2025/04/25 07:38

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STAND-UP COMEDIAN KAORI' ESSAY no.2

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STAND-UP COMEDIAN KAORI' ESSAY no.2



KAORI Profile : 高村香織 早稲田大卒 日米で活躍する、日本人女性唯一のスタンドアップ・ コメディアン。 黒人音楽に惹かれ、舞台芸術や黒人文化と音楽を学ぶための黒人の大学に留学。たまたま、スタンドアップコメディをやった時にとても受けその体験が、本格的に取り組むきっかけに。

一回目のお話 ESSAY no.1

https://www.yokosojapan.net/article.php/20131006kaori-standup_life_ja

Merry Xmas!! いよいよ一年で最も楽しみなイベントがやってきましたね!

ですが、日本でクリスマスを初めて過ごす留学生のみなさん。忠告しておきます。

もし今恋人がいないのなら…クリスマスは家でじっとしていましょう。

日本のクリスマスはシングルを追いつめます。

追いつめられて20数年。実体験に基づいたアドバイスです。

Hahaha! That’s JOKE!!

クリスマスはシングルもダブルも、キングサイズも(!?)楽しみましょう。

と言うのも、日本はやっぱりまだクリスマス=恋人達のイベントというイメージが根強くありますよね。でも外国人の皆さんに聞くと、家族と過ごすという人も多くいて、「大切な人と過ごす」時という考え方が圧倒的に多い。どんな人も「大切な人」との関係を改めて深められる、そんな一日になるといいですね。

 

クリスマス商戦、なんて言葉もありますが、今年はアベノミクスで賑わいそうですね。クリスマスは、イエス・キリストの誕生日。日本の経済の救世主ともなるんでしょうか?

 

 

さて、話は変わりますが、先日、語学最大手サイト「スペースアルク」で2回にわたりインタビューを掲載していただきました!

「スタンダップコメディーでニューヨーカーを笑わせる日本人女性」

http://eng.alc.co.jp/gogaku/2013/11/kaoricomedy-01.html

「スタンダップコメディアンKaoriが伝授する英語で笑わせるコツ」

http://eng.alc.co.jp/gogaku/2013/11/kaoricomedy-02.html

クリスマスに向けて、素晴らしいゲストの方々と共演します!

12月13日(金)第40回 東京NYアメ★ドリ交流会

クリスマスパーティー

ゲスト:いちむじん (ギター・デュオ)

長井秀和氏(お笑いタレント)

Kaori(スタンダップ・コメディアン) 

開始7時、講演8時、閉会10時

Com.Cafe音倉

世田谷区北沢2-26-23 B1  03-6751-1311

京王線・小田急線下北沢駅北口・西口1より徒歩2分

 

日本の大学教育改革に一石を 北陸大学 李 鋼哲教授

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日本の大学教育改革に一石を

 


北陸大学 李 鋼哲教授
専門:国際経済学、東北アジア経済論
朝鮮族研究研究会(代表)、北東アジア学会、関口グローバル研究会(SGRA)、北東アジア研究交流ネットワーク(NEASE-Net)幹事

 最近の『日経ビジネス』インターネット版で、早稲田大学の熱血教授、カワン・スタントに関する記事を読んで、深く感銘を受けた。


 実は、スタント教授とは昨年8月末に中国の延吉でお会いしたことがある。氏は日本の「華人教授会議」の故郷訪問団の一員として延吉を訪問していて、延辺大学副学長の招待晩餐会で、私と隣の席に座って初対面で挨拶しながら話が弾んだ。


スタント教授と名刺交換して見てビックリした。なんと日本と米国で4つの博士学位をとっているのではないか。それも工学、医学、薬学、そして教育学という幅広い異分野の学位を、何の天才だろうと思った。その勉学の精神に私は心を打たれた。スタント教授は「心を育てる教育や感動教育を実施し」、カワン・スタント・メソッドも開発していると、「早稲田大学研究者紹介」にも掲載されている。


