は諸悪の根源」「霞が関を転覆せねば」などの過激発言の発信も忘れなかった。
この橋下知事の“霞が関への反乱”を後押ししたのは、紛れもなく「チーム橋下」だ。その中心となったのが、ブレーン中のブレーンとも言われている上山氏。負担金への疑問を橋下知事が真っ先にぶつけたのも上山氏だ。
上山氏は、霞が関(旧運輸省)出身ゆえ、霞が関の弱点を知り尽くしていた。「霞が関は地方が束になって言ってくると持ち堪えられない」「国の直轄事業負担金に疑問を持つ知事は多い。必ず同調者が出てくる」。橋下知事は上山氏のアドバイスに従い、記者会見など事あるごとに、負担金への疑問を口にした。
作戦は的中した。「大阪だけ特別扱いできない」と、当初は静観していた霞が関だが、国が直轄事業として実施している北陸新幹線の工事追加負担を巡り、新潟県の泉田裕彦知事が「増額の詳細な理由が不明」として支払い拒否を表明。さらに佐賀県の古川康知事が九州新幹線の工事追加負担を拒むと、福岡県の麻生渡知事もこれに続き、激震が走った。
橋下知事は、全国の知事の同調を見届けた上で、満を持したように二月二十日、単身で国土交通省に乗り込んだ。金子一義大臣に対し、前口上もそこそこに、「直轄事業負担金制度は国と地方の奴隷制度。地方は奴隷。奴隷を解放してほしい」と制度廃止を訴えた。就任わずか一年、タレント弁護士出身で過激発言が売りものだった橋下知事は、四十七都道府県の知事の代弁者となった。
金子大臣は「国と地方の役割分担を含め、制度のあり方を考える」と見直しを表明。「満額(回答)に近い内容」(府幹部)となり、会談後、橋下知事は「大臣の近くにいた事務方は渋い顔をしていたが、大臣は『制度を見直す』とはっきり言ってくれた」と“勝利宣言”をした。
ブレーンの一人、本間教授は、かつてテレビ大阪の単独インタビューで「裏表のない正義感あふれる性格ゆえ、時に思ったことがすぐさま口に出ることがある。その若さを良い方に導いてあげるのも私の仕事」と話していた。
ノック元知事になくて、橋下知事にあるもの。それは、まっとうな政治をしようという、そもそもの意思に加え、政策面や道徳面で助言するブレーンの存在とも言える。
府庁内には、「ブレーンに偏重しすぎて、職員は蚊帳の外」といった批判も渦巻くが、橋下知事は意に介するどころか、「僕と同じ感覚を持つ職員を民間から新たに五十人くらい登用する」といった構想をぶち上げるなど、「チーム橋下」のさらなる拡充を目指す。
折り返しの就任満二年に向け、走り始めた橋下知事。次の一手は何か。上山氏は最近、橋下知事にこんなアドバイスをしたという。「国の天下り法人への負担金の見直しに力を入れるべき。不満を持つ地方は多い。これでさらに霞が関は動揺する」。
筆者/テレビ大阪報道部記者・平岡直也 Hiraoka Naoya フォーサイト2009年4月号より
※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。
東京では報じられない「背景」
昨年二月六日の初登庁日。「大阪府は破産会社。民間なら給料カットは当たり前」。橋下知事は、職員四百五十人を集めた訓示で、顔を紅潮させながら過激な言葉を次々に口にした。言葉の向こう側にあったのは、十年連続赤字という不名誉な財政状況を放置してきた職員に対する不信感だった。
矢継ぎ早に繰り出される“檄”に、ある中堅職員は、深いため息をつきながら、天井を仰ぎ見た。訓示後に開かれた幹部会議でも、橋下知事の勢いは止まらなかった。「大阪府のために私と死んで下さい」。会議後、ある幹部は「いよいよ“橋下劇場”が始まったよ」と肩をすくめた。
