2024/12/19 21:37

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日本の事を学びながら語学も上達する理想的な学生活動・通訳ボランテイアガイド 飯田沙絵さんインタビュー

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日本の事を学びながら語学も上達する理想的な学生活動・通訳ボランテイアガイド

 通訳ガイドボランティアの2017年のリーダーで、なんと卒業研究として本格的な、明治神宮の通訳案内のテキストも作った飯田沙絵さん(左端・東京外大卒)にお話をお聞きしました。
 
通訳ガイドボランティアの活動に興味をもったきっかけはなんですか?

 
私が参加したのは大学2年の冬ですが,英語をもっと話す機会が欲しくまた、通訳ガイドに関しても以前から興味があったので、学生が中心になっている団体なので参加することにしました。また、神社やお寺が好きな母の影響もあり、清々しい雰囲気も好きだったので活動を継続するモーチベーションにもなりました。

実際に活動してみてどうでしたか?

最初は外国人に自分から声をかけていくのは少し抵抗がありましたが、なんとかやっていくうちに会話にも慣れてきて、楽しくなりました。そして、もっと喜ばれる案内をしたいと思って、神社についても自分なりに調べるようになりましたね。
英語に今は自信がない人でも、最初のうちは先輩の人達がリードしますので、それに同行しながら、慣れて行けばいいと思います。 

リーダーとして活動するようになりましたがどんなことに注意しましたか?

参加者の人たちの英語のレベルは様々ですが、経験者も初心者も楽しめるように、グループになってみんなで助け合いながら活動するようにしました。楽しさを体感するまで、どうしてもしばらくは時間が掛かりますので、初心者の人でも、簡単なことから役割を持ってもらって、積極的にガイド活動に参加してもらえるように工夫しました。


この活動は飯田さんの就職活動にも役に立ちましたか?
 

大いに役に立ちましたね。通訳ボランテイアガイドの話をすると面接官のみなさんも関心を持ってくださる方が多かったです。実際に社会的に役立つ活動なので企業の担当者の方々にもその点を評価されたと思います。就活のためにこの活動をした訳ではありませんが、その点でもこの活動の経験は大きなアピールポイントになると思います。


 学校の卒業研究のテーマに明治神宮の観光案内を選んだ動機は何ですか?

明治神宮や神道については、様々な書籍がありますが、専門書はむつかしすぎるし、観光用のガイドブックでは、本当の魅力が伝わらないと感じていました。そして、いろいろな事を調べていくうちに、自分自身でも時間を掛けて、実際のガイド活動でそのまま使える、もっと包括的で実用的なものを作りたいという気持ちが起こりました。
文章については、幸いにも、たまたまお知り合いになれた神職の方に内容を見ていただきました。
そして、翻訳についても、東京外大の先生がとても協力的で、英語だけじゃなくて自分が専攻している韓国語についてもネイテイブの先生が翻訳のチェックをして、意見をいただきました。

実際のガイド活動にも使えるように会話形式のテキストにしたので、後輩の人たちも使ってもらえると聞いたのでとても嬉しく思っています。

かなりの分量になりましたが、多くの皆さんの協力でまとめることができました。イラストは iPad のお絵かきアプリを使って自分なりに作ってみました。案外その部分は時間がかかりましたね。

 

私はこの春で大学を卒業しますが学生にとってこの活動はとっても有意義だと思います。
語学だけではなく日本のことを勉強するきっかけにもなるし、またいろんな国の人と明治神宮で知り合いになれるのも、この活動の醍醐味です。
実際私も明治神宮で出会った人達と Facebook で繋がっていたりしていますし、海外に興味のある他の大学の学生さんとも仲良くなることができました。

私のように語学を専攻する私のような学生にとっても、日本の文化に詳しくなることはとても大事なことだと思います。

これから2020年に向けて、ますます外国人観光客の人たちが増えていくと思いますので、是非多くの学生の皆さんにこの活動に参加してもらいたいです!!


その時は私が作った英語・韓国語対訳の観光案内を参考にしてもらえると嬉しいですね!!