 その早稲田大学に私の息子が昨年商学部に入学し、親としてもこれでひと安心した。ところが、入学してから2ヶ月くらい経って、息子は「大学を辞めてアメリカのカレッジに入って1からやり直したい」と言ってきた。「何言っているんだ。早稲田は日本では入りたくても入れない人がたくさんいるんだよ」。「授業がつまらないし、刺激がない」と息子は言う。「でも早稲田の学歴は日本では大変役立つのでは?」と私が言ったら、「自分にとってはここで勉強するのは時間の無駄になる」と息子は言い張る。後ほど、「国際教養学部の授業が面白いから、転学部したい」と言っていたが、申請時期を逸したので実現できなかった。もし前述で紹介した国際教養学部のスタント教授のような方に出会えたら、彼の考え方はちょっと変わったかも知らない。


日本の大学の現状に目を転じると、確かに大学の教育に大きな問題があることを改めて感じた。私も日本の大学院で10年ほど勉強、8年あまり教えているが、魅力ある講義が少なすぎると感じたことは一回だけではない。学生が勉強意欲を無くすのは、学生だけの問題ではない。教員は教育にどれくらいエネルギーを投入しているのだろうか、疑問に思うし、自問もしている。


最近、2012年の世界大学ランキングを調べて見てびっくりした。東大がやっと27位にランキングされ、早稲田と慶應はなんと351~400位にランキングされている(2013年の発表では二つの大学は400位圏から外されている)。これは現在の日本の大学教育の一角を物語っているのではないか。
それでは、なぜ日本の大学教育はここまで低落しているのか。理由はさまざまあるだろう。「今の学生は駄目だ、勉強しない」と、20数年前に筆者が日本に来てから良く聞く話だ。もちろん、時代が変わり、環境が変わると若者も変わるだろう。生活満足度が高いからハングリー精神がなくなり、勉強しない若者が増えているのも事実であろう。


しかし、若者のせいにするだけでは、日本の教育は変わらないのだと思う。変わった環境と時代に相応しい教育体制と教育方法を見つけることが大学教育としての責務ではないだろうか。そのためのイノベーションを積極的に進めるべきではないだろうか。


日本の大学教育に問題があるとしたら、学生のやる気が弱くなったのも確かであるが、根底には「先生が駄目である」と私は言いたい。有名な大学では、先生は教育より研究にかなり力を入れていると言われている。つまり教育能力の開発、授業法の開発や工夫にはそれほどエネルギーを注いでいないと思われる。私のいる地方の私立大学では「研究より教育を重視しろ」、「愛情と情熱をもって教育しろ」と言われるが、実際は教育現場ではその通りにならない。だからといって教員が研究に熱心かといえば、そうでもなさそうである。


それでは、なぜ日本の大学教員は教育に熱心にならないのかを考えなければならない。筆者の浅見では、その根底には日本社会の組織風土に問題があると思っている。毎日「改革」とか叫びながらも、保守的で、古臭くて、既得権益者の利益だけが守られている状況が、大学を含めた日本の多くの組織が活力を失う原因
ではないだろうか。


日本国の政治家や官僚、巨大企業などにも似たような現象が起こっているのではないか。「改革」、「イノベーション」、「維新」というきれい言葉は良く使われているが、それが既得権益にぶつかると何も進まない。大学の教員や経営者もある意味では既得権益者であり、自分たちの利益を犯してまで改革をしたいとは思わないだろう。

そして多数の大学では競争システムやインセンティブ・システムが制度的に整備されているのだろうか。頑張っても頑張らなくても評価や待遇はあまり変わらないし(その面では「社会主義」と言われる)、頑張っている人が逆に足を引っ張られることもある。こうした日本の大学教育を根本から改革するのに、スタント教授の取り組みは一石を投じるだろう。

特集:日本の大学はどのように変わるべきか?

学生たちは何を求めているのであろうか?

学ぶ楽しさを伝えよう!! 拓殖大学 潜道教授 

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学ぶ楽しさを伝えよう!!

潜道文子教授(写真左から2番目)
と拓殖大学大学院商学研究科潜道ゼミの留学生のみなさん

WAA (WE ARE ASIAN) というアジアの人たちとの交流会の世話人を長年努めておられる拓殖大学の潜道教授にお話を聞きました。

スタント教授の印象はどうでしたか?

