2025/11/06 01:08

イベント

目の前で見れば、信じざるを得ない

イベント

目の前で見れば、信じざるを得ない

試験航海に立ち会った、日本人のベテラン商社マン、安田秀雄氏(写真右)は、日立精機勤務時代から、40年に渡り、マレーシア、タイを中心に様々な国家ブロジエクトにも携わってきた。

その安田氏も、今回のブロジエクトには、半信半疑であったが、長野の創生ワールド本社で原子状水素水(還元水)SFW(Sosei Fuel Water)をエンジンに混合した実証実験を目の前で見て、油の使用量を抑え、CO2も大幅に削減するその可能性に大きな魅力を感じた。

そして、多くの知り合いにその実証実験の動画を送って導入の検討を進めた。しかし、最初は、そんなことはありえないと中々信じてもらえず、半ばあきらめかけたところで、そんなにいうならやってみようと手を上げる者が現れた。安田氏の長年のビジネスパートナーで、個人的にも親交の深いマレーシア人ラオ・ユンヒン氏(写真左)だ。

そこまで、安田氏が、言うなら、水を入れても動くエンジンを見てみようと、ラオ氏は、長野の創生ワールド本社を訪れて、目の前で、SFWの実証実験を見た。ビデオで見たとおりの結果を自分の目で見て、否定することが出来なくなったラオ氏は、このSFWを使ったシステムをマレーシアの漁船に導入することをその場で決定した。

そんなラオ氏も、いざ、契約になると、詐欺ではないかと多くの仕事仲間に、契約を思いとどまるように止められ、仕方なく、集まってきた者のために、マレーシアのクアンタンの現場でも、陸上で再度、燃焼実験を創生ワールドのスタッフにお願いした。それを目の前で、見たものたちは、みな驚き、ラオ氏に反対する者はいなくなった。

その後、すぐにSFWのシステムの設置作業が、陸上と船中で行われ、いよいよ、安田氏、ラオ氏を乗せた実験船は、試験航海に出た。

そして、一日の航海を無事終えた、安田氏は次のように語った。

『我々は、SFW を混入し40%の軽油を激減しながら航海する船に乗り、試験航海から戻ってきた。これは、紛れもない事実である。もちろん、話を聞いただけでは、信じるのは難しいだろう。だが、事実であることには間違いはない。今後は、漁船のみならず、より削減効果の高い大型の輸送船を所有する企業にもこの話を持っていきたい。私も長年様々な国際プロジェクトに関わってきたが、このSFWのプロジェクトほど、革新的なものはない。原発に取って代わる可能性のある自然エネルギーでの発電同様に既得権を脅かすものは、日本社会では認められない傾向にあるが、いいものであると理解すれば、すぐにでも採用する企業は大小問わず、海外にはたくさんあるし、日本ほど新しい考えの導入を妨げる規制も多くない』

*専門家からのコメント*

ディーゼルエンジンで,水を混ぜたA重油や軽油等燃料が燃焼出来れば,高温高圧状態の蒸気発生により体積膨張してピストンを押す力になり,馬力向上の助力となることは,エマルジョン化した水と燃料で実証されている。鶴野省三教授の著述で,A重油と一般的な水,A重油と創生燃料水(SFW)を各々50%混ぜたエマルジョンで発熱量を試験した結果から,前者の発熱量はほぼ50%であるが,後者では80%程度に高まりSFWが燃えることが報じられている。その原因として種々の研究者は実験結果からSFW中に原子状水素が含有されていると論じている。

原子状水素を直接観察する方法は科学的には確立されていないが、分子状水素は水に溶けにくく、このような大幅な熱量を発生するとは考えにくい。原子状水素としてSFWに液体状で溶存していると考えない限り、鶴野教授の結果は説明できない。マレーシアで漁船を用いた試験航海より、実証試験から燃費向上が確認されており,科学的には未解明ではあるが,大型ディ-ゼル発電機への適用等CO2の排出削減に大きく貢献できると考える。

課題としては燃料とSFWをより均質に混合出来る技術を確立し,エンジンの耐久性に悪影響を与えないことを実証出来るかであるが、大きな可能性のある技術であることは間違いない。今後の発展に大いに期待している。

(東京工業大学名誉教授 有冨正憲)

 