過激な言葉は、この後も“橋下劇場”のシナリオに欠かせないものとなった。財政再建のため事業見直しに着手した際、「基本的に図書館以外のハコものは必要ない」と言い放ち、府が長年、補助金を支出する大阪センチュリー交響楽団には「インテリぶったクラシックよりお笑いの方が文化。楽団はファンを獲得する努力をしていない」と冷たく突き放した。
こうした発言の背景には、マスコミに取り上げられることで府民の関心を引き、問題の速やかな解決にあたれる、という意図があった。現に、これらの発言は府民の支持を得て、知事は職員の給与カットや、文化施設の統廃合などを次々に打ち出し、就任半年までに千百億円の収支改善への道筋を付けた。結果、大阪府は二〇〇九年度予算で十一年ぶりに赤字から脱却する見通しとなったのである。
一方で、この手法の弱点が次第に浮かび上がった。それは、在京メディアと在阪メディアの「温度差」である。
在阪メディアは、就任直後から橋下知事の一挙手一投足を報じ、「なぜ過激発言に至ったのか」と、その背景や経緯に触れるニュースを展開したが、在京メディアでは、そうした背景が切り離され、過激な発言「のみ」取り上げられることがほとんどだった。
たとえば、筆者が所属するテレビ大阪のキー局・テレビ東京が制作する全国ニュースでも、まさにそうだった。となれば、関西以外の視聴者や読者には「あの橋下さんが、また過激な発言をした」という印象しか残らなくなる。
こうした「弱点」が見事に表れたのが昨年八月、東京都内で開かれた「大阪府議会フォーラム in 東京」でのことだった。
これは橋下知事と、自民、民主、公明、共産の府議会主要四会派の幹事長が、大阪の窮状を訴え、国に税財源移譲を求めるためのものだったが、肝心の国会議員や、霞が関の官僚の参加はほとんどなく、知事与党である自民の国会議員は、知事が熱弁を振るっている前を通り過ぎ、会場を出る始末。
報道陣も在阪メディアばかりで、その日の夜、東京の宿泊先で各局の夜のニュース番組に目を凝らしたが、ついに関連報道を目にすることはなかった。
出張議会の終了後、囲み取材に応じた橋下知事も、こうした雰囲気は感じ取っており、「まだまだこれから」と強気の姿勢を見せたが、同行したある府議は「在京メディアは“報道に値する知事”と判断しなかったのだろう。要は、知事は過激発言ばかりで、中身がないと。知事のプライドはかなり傷つけられたようだ」と話した。
そんな中、あるプロジェクトチームが九月に府庁内で発足する。初会合には、経済財政諮問会議の民間議員として小泉改革を支えた本間正明近畿大教授や、大阪市の市政改革で辣腕を振るった“脱藩官僚”の上山(うえやま)信一氏、改革派知事として知られた前三重県知事の北川正恭氏など、錚々たる面々が顔を揃えた。
橋下知事は「府政運営でみなさまの知恵をぜひ借りたい」と頭を下げた。この面々は「チーム橋下」と呼ばれることになる。
ターゲットは霞が関に
これ以降、橋下知事の過激発言にある変化が起きる。それは、発言を向ける相手だ。それまでは、府庁職員や府内の団体など身内へのものがほとんどだったが、それが対外にシフトしていった。その一番のターゲットは霞が関。選んだ問題は、国の直轄事業への負担金制度だった。
この制度は、国が直接実施する道路やダム、港湾などの公共事業で、「地方も利益にあずかる」との理由から、道路法や河川法などに基づき、建設費の三分の一、維持管理においては四五%を地方が負担する仕組みだ。
橋下知事が負担金に目を付けたきっかけは、国の淀川水系河川整備計画案。滋賀県大津市の大戸川ダムを含む三つのダム計画の総事業費およそ二千七百四十億円のうち、約四百億円を府が負担せよというものだった。しかし、府の建設事業費が十年前から半減している中、負担金の総額は二〇〇五年度以降、増加。理由を尋ねても答えられなかった担当職員に、橋下知事は「なぜおかしいと思わないのか。こんなの、普通おかしいでしょう」と声を荒らげたという。