スタント教授を知ったのは、WAAで講演をして頂いたのがきっかけです。その当時は横浜桐蔭大学の教授をされていましたが、教育にかける情熱と斬新な取り組みに驚きましたね。しかし、スタント先生の生い立ち、また様々な人生経験があるからこそ出来る取り組みだとも感じました。また、最近の大学教員は、研究や授業だけではなく、大学内の変革プログラムや委員会などにも多くの時間を割いているのが現状で、余程の使命感がない限りスタント先生のような姿勢で全ての学生と向き合うのは難しいのではという気持ちも抱きました。

スタント教授の考えから何か参考にしていることはありますか?

私自身も授業と研究以外にも、大学内の委員会等の活動、学会活動などで、多くの時間を取られていますが、私の出来る範囲で最大限の取り組みを学生のために行っています。学生の本音を聞くために、ゼミの学生たちと食事をしたり、個人面談をしたりしながら、できるだけコミュニケーションをとっています。

また、潜道ゼミのモットーは、『あきらめない!』です。敢えて実力以上の目標を設定して、うまくいかなくても、あきらめずにチャレンジすることを身をもって経験させています。
私自身も多くの経営者や起業家に会って、ネットワークを広げ、日々新しいことを吸収するように努めていますし、また、時には学生を学外に連れ出して、多くの社会人と交流する機会を作ったりもしています。スタント教授の学生に対する接し方は参考になるところも多いですね。全てを取り入れることは難しいですが、私が一番印象に残っていることで、また私自身も心がけていることは、教員も自分自身が何かに、チャレンジしているところを学生にも見せることだと思います。

正直、休みの日も仕事に追われるほど、学内外で多くの仕事も抱えていますが、その状況でも、学生たちのことを第一に考え、また自分自身も新しいことにチャレンジして行くことは教員として楽しいことです。研究や講義以外のことに時間を取られることもしばしばありますが、それも間接的には自分のためになると思って楽しむことが大切だと思います。

潜道教授は、いつも元気でサービス精神旺盛。インタビュー当日も大学院のゼミの留学生を紹介してくれた。面倒見のいい先生には、学内外の色々な役職や業務も集まって来て、土日も仕事に追われることもあるようだ。大学の改革が叫ばれ、大学教員への風当たりも厳しい面もあるが、大学と学生の板ばさみで苦労している大学教員も多いことが理解できた。

オックスフォード流の人格形成術

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ラドクリフ・カメラ(図書館)とオール・ソウルズ・カレッジ

 オックスフォードは英国最古の学園都市で、市内にはオックスフォード大学のカレッジ、研究施設、博物館、100以上もの図書館が点在しています。オックスフォード大学は数多く首相や著名な作家を輩出した大学でもあり、近年ではハリーポッターの撮影舞台となり観光客も多く訪れています。

ハリーポッターの食堂のシーンのモデルになったクライスト・チャーチ内の食堂 

また、自然と歴史的建造物に囲まれた街並みはとても美しく、落ち着いた環境で学問に励むこともできます。私自身、アメリカ、カナダ、キューバと今回で4度目の海外生活・留学になりますが、オックスフォード大学ほど国際教育を重んじつつ、英国の伝統文化や知識を重視する校風は初めてで圧倒させられました。

 

オックスフォード・ユニオンの図書館

例えば、入学式、試験日、フォーマル・ディナー(教授との食事会等)、そして卒業式等の公式行事では必ず黒いガウンを着用し正装します。入学式も一部ラテン語で行われました。また、カレッジ(寮)で行われるフォーマル・ホール(食事会)は、食事の前にグレース(お祈り)があり、そして、食前のお酒、食事、お茶といった順に、その都度部屋及び席が変わり集まったメンバー全員と話す機会があります。

こういった趣からイギリスが社会性や社交的な人格の形成に力を入れていることが窺えます。そして、正装させることで、常にルールやマナー、個人が果たすべき役割を社会的に自覚させる要素があると感じられました。

このような点からオックスフォード大学は学問だけでなく人材教育にも注力しているのだと改めて実感しました。

また学問に関して、世界的に有名な教授を始め政治家、ジャーナリスト、企業家などのセミナーや講演が毎日行われており、幅広く知識を深める機会があります。クラブ活動やカレッジの行事を通し、様々な学部の教授や学生と交流も深めることもできます。私の大学院生活は残り僅かですが、多くのことを学び社会に貢献できるよう充実した留学生活を送りたいと思っています。
 