今回は、漁船での採用であったが、創生ワールド社にも、実証実験のビデオを見た、海外の電力会社や大型船舶を所有する企業からの複数の引き合いが来ており、早速、フィリピン船籍の大型フェリーへの導入も進行中で、早ければ、10月中にも、ディーゼルエンジン二機、発電機二機を長崎港停泊中に導入作業を行う予定だという。
限りある鉱物資源を大幅に節約する可能性があるこのプロジェクト。最新型の自動に制御されているターボ付きエンジンでも同様の結果が得られたことで、実用性は大きく広がった。近々、首都圏の研究機関でも、公開実験が行われる予定である。

しかし、どんな革新的な技術であっても、既存の考えに固執してばかりいると、せっかくの、ブレイクスルーの機会も見逃してしまう。

今後は、より多くの企業が待ったなしの環境問題に真剣に取り組み、エネルギーのみならず、医療や農業分野でも、副作用のある医薬品や農薬に代わるものとして『還元水』の本格的な導入が待ち望まれている。

*水研究の先進国、日本**                             

今まで、見てきたように、日本は、水の研究においても、世界に注目される数々の業績を残している。

『還元水』の重要性とその可能性にいち早く注目した、九州大学の白畑教授は、十分な研究費もないまま、30年以上に渡り、水の分野での先進的な研究を続けた。そして、その実績が評価され、ノーベル生理学医学賞の決定機関としても有名なスエーデン・カロリンスカ研究所で、共同研究を行うまでに至っている。

 

また、2014年10月に永眠されたが、水に様々な言葉を聞かせ、その影響が現れた水の結晶の撮影に、世界で初めて成功した水の研究家、江本勝氏。

『愛 感謝』という言葉を聞かせた水が美しい結晶を見せたりする、現象は、写真集として発表され、350万部を超えるベストセラーになり、80カ国以上で翻訳された。

『水は記憶する』『水には意識がある』ということを誰でもがわかりやすく伝えたとして、世界の水研究の学会の研究者や多くの宗教家からも大変評価が高い。そして、この『水は意識がある』という考え方は、最新の量子力学とも相通ずるものがあり、自然との調和の考え方を理論的に肯定するものとして、様々な分野で注目されている。

そして、上記で紹介したエネルギー問題の解決に向け、大きな期待の出来るSFW(Sosei Fuel Water)。今までのエマルジョン燃料(乳化剤を使って、油と水を混ぜて作る燃料)とは、まったく違い、水そのものを、エンジンに混合して燃焼させる今までの常識を覆すものだ。導入も他の自然エネルギーの装置などと比較すると非常に簡単で格安、そしてすぐに大きな削減効果が現れるのが特徴だ。

しかし、幾ら素晴らしい研究結果が出ていても、革新的な考えがあっても、既成概念や科学的な一般常識にこだわれば、新しい時代を切り開くことは出来ない。

多くのノーベル賞受賞者の会員を持つ『世界賢人会議』の会長である、アーヴィン・ラズロ博士も、著書『COSMOS』の中で述べているが、宇宙の性質や歴史についても、現状の科学の知識で解明されていることは、わずか4%に過ぎないそうだ。また、水に関していえば、水だけが、固体、液体、気体で存在し、循環しているが、そんな身近なことですら、また科学的にははっきりと解明されていない。現状の科学的な常識のみにとらわれると、革新的な真実を安易に批判し、見逃すことにもなるだろう。

 

今こそ、人間本来の自然と共生する生き方を日本人が、世界に示し、奪い合うのではなく、分かち合う精神で、世界平和に貢献することがまさに望まれていることではないだろうか。



 

原子状水素水(還元水)を使った、航海実験で、40%の油の削減に成功!!

イベント

原子状水素(還元水)を使った、航海実験で、40%の油の削減に成功!!

20157月、マレーシアから、すごいニュースが飛び込んできた。クアンタンという町の港から、原子状水素水(還元水)を軽油と混合して、エンジンに送り込み航海に出た船が、無事に24時間の試験航海から帰ってきた。

通常なら、エンジンに水を入れれば、エンジンが止まるはずだ。ではどうして、この還元水を入れたエンジンが、着火し、動き続けることが出来るのであろう。原理は、まだはっきりとは解明されていないが、その原子状水素水(還元水)の生みの親、深井利春氏(創生ワールド株式会社 代表)によると、この還元水(創生フューエル・ウォーター SOSEI FUEL WATER)に多量に含まれる原子状水素が蒸気改質を起こし、水素ガスが発生しているということだ。また、SFWの使用で40%減の軽油量で、通常の航海と同じ速度、同じ距離の運航に成功した。ちなみに、水素濃度が高いといわれる水素水でも、同様の実験を試みたが、エンジンはどちらもすぐに止まってしまった。水素を含んでいても、分子状(H2)であれば、安定しており、燃焼することはない。