 

どちらかというと物静かでおとなしい性格だった飯田さん。しかし、回を重ねるごとに、通訳ボランテイアガイドの楽しさに目覚めていった。

そして、卒業研究として、なんと、本格的な対訳付きガイドまで作ってくれました。こちらの希望も入れて対話式でより読みやすくなっています。

ぜひ、一度日本語から読んで見てください。そして、少しでも興味をもったら定期の活動に体験参加して見てください。

http://globalcommunitystudent.web.fc2.com/recruitment.html

飯田さんが作成した、明治神宮の観光案内(英語・韓国語対訳付)
https://www.yokosojapan.net/article.php/20180201meijishrine_editor_ja

サンパウロと大阪の市民交流

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サンパウロと大阪の市民交流

 

大阪市とサンパウロ市は1969年10月27日に姉妹都市提携を結び、50年以上にわたって幅広い分野で活発な交流を行ってきた。ポルトガル語スピーチコンテスト、ブラジルのサッカークラブチーム「コリンチャンス」の協力でのフットサル教室なども過去には、大阪で開催されたりしたこともある。

 

今回は、大阪市の助成プログラムとして、サンパウロと大阪の姉妹都市提携55周年を記念して、

平間パウラさんが、大阪を訪問し、学生通訳ボランティアの市民と文化交流を行った。

11月16日は、朝から、学生通訳ガイドの二人の案内で、大阪城、豊国神社を訪問した。

 

 

日本を初めて統一した侍、豊臣秀吉が建てた大阪城であるが、2度の消失のあとは、大阪府民がお金を出し合って民間の力で再建したことにパウラさんは感銘を受けていた。学生通訳ボランテイアの窓場さん(高校1年)と上野さん(大学2年)は、日本語と英語を取り混ぜて案内をしていた。

 

11月の割には暖かい気候で、平間パウラさん(言語療法士)24歳も気持ちよく、大阪城と豊国神社の観光ができた。神社の神は、自分自身の心の中にあり、また、植物や動物にも神が宿る、八百万の神の考えを知り、パウラさんも感心して、学生ガイドの話を聞いていました。

パウラさんは、16歳の時に日本に来たことはあるが、大阪は初めてのことでした。

城を見るのは初めてのことで、とても楽しんでいるようだった。また、ラジオ体操の台があり、そのことも話題になった。パウラさんは、ブラジルでも子供のころ、日系人コミュニティーで、ラジオ体操をしたことがあったが、意外なことで、日本人学生も日本の文化が日系人によって、受け継がれていることに好感を持ったようだった。お互いのことを知れる、とてもいい日本とブラジルの文化交流であった。

 

その後は、心斎橋の、日本舞踊『扇流』の体験教室に向かった。

日本人の学生ガイドと社会人サポーターも4名『大町さん(大学4年)、山下さん(高校2年)、藤本さん(高校3年)、森さん(社会人)も新たに加わった。浴衣に着替えて、まずは、日本舞踊の基本姿勢や扇の使い方を簡単に習い、早速曲をかけて、みんなで踊りを体験した。

 

 

 

鼓や三味線も体験なども出来て、パウラさんもとっても満足した様子だった。

一緒に、日本舞踊を体験し楽しい時間を過ごし、お互いとってもリラックスしたいい経験になった。

この機会を提供してくださった、扇先生も、みんながとっても楽しく取り組んでいる様子を見てとっても満足顔であった。着物も簡単に着れるものもあるので、気軽に日本舞踊などを通じた国際交流をもっと進めていきたいと話されていた。

 

 

その後、長堀橋のたこ焼き『あま福』に移動して、大阪名物、たこ焼きをみんなで食べた。

同年代の音楽の話やブラジル社会と日本社会の違いなどを比較して、この記念すべき、

ブラジルと日本の文化交流は盛り上がった。

 

来年はいよいよ、大阪では大阪関西万博を迎え、ブラジルから来日する人たちも増えると思われるが、学生通訳ボランテイアの活躍や日本舞踊を通した、このような草の根の市民交流がどんどん、広がり、お互いの文化を理解する機会が増えることを願っている。