オックスフォード大学大学院
セイント・アントニーズ・カレッジ
清水小紅美

『デスパレートな妻たち』に出演した思い出

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『デスパレートな妻たち』に出演した思い出

 


先日、海外ドラマ「デスパレートな妻たち」の日本語吹き替え版のさよならパーティーがありました。日本語バージョンの収録、全部終わり、皆さんとそのお祝いをしました。
8年も続いたドラマ。大好きでずっと見ていたドラマ。シーズン6でイリーナ役をいただいた時、すごく幸せでした。大好きな作品に出られるなんて、これ以上嬉しい事がない!
「デスパ」の現場、普通の現場とはちょっと違うかも。たくさんのキャラクターもいるし、日本語吹き替えの役者さんも、すごい方ばかり。30年以上やっている方も何人も!
私が生まれた頃には、もう役者をやっていたのですね。同じ場所にいていいの?

そんなすごい方々と一緒に、まだまだ声優のお仕事を始めたばかりの私。膝が震えっぱなしでした。だけど、素晴らしい先輩だからこそ、とても勉強になって、芝居もやりやすかったです。役者さんも、スタッフの皆さんもとても優しくて、よかったです。

私の役柄は、ロシア人のイリーナ。メインヒロイン4人の中の一人、リネットの息子の嫁。いい子にしているように見えるが、実は...結婚サギ?^^4話だけの出番でしたが、すごく楽しいお仕事でした。リネット役の唐沢潤さんと一緒にお芝居が出来ただけでも、充分幸せなのに、仲良くなって、大切な友達も出来ました。これからもずっと仲良くやっていきたいです!^^スカーボ家のみんな。パパのトム役の郷田ほづみさん、ママのリネット役唐沢潤さん、そして息子のプレストン役の羽多野渉さん。プレストンの彼女、イリーナ役は、ジェーニャでした^^
素敵な役者さんばかりで、元々素敵なドラマだけど、世界一技術が高い日本の声優さんのおかげで、さらに魅力的になった作品。海外ドラマは、アクション系とか、弁護士系とか、色々あるけど、ファミリー系でしたら、「デス妻」は間違いなく、トップの作品です。

ぜひ見てほしい! 皆さんが芝居に混めた気持ちが絶対伝わると思います。
声優の皆さん、8年間支えてくださったスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました!一緒にお仕事出来た事、私の宝物です。
(ジェーニャのブログより)

 

映画をこよなく愛する関西弁のインド人

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映画をこよなく愛する関西弁のインド人
 

 

国際紅白歌合戦in Osakaで司会を担当する 
サニー・フランシスさん(コメンテーター・ラジオ/テレビパーソナリティー)
インドの南ケララ州生まれ、西インドのアメダバードシティー育ち。大学卒業後、先輩の誘いで来日して27年。現在は、サンテレビ「週末ココいこっ!おっ!サンなび」やFM COCOLO「FROM OVERSEAS-INDIA-」「関西テレビ"スーパーニュースアンカー"」などなど、ラジオ、テレビ、雑誌、イベント、MC、レポーターといった様々な分野で活躍中。関西弁の巧みな話術での歯に衣着せぬ発言は、笑いの中に辛口の社会批評も包み年齢を問わず多くの人に支持されている。また、関西の小学校を訪問し、国際理解のためのカレー作り教室も10年以上続けている。
 
  

左から、森井君(関西学院大)サニーさん、村田君(同志社大)、筆者

  
関西なら子供からお年寄りまで知名度のあるパーソナリティーのサニーさんに2人の学生さんと一緒にお話を聞いた。一見強持てだが、サービス精神旺盛なとても心の優しい人。インド人は話し出すと止まらないとよく言われるがサニーさんも例外ではなかった。日本に来たばかりの頃の経験、テレビやラジオの仕事のこと、台湾人の奥さんや家族のこと、また映画評論について、ボリウッド映画(インド映画の俗称)など、インドの映画1本分、約3時間半飽きることなく、サニーさんの物語に引き込まれた。
 