水中の原子状水素の測定方法は、いくつかの例はあるが、まだ確立されているとはいえない。

しかし、多量の水素ガスを発生させ、燃焼するとなれば、酸素と繋がらず、単独で存在する原子状水素がSFWに含まれるということを証明しているともいえる。

色々な方法で、水に、水素を注入しようと試みたり、油に水を乳化(混ぜ合わせる)させたりと水素を燃料として使おうという試みは、長年行われてきたが、水素を原子状で、長期間水中に閉じ込めることは出来なかった。そのことを考えると、SFWが軽油と混合し、燃焼して、船のエンジンを24時間動かしたことは、世界で初めての歴史的な出来事である。また、現在もこの実験船は、SFWを混合した軽油で通常通りの運航を以前と同じように行っているが、エンジンのトラブルなどは一切報告されていない。

最新式のターボ付きエンジンでも同様の結果を確認

10月初旬、ある企業の依頼で、創生ワールド長野本社にて、最新式のターボ付きエンジンでも、同様の実験が行われた。

マレーシアでの実験と大きく違うところは、エンジンに入る水の量は、すべてコンピュータ制御されており、人による調整は一切出来ないところにある。

つまりは、異物が混入すると判断されれば、自動的にエンジンはすぐに反応し停止してしまう。しかし、驚くことにこの実験では、マレーシアの実験航海以上の結果が出ており、40-60%の油の削減に成功している。又エンジンからの戻り燃料もそのまま使用して同じ削減率を上げている。

言い換えると、コンピュータが、エンジンに流入したSFWを油同様に燃料とみなし、最適量をエンジンに取り込みだしたということだ。一般にも公開する形でこの実験は行われたが、多くのエンジニアは驚きを隠せない様子だった。近々この実証実験が、首都圏の研究機関でも行われる予定である。自分の目で確かめたい、エンジニアや環境関連の事業者の方々はぜひ、この発表に足を運んでみてはどうだろうか?

世界的な議論になっているCO2の削減を考えても、船舶で使う軽重油の量を大幅に削減できるとしたら、日本の会社がこの技術を所有していることは、日本の国としても大変喜ばしいことだ。

SFWの開発者の深井利春氏は20年以上前から、水の研究を続けている。そのきっかけは、当時経営していたホテルから流れる洗剤で汚れた排水を見て、自責の念をぬぐいきれず、好調だったビジネスを売却,一念発起し『洗剤に代わる水』の研究に没頭したことだ。

長年の研究の末、1995年、日本獣医畜産大学で、ついにその成果である『創生水』の記者発表をした。創生水は洗浄力があるだけでなく、腸内を活性化したり、アトピーを軽減したり、有機農業に役立ったりと愛用者から驚くほど多種多様な感謝の手紙、FAX、メールなどをもらうようになった。

(写真右端が深井氏)

特に、薬害で苦しむ、理容業界、クリーニング業界では、マスコミを含め大きな話題になった。

しかし、当時より、原子状水素を多く含む水と訴えてきたが、理解されず、どうしてそんな効用があるのかは、ほとんど解明されなかったので、一般的には不信な目を向ける人たちも多かった。

幸い、近年、活性水素(原子状水素)が話題になることが増えて、多くの人が、『水素水』に関心を持つようになり、『本物の水素水』を求めるようになり始めた。

SFWは、創生水を発展させたものだが、『水が記憶する』ことがもっと世間一般に広く認知され、第4の相・液晶水の発見と相まって、研究が進めば、どんどん進化していくことも考えられる。

SFWの開発者の深井氏は科学の学位があるわけでないが、『オーストリアの天才科学者・ヴィクトル・シャウベルガー』のごとく、すべてを自然から学び、その原理を応用して、SFWを開発した。その、自然から学び、自然をいつくしむ姿勢で『水』と接する思想を後世に伝えて行きたいと深井氏はいう。