 

 

その様子は、サンパウロのナッソン新聞でも大きく取り上げられた。

 

 

在日プロトガル語メディア、『Alternativa』 でも以下の関連の記事が掲載された。

https://alternativa.co.jp/noticias/japao/162910/brasileira-conquista-premio-maximo-no-kohaku-uta-gassen/

 

『誰もが暮らしやすい』大阪・東京・日本プロジェクト

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『誰もが暮らしやすい』大阪・東京・日本プロジェクト

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プロジェクト・パートナー紹介


㈱シティ・ハウジングは、羽田空港や新幹線の駅のある品川などの大田区に特化して、30年以上の実績と信頼があり、約1万室の自社管理物件を運営。様々な不動産サービスを提供し、着実に業績の拡大を続けている。また、ビジネスや休暇で日本を訪れる外国人の人たちからの問い合わせも急増。3名の外国人社員がその多言語でその業務にあたっている。
トランクルーム、マンスリーマンション、コインパーキング、リフォームなど、会社で様々な土地活用のノウハウを学びながら、不動産のエキスパートを目指せるのも、この会社の大きな特色で、外国人スタッフも働きながら難易度の高い不動産資格を目指している。


㈱シティ・ハウジングは、外国人スタッフの採用・教育に力を入れ、
彼らを通して、世界各国に外国人が住める住居の情報などを配信しています。  
https://citymonthly.jp/company/

シテイ・ハウジング社で取り組むSDG’sについて、ZOOMでお話をお聞きしました。




SDG'S 10:人や国の不平等をなくそう


㈱シティ・ハウジングでは、多様な不動産を活用した事業をしているが、主に現状では、マンスリーマンションの事業部で、ビジネスで来日した外国人の人たちを多く受けいれている。日本の生活習慣に慣れていない方々にも、外国語ができるスタッフが、丁寧に対応している。社員として対応している外国人のスタッフも自分たちも最初は苦労した経験も持っているので、その経験を生かして対応ができていると思う。そのような活動を通じて、日本に慣れていない人たちも不便を感じない環境を提供している。



SDG'S 11:住み続けられるまちづくりを


事業としては、新築の建物をどんどん建てるというよりは、老朽化したアパートをリフォームしたり、建て替えることによって、エネルギー効率のいい住み方を提案ている。また、人が住むには不向きなところも、コンテナハウスなどの貸倉庫として活用したりしている。東京の中心部で事業をしているので、土地の有効活用はとっても大事なことである。



SDG'S 17:パートナーシップで目標を達成しよう


海外からのお客様の多くは、自国から当社が出している不動産の情報を見て
問い合わせを外国語でされる。また、不動産物件の下見なども、現地を見なくても、動画で案内をしたりしている。また、以前は全社で集まっていたミーテイングもテレビ会議のシステムを使って、離れた拠点同士でも、細かくコミュニケーションがリアルタイムでとれる体制をとっている。外国語ができる社員が増えれば、海外にある企業との打ち合わせなども可能だ。今年、インドネシアに現地視察にもいったが、次回はベトナムにも行く予定をしており、将来的には、日本に来る外国人の人たちとのネットワークをどんどん、広げていきたいと考えている。TEAMEXPOの共創チャンジに参画したのもそのためで、このプロジェクトを通じて、ネットワークをどんどん、海外にも広げていきたいと思う。
 

 

楽しく英語と触れ合う -大阪大学外国語学部の『語劇祭』のリーダーをインタビュー

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楽しく英語と触れ合う

大阪大学外国語学部の『語劇祭』のリーダーをインタビュー

 

12月に大阪大学の外国語学部が行っている『語劇祭』に行ってきた。
『語劇祭』とは、大学生が中心になって、様々な外国語で行う演劇会で、今回は日本語を含め21言語で行われた。大阪外国語大学時代から行われている伝統のあるイベントで、
日本語で全てのセリフが大画面で表示されるので、外国語がわからなくても楽しめる。

今回はその中で 英語劇の監督、脚本,演技指導などを手掛けたお二人の英語専攻の4年生の松葉さん、3年生の松崎さんに、その舞台裏や英語劇にかける想い、英語教育への提言に至るまでお話を聞いた。

2人が中心になって舞台を作ったそうだが、1年生と2年生が中心になった劇を作られる上での苦労話、あとは留学生も参加していたが、その影響は?