サニーさんの日本の好きな俳優さんは高倉健さん。インドのお父さんはとても厳格だが、高倉健とは違って、口数は多い。子供の頃は、お父さんが代表して映画を見に行って、夕食を囲んで、家族のみんなにその映画を解説する。もちろん、映画は3時間半もあるので、夕食の時間では収まらず、その後は、屋上に出て、家族で星を見ながら話の続きを聞く。だから、インドのお父さんは、話がうまいのかも知れない。
 
インドでは、年間約1000本もの映画が作られている映画大国。一昔前は、お金持ちの娘と貧乏な男性の恋物語で、祭りがあって、突然踊り出すシーンがあったりというものが多かったようだが、最近は、シネマコンプレッスが増えたこともあり、1本の時間も短くなり、様々なインドの多様性を表現するものも増えてきた。しかし、映画がインドの人たちにとって欠かせないものであることには変わりはない。日本ではまだまだ、インドの情報は偏っている。
 
『インド人はB型が多い?』『インド人は計算が得意?』『インド料理はみんなカレーの味がする?』など、ばかな質問をしたが、どれも根拠がないことをサニーさんは教えてくれた。インドは、英語を話す世界で一番大きな国でもある。もっともっと日本人はインドに関心を持ってもいいはずだ。そのインド魅力を映画を通して伝えるサニーさんのコーナーを次号からスタートします。ご期待ください。(グローバルコミュニテイー 編集長 宮崎計実)
 
サニーフランシスさんの最近のお薦め
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お話好きのスタンリーは、お弁当を持ってこれない。それを見かねたクラスの仲間がスタンリーのためにお弁当を少しづつ分け与えていたが、ある日事件が起こった。
 
 
 
 
インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画。インドの工科大学の寮を舞台にした青春劇。コメディ映画だが、3人の学生が「学ぶことの本当の意味は何か?」を明るく探し求める感動巨編。2010年インドアカデミー賞では作品賞をはじめ史上最多16部門を受賞。日本でもすでに興行収入が1億円を突破。
 
 

  

『コミュニケーション障害』をモチベーション教育で克服 no.20

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『コミュニケーション障害』をモチベーション教育で克服 no.20

 

    左から、友人のアビさん、スタント教授、石谷さん

 

石谷さんは、最近話題になっている『コミュニケーション障害』を持っていた。

その彼がたまたま、友人の紹介もあり受講したクラスで変化がおこった。そのクラスは、デジタル回路の講義だった。

しかしこの講義は、単なる知識の習得だけのものではない。授業の中で演習問題をする時間があるが、彼は、担当のスタント教授に演習が早く出来ることを褒められ段々と自信が持てるようになった。そして、ある日早く終わった者は他の学生をサポートするように教授は声をかけた。

石谷さんは、最初はその言葉を聞かないふりをしていたが、ある日、教授は彼の手をとって他の学生のところへ導いた。自分では、積極的に人と関わることを嫌う彼が、その時はなぜか他の学生とも、話がスムーズに出来た。

人の役に立つことで、交流ができ、仲間の一人として受けられ、安心できる自分がいた。できないクラスメートを手伝うことに確かな喜びを感じ、序々に失われた自信が蘇った。そして、講義の終わりには、自分からみんなを誘って一緒に勉強するほどリーダーシップを発揮するまでになった。

授業で三味線を人前で弾くことで自信をつけ海外にまで演奏に出かけるようになった学生の話を聞いた。『自分も前向きに何でもチャレンジしてみよう。』という気持ちになった。そして、スペイン語に本格的に取り組むために留学を決意した。将来に備えよういう強い気持ちを持つようになった。 コミュニケーション障害の学生がここまで回復することは、医学的にも非常にまれだ。彼の話す様子から、毎回の授業がとても楽しく、またクラスメートと励まし合いながら学ぶことの充実感を楽しんでいる様子が伺えた。

インタビューの最中もどんどん前向きに何でも取り組む自分自身を喜んでいるようだった。 『GIVE、GIVE、GIVEの精神の大切さ』や『与えることで与えられる』ことを身を持って体感した石谷さんはもう元に戻ることはないだろう。