世界の水の研究者が探し求める、『原子状水素を多く含んだ水』が世間一般にも受け入れられる日も近いのかも知れない。 

SFWについての動画はこちら

第10回 JPM留学生インターンシップ

イベント

2010年より毎年、開催していました、JPM留学生インターンシップですが、今年で、10回目となり、開始当初の役割も終えたので、今回で最終となりました。

今年は、ベトナム7名、ネパール1人、中国4名、韓国1名、台湾1名、香港1名の学生さんが参加してくれました。

以下は、最後の企業担当者とのペアワークの様子です。

日本にまだ滞在しているOGOBが、50名以上いるので、その元留学生に連絡を取って、

リレーインタビューをはじめました。

JPM留学生インターンシップ・OBOGに聞く 1回目 張新さん

https://www.yokosojapan.net/article.php/20191223intern_jpm_international_ja

JPM留学生インターンシップ・OBOGに聞く 2回目 郭イジョさん

https://www.yokosojapan.net/article.php/201912231intern_international_ja

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

外国人にも住みやすい日本にして行こう!!

https://yokosojapan.net/article.php/life_%e5%a4%96%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e4%bd%8f%e5%ae%85%ef%bc%91%ef%bc%90%ef%bc%90%ef%bc%96_ja

日本賃貸住宅管理協会の主催ではじまる

https://www.jpm.jp/topics/73

 

 

『世界を結ぶ国際ハイウェイとリニア鉄道・日韓トンネルが拓く未来』

イベント

2019年12月7日、永田町に『世界を結ぶ国際ハイウェイとリニア鉄道・日韓トンネルが拓く未来』というシンポジウムに行ってきた。

日韓トンネル紹介ビデオ、元観光庁長官、現大阪観光局の溝畑理事長の基調講演、日韓トンネル推進全国会議事務局長の大塚氏の日韓トンネルの現状説明、趣旨に賛同する団体の関係者を交えたパネルデスカッションと続いた。

溝畑氏からは、青少年の日韓交流は、以前にもまして盛んになっていると関西での実例が紹介された。

高校生の間でのK-POPなどを中心に韓国の芸能の人気は驚くほど。高校生を対象にしたK-POP ダンスコンテストなども年々、規模が大きくなっている。

政治レベルでは、戦後最悪と言われる日韓関係だが、江戸時代、260年間に唯一交流のあった国が韓国。朝鮮通信使という韓国からの大きな団体が親善交流のため日本を訪れていたという歴史もある。

パネルディスカッションでは、ユーラシア大陸リニア協議会の及川氏より、ドーバー海峡を越え、ロンドンとパリを2時間で結ぶチャネルトンネルが完成。年間2000万人が行き来し、20万人以上の雇用が創出されたという先行事例も紹介された。


ドーバー海峡の5倍以上の長さになる日韓トンネルだが、韓国を視察した世界三大投資家ジム・ロジャーズ氏は、

『日韓トンネル、国際ハイウェイプロジェクトほど私を興奮させるプロジェクトはない。もしこのプロジェクトが進めば日本に投資する』と述べている。


以前から提唱されてきた「日韓海底トンネル」について、米著名投資家の発言などをきっかけに、再びネット上で議論になっている。(J-CAST NEWSより)
https://www.j-cast.com/2019/09/20368169.html?p=all
 

『歌の国際交流』第9回国際紅白歌合戦が、2019年10月27日に開催

イベント

『歌の国際交流』

第9回国際紅白歌合戦が、2019年10月27日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された。

今回は、台湾、ベトナム、イタリア、コンゴ、韓国にルーツを持つ本気で歌手を目指す参加者を含め、個人10組、団体10組、総勢250名が舞台を盛り上げた。

前年同様に、お互いのグループが国籍を超えて、励まし合いエールを送り合うことを誓い、本番スタート。

国際紅白歌合戦では、歌の優劣を競うより、お互いの文化を尊重し、民族、年齢を超えて広く交流することを一番の目的としている。

東京スクールオブビジネス(TSM)高等専修課のアイドルグループのパフォーマンスに始り、その後、ベトナムイギリス、コンゴ、イタリア、韓国、台湾地域などにルーツを持つ参加者の熱演と続いた。

この日のために4ヶ月前から練習を重ねた在日中国朝鮮族の子供たち、30名以上のメンバーからなる中国語と日本語、英語で歌って踊る中華圏の人たちと中国語を習う日本人のグループなども会場を大いに盛り上げた。