橋下知事は、三つのダムの流域にある滋賀県の嘉田(かだ)由紀子知事、京都府の山田啓二知事と秘密裏にメールや電話などでやり取りし、最終的には三重県の野呂昭彦知事も巻き込んで、四府県知事共同で大戸川ダム計画に「NO」を突きつけた。
さらに返す刀で、〇九年度予算で支払いが義務づけられていた国の直轄事業負担金のうち、建設事業費を二〇%、維持管理費を一〇%それぞれカット、全体で約四十億円を削減した予算案を二月府議会に提出した。もちろん、これらの過程で、「霞が関は諸悪の根源」「霞が関を転覆せねば」などの過激発言の発信も忘れなかった。
この橋下知事の“霞が関への反乱”を後押ししたのは、紛れもなく「チーム橋下」だ。その中心となったのが、ブレーン中のブレーンとも言われている上山氏。負担金への疑問を橋下知事が真っ先にぶつけたのも上山氏だ。
上山氏は、霞が関(旧運輸省)出身ゆえ、霞が関の弱点を知り尽くしていた。「霞が関は地方が束になって言ってくると持ち堪えられない」「国の直轄事業負担金に疑問を持つ知事は多い。必ず同調者が出てくる」。橋下知事は上山氏のアドバイスに従い、記者会見など事あるごとに、負担金への疑問を口にした。
作戦は的中した。「大阪だけ特別扱いできない」と、当初は静観していた霞が関だが、国が直轄事業として実施している北陸新幹線の工事追加負担を巡り、新潟県の泉田裕彦知事が「増額の詳細な理由が不明」として支払い拒否を表明。さらに佐賀県の古川康知事が九州新幹線の工事追加負担を拒むと、福岡県の麻生渡知事もこれに続き、激震が走った。
橋下知事は、全国の知事の同調を見届けた上で、満を持したように二月二十日、単身で国土交通省に乗り込んだ。金子一義大臣に対し、前口上もそこそこに、「直轄事業負担金制度は国と地方の奴隷制度。地方は奴隷。奴隷を解放してほしい」と制度廃止を訴えた。就任わずか一年、タレント弁護士出身で過激発言が売りものだった橋下知事は、四十七都道府県の知事の代弁者となった。
金子大臣は「国と地方の役割分担を含め、制度のあり方を考える」と見直しを表明。「満額(回答)に近い内容」(府幹部)となり、会談後、橋下知事は「大臣の近くにいた事務方は渋い顔をしていたが、大臣は『制度を見直す』とはっきり言ってくれた」と“勝利宣言”をした。
ブレーンの一人、本間教授は、かつてテレビ大阪の単独インタビューで「裏表のない正義感あふれる性格ゆえ、時に思ったことがすぐさま口に出ることがある。その若さを良い方に導いてあげるのも私の仕事」と話していた。
ノック元知事になくて、橋下知事にあるもの。それは、まっとうな政治をしようという、そもそもの意思に加え、政策面や道徳面で助言するブレーンの存在とも言える。
府庁内には、「ブレーンに偏重しすぎて、職員は蚊帳の外」といった批判も渦巻くが、橋下知事は意に介するどころか、「僕と同じ感覚を持つ職員を民間から新たに五十人くらい登用する」といった構想をぶち上げるなど、「チーム橋下」のさらなる拡充を目指す。
折り返しの就任満二年に向け、走り始めた橋下知事。次の一手は何か。上山氏は最近、橋下知事にこんなアドバイスをしたという。「国の天下り法人への負担金の見直しに力を入れるべき。不満を持つ地方は多い。これでさらに霞が関は動揺する」。
筆者/テレビ大阪報道部記者・平岡直也 Hiraoka Naoya フォーサイト2009年4月号より
※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。
自民党の若手議員橋下府知事を招き勉強会
自民党の若手議員橋下府知事を招き勉強会
これにはギョヘーといいましたね。
これにはギョヘーといいましたね。
みんなで骨髄バンクへの登録をしよう!!