実を言うと、 英語専攻の劇としては昨年15年ぶりに復活したばかりだったので、今年も、一から 組織を作るところから始めた。『語劇祭』は、1、2年生を 中心として行うイベントなので、 演劇や舞台の経験者がいるわけでもなく大変なことも多かったが、やってくうちに留学生なども参加することになり、 だんだんと各個人が自分たちの個性を出すようになった。


私(松葉)は演劇サークルにも参加していて、 またのアメリカの演劇に関しての論文を書いたりもしていたので、 脚本を作ったり、照明や音声のサポートもしたりしながら、1年生と2年生をリードするような形で進めていった。

留学生も参加するようになり、物怖じしない彼らの性格や開放的な雰囲気で、日本人の学生もどんどん自分の個性を出すようになってきた 。また、学生の中には、 幼少時代を海外で過ごした帰国子女の人たちもたくさんいたので、彼らも国際的な雰囲気の中で楽しく活動ができたと思う。

英語のレベルや受けてきた教育もばらばらの集まりであったが、逆にそれがのびのびした雰囲気を作って、結果的には良かった。

普段の日本人が大多数の大学の授業では、お互いが顔を見合わせて、消極的なことが授業の中でも多く、それが語学の学習においても弊害になっていることがあるように感じる。しかし、その日本人の集まりに、帰国子女や留学生の人たちが入ると、日本で教育を受けた日本人も、周りのことはあまり気にせずどんどん自分を表現できる環境ができていくと思う。

英語劇は 『ソクラテス』を題材にしたものと、『英語が公用語になったという日本の将来を描いた』脚本を題材にした。 3ヶ月前から練習を開始したが、かなり集中してやったので、参加する人は大変だったと思うがみんなで1つのものを作っていく楽しさは共有できたと思う。

あと気がついたことは、学んでいる語学の専攻の特徴が語学劇にも出ていたことだ。
例えば、中国語劇の団体はとても統制が取れていたり、 ロシア語劇の団体は上下関係が厳しかったり。逆に私たちの英語劇の団体は、個々はのびのび、楽しんで表現していたが、悪く言えば、まとまりが悪いこともあったと思う。


 これからは、 語学劇を通じてどんなことをやっていきたいか? 

私(松崎)は今3年生で、来年は最終学年だし、 英語劇をいろんなところでやれないかと考えている。 『語劇祭』以外にも、 外国学部は、箕面キャンパスで『夏祭り』という イベントを行っていて、 模擬店とかを出して市民の人たちとの交流をしたりしているが、 そこでも 外国語劇をやろうと思う。来年は、地下鉄の新駅もキャンパス前に出来るし、街ぐるみでイベントをもっと、盛り上げていきたい。

『語劇祭』にも、多くの中高生や子供連れの方も来ていたので、『夏祭り』を、外国語学部らしく、劇などと通して、世界の文化に気軽に触れられる、お祭りにどんどん発展させていきたいと思う。

 実は、オープンキャンパスでも英語劇をやったことがあり、 外国語に興味のある高校生にはとっても刺激になったようだった。外国語劇を演じるメリットは、その役に没頭することによって、自分自身が英語圏に行って生活しているような雰囲気を味わえ、楽しみながら外国語に触れられることだ。

あと、演じることも、もちろん楽しいことだが、 自分自身で脚本を書いたり、舞台を作ったりすることの楽しさももっと味わってほしいと思う。 自分もそうだが、語学を勉強する学生も、自己表現の世界をもっと広げて行くことも大事だ。

海外で人気の高い、日本文化や日本独自の神話などをモチーフに使った作品や、『海外の文化にも寛容な日本の社会』も描いてみたい。そして、将来的には、外国語劇の劇団を学内で作っていきたい。