後半は、國學院大、一橋大の応援団の演舞で始まり、高校生のK-POP DANCE、上智大のGOSPELサークルが最後を締めくくった。

紅組司会は、9年連続で、外国人声優のパイオニア、ロシア人声優のジェーニャさんが務め、白組司会は、インドネシア出身のダニアルさん、フィリピン出身のエミリーさんが務めた。

企業からも特別賞としGLOBAL TRSUT NETWORKS賞、SOSEIWORLD賞が送られた。
団体としては、紅組が優勝した。出演者、参加者共にベトナムの人たちが大幅に増えてきたのは、今回の特色であった。

今回もNHK国際放送はじめ、ラジオ、新聞、専門サイトなどでも多言語で国際紅白歌合戦が広く告知させた。

https://a.app.qq.com/o/simple.jsp?pkgname=com.cooby.news

第9回国際紅白歌合戦 出演者インタビュー 
https://www.yokosojapan.net/article.php/20191104irws-interview_international_ja


第9回国際紅白歌合戦 民間交流の大切さ
https://www.yokosojapan.net/article.php/20191029irws_voluteers_ja


アニメの魅力を日本人と外国人が力を合わせて世界に発信したい!!
https://www.yokosojapan.net/article.php/20191007anigorin_international_ja

来年、第10回目を迎える国際紅白歌合戦。
2020年9月27日、世界観光の日に、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催される予定。

第9回国際紅白歌合戦 民間交流の大切さ

イベント

2019年10月27日に、代々木オリンピックセンター大ホールにて,第9回国際紅白歌合戦が行われた。20か国以上の参加者、支援者、約500名が訪れ、外国人は日本語で、日本人は外国語で歌い、歌の国際交流を楽しんだ。

今回から審査員に加わった、作詞家の黒田エリさん(社団法人総合芸術人協会会長)は、出場者のレベルの高さ、表現力の豊かさに大変驚いたと語った。
黒田氏は、韓国「時事週報」の東京支局長も務め、 テレビ番組を通して、日本文化を紹介している。

来年は、東京オリンピックの年。政府間のやり取りとは関係なく、あくまで民間交流としてお互いの文化の紹介をする大切さを話してくれた。

国際紅白歌合戦は、たまたま友人に紹介されて初めて訪れた。草の根の民間交流ではあるが、出演者、ボランテイアが仲良く、また日本人は外国語で、外国人は日本語で歌う、歌の国際交流の形をとっていることに興味を持ち、協力することを決めた。

黒田さんのように結婚を機に日本国籍を取得し日本人になった外国人は多い。中国や韓国、フィリピンからの配偶者だけでも、100万人は超えるという数字もある。


その人たちにとっては、生まれた国も日本も両方が自分の国だ。その人たちくらい、生まれた国と日本の両国の友好関係を望んでいる人はいないであろう。

国際結婚する人も年間約5万組。人口統計だけではわからない、帰化した人たちが加速度的に
増えている未来の日本。

日本社会に外国生まれの人たちを、暖かく
迎え入れ、より豊かな日本社会を作って行くことがこれからは、望まれていることだろう。


国際紅白歌合戦は、そのような2つの文化を持つ人たちも、安心できる空間を提供できているように思う

いよいよ、来年は2020年のオリンピックイヤー。海外の人たちの価値観を寛容的に受け入れ、また彼らにも、しっかりと日本の良さを伝えていく努力が必要とされている。

社会人、大学生、高校生の混成ボランテイアの人たち


明治神宮で通訳案内ボランテイアの活動を
している日本人学生が中心になって、国際紅白歌合戦の運営ボランテイアを行う体制を作っているのは、そのためでもある。
 

国際紅白歌合戦 公式ページ

https://www.irws.org/

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」に至るまで

イベント

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」に至るまで

冒頭で挨拶される石原氏

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」に市ヶ谷の私学会館に伺いました。


この集いのコーディネーターを国際紅白歌合戦でお世話になっている石原進さんがされると聞き、駆け付けました。

石原さんは、元毎日新聞副論説委員長として、政治、行政の分野で様々な人脈を持っている方ですが、日本社会を活性化するために、外国人の力が必要だと長年様々な形で訴えてこられた方です。

イギリスには、BRITISH COUNCILがあり、自国の文化を海外に伝えるべく、世界100カ国以上に設置されています。

中国国もそれに習って、孔子学院という組織を作って、海外に広報活動を積極的に行っており、世界120カ国1086カ所、学習者は1億5000万人にのぼるといわれています。