以前に学生たちとインタビューをさせていただいた浅野教授が入院されました。
浅野先生の一日も早いご回復をお祈りしております。
みんなで骨髄バンクへの登録をしよう!!
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前宮城県知事で慶大教授の浅野史郎氏(61)が急性白血病を発症したことが3日、分かった。4日に東大病院(東京)に入院し、詳しい検査をするとともに化学療法で治療するという。
関係者によると、浅野氏はウイルスが原因の成人T細胞白血病にかかった。約5年前にウイルス保持者と判明したが、経過を観察していた。昨年末から今春にかけて白血球数などが変化し、東京都内で診察を受けた結果、発症が確認された。
急性白血病の治療には骨髄移植が有効とされるが、骨髄バンクの登録者は待機患者に対して不足している。浅野氏は化学療法で治療しながら、移植に適合するドナーを待つ。浅野氏は病名を公表する方針という。
浅野氏は仙台市出身。旧厚生省を経て、1993年のゼネコン汚職に伴う出直し宮城県知事選に立候補して初当選。2005年まで3期務めた。07年には東京都知事選に立候補したが、落選した。
浅野氏と親しい元宮城県社会福祉協議会副会長の田島良昭氏らが3日、仙台市内で会合を開き、骨髄バンクへの登録を広く呼び掛けることを確認した。田島氏は「登録者が増えれば、浅野氏に合うドナーが見つからなくても、同じ病気で苦しんでいる人の役に立つ。多くの人に協力をお願いしたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000005-khk-l04 (YAHOOニュースより抜粋)
みんなで骨髄バンクへの登録をしよう!!
浅野先生の一日も早いご回復をお祈りしております。
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前宮城県知事で慶大教授の浅野史郎氏(61)が急性白血病を発症したことが3日、分かった。4日に東大病院(東京)に入院し、詳しい検査をするとともに化学療法で治療するという。
関係者によると、浅野氏はウイルスが原因の成人T細胞白血病にかかった。約5年前にウイルス保持者と判明したが、経過を観察していた。昨年末から今春にかけて白血球数などが変化し、東京都内で診察を受けた結果、発症が確認された。
急性白血病の治療には骨髄移植が有効とされるが、骨髄バンクの登録者は待機患者に対して不足している。浅野氏は化学療法で治療しながら、移植に適合するドナーを待つ。浅野氏は病名を公表する方針という。
浅野氏は仙台市出身。旧厚生省を経て、1993年のゼネコン汚職に伴う出直し宮城県知事選に立候補して初当選。2005年まで3期務めた。07年には東京都知事選に立候補したが、落選した。
浅野氏と親しい元宮城県社会福祉協議会副会長の田島良昭氏らが3日、仙台市内で会合を開き、骨髄バンクへの登録を広く呼び掛けることを確認した。田島氏は「登録者が増えれば、浅野氏に合うドナーが見つからなくても、同じ病気で苦しんでいる人の役に立つ。多くの人に協力をお願いしたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000005-khk-l04 (YAHOOニュースより抜粋)
みんなで骨髄バンクへの登録をしよう!!
『たとえ、明日地球が滅ぼうとも君はリンゴの木を植えるだろう』
『たとえ、明日地球が滅ぼうとも君はリンゴの木を植えるだろう』
Even end of the world to be for tomorrow,
Plant the apple-tree today 【Martin Luther (1483 – 1546) 】
たとえ地球が明日滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える (マルチン・ルター)
『たとえ、明日地球が滅ぼうとも君はリンゴの木を植えるだろう』
>>私たちの子孫に対して果たさないといけない責任である
とても感動するスピーチでした。一度聞いてみてください。
英語通訳訳付きなので英語の勉強にもなりますよ!