3人で話しているうちに、 どんどん、 外国語劇の可能性が広がった。最近は、人気のマンガの影響で、海外でも日本の文化や神話などに興味を持つ人たちも増えている。将来的には、日本文化を伝える外国語演劇なども盛んになるかもしれない。

松葉さんや松崎さんの夢が叶って、語劇祭を母体とした外国語劇の劇団が出来てほしいと思った。また、大阪大学箕面キャンパスには、市民と共有している図書館、市民と学生が交流出来るイベント広場もあり、ユニークな環境を提供している。

大阪関西万博を2025年に迎えて『外国語で日本を発信する』大阪の拠点に箕面キャンパスが発展していくことを願っている。(グローバルコミュニティー 編集長 宮崎計実)


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『今世紀最大の科学的発見といわれる第四の相・液晶水とは?』

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『今世紀最大の科学的発見といわれる第四の相・液晶水とは?』
The most significant scientific discovery of this century

映画“ウオーター”においても何度も登場する“水の構造”ですが、その構造の違いを実際に明確に示すことは容易なことではありませんでした。ところが、過去数年間にわたって、ワシントン大学生物工学科のジェラルド・ポラック博士によって、まったく新しい種類の“水の構造化”に関する研究が進められており、大きな成果を収めてきています。

 

ジェラルド・ポラック教授の注目すべき発表

2013年10月22日から25日までブルガリアの首都ソフィアに世界中の水の研究者が集まり、第8回「水の物理学、化学、生物学会議」が開催されました。会議の中心議題は水の持つ記憶作用でした。ワシントン大学のジェラルド・ポラック教授らが電気を帯びた物質の周りの水が数百マイクロメートルにわたって液晶化することを明らかにしました。氷の水、液体の水、蒸気の水に続く第4番目の相である液晶水は通常の水に比べてより高い秩序を持った水であると考えられています。
水に関するさまざまな現象を説明する上で、
従来の説を覆す、まさに「目から鱗が落ちるような」新しい学説です。「第四の相」とは、固体の氷と液体の水の中間に位置する、いわゆる「構造化された水」、あるいは「液晶状態の水」と呼ばれるものであり、物理化学的性質が液体の水とは全く異なることを、ポラック博士は証明しています。そして液体の水が凍るときには、「第四の相」を経由して氷になり、逆に氷が溶ける時にも、「第四の相」を通過してから液体の水になる、と博士は考えています。
液晶水は電気エネルギーを蓄えることができ、液晶水の層とその外側の層に電極を差し込むと電気が流れます。水に光、とくに赤外線を照射すると、液晶水の層が数倍に増加することから、水が環境中の微弱エネルギーを吸収することによって液晶水を生み出すことが推測されています。

水は光のエネルギーを電気エネルギーに変換する働きを持っています。『水が記憶媒体』であることを裏付ける証明となる学説として、『今世紀最大の科学的発見』ともいわれています。

 

 

ノーベル賞受賞者からも  『液晶水』に関して驚くべき発表

また、エイズ(後天性免疫不全症)に関する研究で2006年にノーベル生理学・医学賞を受賞したモンタニエ博士は会議の中でエイズウイルスの感染に関係する短い配列の遺伝子DNAの作用によって創られた特有の構造の液晶水がエイズ感染を助長する電磁波を発信するという驚くべき発見について話をされました。これは、つまり、遺伝子のような莫大な情報を持っている細胞の情報さえも水は記憶することが出来るということで、『液晶水』の可能性はさらに広がりました。


科学者の間にも水の結晶に関する理解が進む

『ありがとう』の言葉を表現する水の結晶

『ばかやろう』の言葉を表現する水の結晶

水に「ありがとう」と声をかけると美しい結晶ができ、「ばかやろう」という声をかけるときたない結晶ができるという江本勝氏の研究結果がロシアの科学者らによって再確認され、会議では水が人間の意識を反映するという江本氏の水の結晶の撮影に関する先駆的業績に対しても深い敬意が寄せられました。科学的には、まだ解明されてはいないが、この結晶の写真は、水には何かしらの『意識』があることが推測できると、世界的でも大きな話題になり、30カ国以上の国でも翻訳され、科学者にも大いに注目された。