一方、日本には、そのような機関は、この時代になってもまだ非常に少ないのが現状です。

世界から関心の高い、アニメ、日本食などの日本文化ですが、その文化の根本はもちろん、日本語という言語にあります。

日本語は特殊な言語で、しかも海外ではほとんど話されていない言葉です。しかし、子供のころからアニメなどで日本に興味を持ち、日本語を勉強したいという人もどんどん、増えています。

また近年、日本に来る外国人の人たちが増え、人材不足で悩む地方部でも、日本語学校が注目されています。

そこで、日本語を学ぶ環境の整備や海外への日本文化の発信という意味でも『日本語教育推進法』
の施行は大きな意味を持っています。http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/shokan_horei/other/suishin_houritsu/1418260.html

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」の紹介

今日の『関係者の集い』に参加した国会議員の話にもありましたが、政治家が議論を進めるためには、それを支える世論が喚起される必要があるでしょう。しかし、それが出来る人はそうそういません。それが、在日外国人関連の問題ならなおさらです。

石原さんは、20年以上前から在日外国人の抱える悩みに対して問題意識を持って活動されてきました。

この法案も石原さんの働きかけがなければ、実現しなかったものだと思います。関係者でも石原さんの影響を受けた人は本当に多いと思います。その証拠に、普段はライバルである日本語学校の経営者が一同にこの度『集い』に集まっていました。

私も韓国で日本語教師の経験がありますが、日本語学校は国際交流の最前線です。当時は、まだまだネイテイブの日本語教師が少なく、本当に多くの熱心な韓国の日本語学習者に会うことができ、文化交流も楽しくできました。大変やりがいのある、とっても重要な仕事なので、もっと社会的にも評価され、収入の面でも優遇され憧れの職業となってほしいと今日の集いに参加して感じました。

国際交流基金でももっと日本語教師の派遣に力をいれ、またその経験が正当にされる世の中になってほしいと強く感じました。また自分自身も少しでもその努力をしていこうと改めて思いました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下、石原さんが世話人をされている記事で国際紅白歌合戦のことも
紹介していただいています。

朝日新聞の「多民社会」のキャンペーンと国際紅白歌合戦


こちらは、私が編集している国際交流メデイアでの石原さんからの寄稿文です。
 

第二回大学応援団フェスタの開催 9/28 オリンピックセンター

イベント

「見に来てくれたら、きっと応援団のイメージが変わる。」をキャッチコピーに、

第二回大学応援団フェスタが、令和元年9月28日にオリンピックセンター大ホールで行われた。

出演大学は12団体、パネル展示を行う大学は16団体と昨年を大幅に上回る大学が参加した。

昨年は国際紅白歌合戦にも出場し、外国人の人たちにも大変、評判が良かった大学応援団。

学ランを着たいわいる応援団は、日本にしかないスタイルのようだが、バンドの演奏、チアリーディングと3身一体となった

日本の応援団は、心が躍る独特の雰囲気を持っている。

普段は、運動部の応援で披露するものを今回は、応援団の演技自体に焦点を当てたものとしてとてもユニークといえるだろう。

応援団といえば、硬いイメージもあるが、少しでも親しみを持ってもらおうと、ユーモアのあるコメント入れたりと会場から笑いが起こるシーンなどもあり、応援団も段々と変わってきているのも垣間見ることもできた。

今回も、応援団フェスタと同じ会場、オリンピックセンター大ホールで10月27日に行われる国際紅白歌合戦にも大学応援団の出場が決まっている。

外国人の人たちにもこの大学応援団の持つ、日本の応援文化が少しでも伝わればいいと願っている。

2018年国際紅白歌合戦に参加した國學院大學応援団のミニインタビュー

大学応援団フェスタの詳細は以下のページをご覧ください

http://www.kokugakuinouendan.com/custom84.html

東條英利氏 全国キャラバン最終講演に参加して

イベント

 

 

東條英利さん 全国キャラバン 最終講演に参加して

 

 

写真提供:(株)VALCREATION

 

 

 

私は、 これまでも何度か著名人の講演会というものに参加したことはありましたが、今回のは、とても身近なことなのに初めて知る内容が多く、学ぶことも多かったです。 テーマは、“日本人のあるべき姿とは”でした。私は、このグローバルコミュニティを通して初めて、東條さんのことを知ったので、どんなお話が聞けるのかとても楽しみでした。 これからの国際社会で他者を理解するためには、まずはアイデンティティを持つことが大事と熱く語っていただき、講演 を聞きながら私も、「自分に関わることをもっと考えるようにしよう。」そう思いました。