http://www.tv.janjan.jp/0904/0904080175/1.php
2009年2月号の記事より
2008年12月号 記事タイトル
2009年2月号 必読の書紹介
アジア英雄伝
アジア英雄伝
あたらしいアジアの時代を切り開くために立ち上がったアジアの英雄と
彼らを支えたこころある日本人の物語
かつて「興亜」の二文字に振起し、植民地の解放を目指し苦闘を続けたアジアの英雄。彼らと彼らを支えた心ある日本人との関わりを明らかにし、知られざる“汎アジア・ネットワーク”を浮き彫りにした待望の先覚者列伝
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
坪内 隆彦
昭和40(1965)年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入 社。平成元年退社後、フリーランスで取材・執筆活動に入る。同3年に「国連における大国協調の光と影」で佐藤栄作賞(国際連合大学協賛財団懸賞論文優秀 賞)を受賞。『月刊日本』編集委員、社団法人日本マレーシア協会理事、拓殖大学創立百年史編纂室嘱託。現在、『月刊日本』に「日本文明の先駆者」を、『月 刊マレーシア』に「明日のアジア望見」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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苦闘の甲斐あって所期の目的─独立を果たすことができたものもあったが、志なかばにして非命に倒れたものも少なくない。「先駆者は常に倒る」という言葉が真に追って感じられる。このような愛国、憂国の志士たちの群像を記したのがほかならぬ本書である。(伊達宗義)
著者は戦前に刊行された文献を含め、膨大な資料に当たり、祖父をはじめとする日本の興亜陣営とアジアの志士たちとの緊密な連携の実態に迫りました。それは、まさに「汎アジア・ネットワーク」の構築とも呼びうるものであったことが、本書で明らかにされています。(頭山興助)
坪内氏のアジア主義へ のアプローチは非常に興味深く、魅力的である。アジア主義の歴史はアジア主義者の歴史でもある。個々の人物の魅力を最大限に引き出し、歴史的な文脈の中に よみがえらせることは容易なことではないが、本書は見事にそれに成功している。(クリストファー・スピルマン)
あたらしいアジアの時代を切り開くために立ち上がったアジアの英雄と
彼らを支えたこころある日本人の物語
かつて「興亜」の二文字に振起し、植民地の解放を目指し苦闘を続けたアジアの英雄。彼らと彼らを支えた心ある日本人との関わりを明らかにし、知られざる“汎アジア・ネットワーク”を浮き彫りにした待望の先覚者列伝
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
坪内 隆彦
昭和40(1965)年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入 社。平成元年退社後、フリーランスで取材・執筆活動に入る。同3年に「国連における大国協調の光と影」で佐藤栄作賞(国際連合大学協賛財団懸賞論文優秀 賞)を受賞。『月刊日本』編集委員、社団法人日本マレーシア協会理事、拓殖大学創立百年史編纂室嘱託。現在、『月刊日本』に「日本文明の先駆者」を、『月 刊マレーシア』に「明日のアジア望見」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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苦闘の甲斐あって所期の目的─独立を果たすことができたものもあったが、志なかばにして非命に倒れたものも少なくない。「先駆者は常に倒る」という言葉が真に追って感じられる。このような愛国、憂国の志士たちの群像を記したのがほかならぬ本書である。(伊達宗義)
著者は戦前に刊行された文献を含め、膨大な資料に当たり、祖父をはじめとする日本の興亜陣営とアジアの志士たちとの緊密な連携の実態に迫りました。それは、まさに「汎アジア・ネットワーク」の構築とも呼びうるものであったことが、本書で明らかにされています。(頭山興助)
坪内氏のアジア主義へ のアプローチは非常に興味深く、魅力的である。アジア主義の歴史はアジア主義者の歴史でもある。個々の人物の魅力を最大限に引き出し、歴史的な文脈の中に よみがえらせることは容易なことではないが、本書は見事にそれに成功している。(クリストファー・スピルマン)
国家の大義 世界が賞賛したこの国のかたち
国家の大義 世界が賞賛したこの国のかたち
(講談社+α新書) 著者:前野 徹
世界を救う日本!!