『愛 感謝』の言葉を表現する水の結晶


『水に意識がある』ことの議論のきっかけを作ったのは、江本氏が、日英語で発行した『水の結晶』の写真集だ。雪の結晶にヒントを得て、数ヶ月の試行錯誤の後の1994年に、水の氷結結晶写真撮影に成功。 江本氏によると、最も美しい結晶をつくるのが「愛 _感謝」という言葉であるという。
それは、数ある結晶の中でも最高の美、完璧な輝きの結晶であるそうだ。また、この現象は、紙に書いた文字を水に見せることでも、クラシックなどの長く愛された音楽などを水に聞かせてもきれいな結晶が出来る。

インド不可触民を救う日本人仏教指導者_佐々井秀嶺 2023年

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年商100億のIT企業の起業家がどうして出家したのか?

https://newspicks.com/news/8521549/body/

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インド不可触民を救う日本人仏教指導者_佐々井秀嶺

 

平和を愛し、人種差別撤廃を世界で初めて国際舞台で訴えた日本

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Japan as "the Light of Hope in Asia"  By Henry S. Stokes

英国人ジャーナリスト ヘンリー・ストークスが語る「世界史の中の日本」

私は、18歳で、ワーキングホリデーで行ったオーストラリアで、戦争から避難してきた同じ歳のレバノン難民の青年と友達になりました。彼の政治や宗教の知識の深さ、国を守るために大学で勉強したいという夢を聞いて、同じ年でこんな人が世界にはいるのかとショックを受けました。

20歳のイギリス留学時代は、徴兵のため帰国したイランの友人の家族から、彼が亡くなったと連絡を受け、遺品を家族に送った事もありました。

どちらの友人も、白人の植民地時代から世界の人たちを開放した日本人は素晴らしいと話してくれました。
同じ様な話を留学中に、インドネシアやインド、アフリカの人たちからも聞きました。

しかし、オーストラリアでもイギリスでも戦勝記念日では、日本人としていたたまれない気持ちになったことは事実です。

日本の学校では、日本人の素晴らしい功績を教えられることなく、韓国や中国の人たちにとっても悪いことをしたという思いだけが残っていました。本当のことを知りたいと思い、自分でも関心を持って調べるようになりました。祖父世代の軍人の方々のお話なども調べてみました。

その後、私は、韓国にも一年住んでいたこともありますが、お年寄りは、韓国が発展したのは、日本のお陰だと話す人も大勢いました。後で、調べると、現地の若者の教育のために、なんと、ソウル大学は、大阪大学よりも先に創立されていることもわかりました。その点から考えても日本は、如何に現地の人たちを大切にしたかがわかると思います。

中国も同じです。日本人が鉄道を引いて、産業を起こし、満州(東北地方)を大きく発展させ、現地の人たちの生活を豊かにしました。知識層はよく知っています。

あと、初めて、人種差別撤廃の議論を世界に向かって、提言したのも日本人だと知りました。

同盟関係を結んていたドイツのナチス政権が、如何に、ユダヤ人を排斥しようが、日本人は、ユダヤ人を差別することに反対し、世界の至るところで、彼らの人権を守りました。

私達の祖先は、素晴らしいことを世界に向けて行なって来ました。

そのことを、誇りをもって次の世代の人たちに伝えていきたいと思います。

 

 

ハルとナツ 届かなかった手紙 ETV特集「移住50年目の乗船名簿」

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ハルとナツ 届かなかった手紙 

昭和9年、北海道からブラジルへの移民となった姉ハルとその家族。出発の地、神戸で眼病のためひとり日本に残された妹ナツ かたや激動の時代を困苦のブラジル移民として耐え抜き、かたや日本でただひとり戦争と復興の時代を生きた、ふたりの女性の70年。その人生の歳月をスケール豊かに浮き彫りにし、日本と日本人のあり方を問う壮大な橋田壽賀子作の大河ロマン。