 

物事をもっと考える”なぜなら、自分の今見ている世界だけで満足していると、固定観念に縛られ、思考 停止して しまう。例えば、何万回と目にしているロゴでさえも、いざ書いてみるとなると書けないなど、やはり意識していないと見えていないと同じなだ、と教えていただきました。

 

つまり、一つ一つにもっと関心を持ち、それに対して自分なりの「なぜ」を考えることが大事なのだと思いました。それが、自分を知ることになり、結果的にアイデンティティを大切にすることにつながるのだと。もっと、日常の慣れた光景から、日本人としての自分、日本国のことなど、多くのことをもっと深く考える癖をつけよう、そして将来外国の人に胸を張って「ようこそ、世界最古の日本へ」と言えるようになりたい。そう思わせていただけた講演でした。また、私たちが教科書で習った歴史はほんの一部であり、日本の誇りを後世に伝承していくためにも、もっと積極的に真実を知ろうとする姿勢も大事だと痛感しました。

 

とても 楽しく充実した時間となりました。ありがとうございました。(M.O K大)

今年19年目を迎えるハワリンバヤル モンゴル春祭り

イベント

今年19年目を迎えるハワリンバヤル モンゴル春祭り


モンゴル留学生が、サポートするハワリンバヤル2019。
今年、19回目を迎える日本で行われているモンゴルの最大のイベント。

このイベントの最大の特徴は運営自体が、留学生のボランティア中心で成り立っていること。
もちろんその陰では、モンゴル文化が好きで、イベントの趣旨に賛同する日本人がボランティアとしてサポートしている。
留学生と東京練馬区を中心とした地域行政、ボランティアコミュニティが、留学生団体を支えながら、長年運営されている大変貴重な国際交流イベントだ。

留学生会の中心メンバーのボランティアのお二人に話を聞いた。

ソドノム アリウンズルさん(右)は、多摩大学でMBAを専攻、将来は、モンゴルと日本をつなぐような事業を夢見ている。

ソドノムさんのよると、このイベントは、半年以上前から、週2回ほどのミーティングを重ねて、多くの留学生が時間を工面しながら準備をしているとのこと。
もちろん学業との両立は大変だが、嬉しいのは多くの日本人ボランティアの方々が自分たちの活動を影で支えてくれる事だという。

長年、東京練馬区の光が丘公園で開催される恒例のイベントとなっており、地元の人たちを中心に2日間で10万人以上が参加してる。

今年のイベントの特別テーマは、マザーライと言う22頭しか生存していないモンゴルのクマの保護。
日本のトキや中国のパンダのように、マザーライはモンゴル人にとってもとっても大切な動物だという。その保護運動にモンゴル留学生会も一役かっている。

将来、モンゴルと日本をつなぐような事業を立ち上げたいというソドノムさんは、このイベントの運営のお手伝いも、将来の夢にも繋がると思い頑張っているそうだ。

エンフバータル エンフジルさん(左)は、電気通信大学で情報学を学ぶ大学院生。

彼は大学院ではAIを専攻。留学生時代の思い出として何か形になることがしたいと思い、留学生会で広報のボランテイアをつなぐような事業を引き受けた。

このワヤリンバヤル2019の広報誌を作ることは大変なことも多かったが,イベントを支えるいろんな人たちのストーリーをまとめながら、形になるものが作れてとても良かったと話してくれた。

IT関連会社で就職が早々と決まっているが、このイベント運営のボランテイアでも多くのことを学んだという。

二人は、このイベントが終われば、留学生会を引退するが、
是非多くの留学生の人たちに、モンゴル留学生会で入ってもらって、日本人の人達と一緒にイベントを作る楽しさを味わってもらいたいと話してくれた。

(証明書をもらって記念写真を撮影)

あとボランティアして下さった人達には、ボランティア証明書を発行。日本の社会では、このような社会的な活動をすることも、評価されることが多い。

是非皆さんもモンゴル留学生会の活動に参加してみよう!!

モンゴル留学生会の公式HP https://yamoh.org/

ハワリンバヤルの公式HP https://harumatsuri.net/top/49/