伝統と誇りを取り戻せば、日本は再び輝く!!
日本論『戦後 歴史の真実』『新 歴史の真実』など数多くのベストセラーをつくった著者が残した救国のメッセージ。 「国家の大義」を取り戻せば、日本は再び輝きを放つ!
若き日、私は幸いにも伝統の魂を継承する戦後の指導的立場にあった経済界の諸先輩、文化人の方々と接する機会を得ました。(略)諸先輩方が当時、熱く語っていたのは、GHQ(連合国軍総司令部)の占領政治によって失われていく、日本人の伝統の精神、真実の歴史でした。(略)日本人は世界最高峰の精神文明に到達した民族です。その心はみなさんのなかにも生きています。我が魂の声に謙虚に耳を傾ければ、みなさんにも先人の悲痛な叫びが聞こえるはずです。先人たちの遺してくれた崇高な精神文明をこのまま埋没させては、後世の日本人にも申し開きできません。今からでも決して遅くはありません。我が心の内なる先人の魂を呼び起こし、「失われし六十年」を超えて、日本人の精神復興に立ち上がろうではありませんか。
著者:前野 徹(マエノ トオル)
1926年、東京都に生まれる。1950年、日本大学法学部卒業。読売新聞社などを経て、1960年、 東急グループの総帥・五島昇氏にスカウトされ、東京急行電鉄の秘書課長に。その後、五島氏の懐刀として政界、財界、マスコミとの折衝役として活躍。この 間、中曽根康弘氏、石原慎太郎氏、安倍晋三氏などと密接な関係を築き、「最後の国士」と呼ばれる。1970年、東急エージェンシー常務。1981年から 1992年まで東急エージェンシー社長。この間、業界13位だった同社を電通、博報堂に次ぐ3位まで躍進させる。アジア経済人懇話会会長、(社)日本経営 士会会長、(社)ニュービジネス協議会顧問などの公職を歴任。2007年2月8日 永眠 享年81歳。
(講談社+α新書) 著者:前野 徹
世界を救う日本!!
伝統と誇りを取り戻せば、日本は再び輝く!!
日本論『戦後 歴史の真実』『新 歴史の真実』など数多くのベストセラーをつくった著者が残した救国のメッセージ。 「国家の大義」を取り戻せば、日本は再び輝きを放つ!
若き日、私は幸いにも伝統の魂を継承する戦後の指導的立場にあった経済界の諸先輩、文化人の方々と接する機会を得ました。(略)諸先輩方が当時、熱く語っていたのは、GHQ(連合国軍総司令部)の占領政治によって失われていく、日本人の伝統の精神、真実の歴史でした。(略)日本人は世界最高峰の精神文明に到達した民族です。その心はみなさんのなかにも生きています。我が魂の声に謙虚に耳を傾ければ、みなさんにも先人の悲痛な叫びが聞こえるはずです。先人たちの遺してくれた崇高な精神文明をこのまま埋没させては、後世の日本人にも申し開きできません。今からでも決して遅くはありません。我が心の内なる先人の魂を呼び起こし、「失われし六十年」を超えて、日本人の精神復興に立ち上がろうではありませんか。
著者:前野 徹(マエノ トオル)
1926年、東京都に生まれる。1950年、日本大学法学部卒業。読売新聞社などを経て、1960年、 東急グループの総帥・五島昇氏にスカウトされ、東京急行電鉄の秘書課長に。その後、五島氏の懐刀として政界、財界、マスコミとの折衝役として活躍。この 間、中曽根康弘氏、石原慎太郎氏、安倍晋三氏などと密接な関係を築き、「最後の国士」と呼ばれる。1970年、東急エージェンシー常務。1981年から 1992年まで東急エージェンシー社長。この間、業界13位だった同社を電通、博報堂に次ぐ3位まで躍進させる。アジア経済人懇話会会長、(社)日本経営 士会会長、(社)ニュービジネス協議会顧問などの公職を歴任。2007年2月8日 永眠 享年81歳。