コミュニケーション障害・・脳や聴覚の器官には特別な問題がないにも拘わらず、失語症などの言語障害、音韻障害、どもり症、声の障害、言語発達の遅れなどが現れる障害です。うまく表現する言葉が見つからないなどの問題がある状態です。これらの障害は、主に幼児期・小児期・青年期に発症します

国際紅白歌合戦 GUEST SINGER & NAVIGATOR

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**ナビゲーター**

サニー・フランシス

コメンテーター・ラジオ・テレビパーソナリティー

インドの南ケララ州生まれ、西インドのアメダバードシテイー育ち。

大学卒業後、先輩の誘いで来日して20年以上。現在は、サンテレビ『週末ココいこっ!おっ!サンなび』やFM COCOLO『FROM OVERSEAS-INDIA-』などなど、ラジオ、テレビ、雑誌、イベント、MC、レポーターといった様々な分野で活躍中。関西弁の巧みな話術での歯に衣を着せぬ発言は、笑いの中に辛口の社会批評も包み年齢を問わず多くの人に支えられている。

サニー・フランシス プロフィールwiki

 

ジェーニャ プロフィール

「美少女戦士セーラームーン」に憧れ7年前声優になるためにロシアから来日。『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』や『ラストエグザイル:銀翼のファム』など多くの作品に声優・ロシア語の監修として関わる。2013年4月より、NHKロシア語講座 「テレビでロシア語」(テレビ)「まいにちロシア語」(ラジオ)にもレギュラーとして出演。日本語。ロシア語・英語を駆使し、マルチタレントとしてテレビ・ラジオ・舞台でも活躍中(81プロデュース所属)

http://ameblo.jp/jenya/

津軽三味線で世界の人たちと交流していきたい スタントメソッドを学んで  NO.19

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授業の中で悟った母の想い   スタントメソッドを学んで  NO.18


スタントメソッドを学んで  no.19
窪響(クボヒビキ)さん
早稲田大学国際教養学部4年  

津軽三味線で世界の人たちと交流していきたい



学内の広報誌のスタント教授のインタビューを見て、こんな情熱のある教授もいるんだと思っていたが、2年になって、スタント教授の授業を取る事にした。『人生とは何か?』とか『逆境でもあきらめない姿勢』など考えさせられることもたくさんあった。日本で苦学された教授のあきらめない姿勢は本当に多くの学生を勇気付けたと思う。こんなに裸で学生と向き合う教授は中々いないと思う。ある日の授業で、自分のセールスポイントを語ることがあったが、自分は思い切って、『高校入学前からやっている三味線を弾いて、生活をしていきたいという夢を語った。』国際教養学部の学生としては、かなり変わった夢には違いないと思う。しかし、クラスのみんなやスタント教授は自分の夢に理解を示してくれた。そして授業の中で、三味線を披露する時間まで作ってくれた。これには本当に感激した。自分のやっていることが、周りのみんなに認められるほど、モチベーションの上がることはない。



アイルランドへ留学した時も、三味線が現地の人とのコミュニケーションにとても役に立った。パブや公園で演奏していると、食事をご馳走するので家で演奏してほしいといわれたり、現地のテレビにいつの間にか出演していたりと、三味線を弾く自分の周りで色々なことが起こった。三味線のお陰で本当に有意義で楽しい留学生活を送ることが出来た。自分の将来の道にも決心がついたように思った。



自分の決心が固まると、以前は先輩に遠慮気味だった自分も、学校の津軽三味線のサークルでリーダーシップを発揮し、新入生の指導にも力を入れた。入部した時は、5名だった部員も、そのうち40名近くにまで大きくなってきている。演奏するもの楽しいが、自分が教えた人たちがどんどんうまくなっていくのを見るのも大きな喜びだ。
卒業したら、大人向けの三味線スクールで教えながら、生活をして、今までどおり、色々なステージに立って演奏をしていきたい。今、外国人の人も津軽三味線を習う人が増えている。留学生にも教えることもあるが、この楽器は、色々な民族の楽器と一緒に演奏したり、また、吉田兄弟のようなロック調にもアレンジが出来る。とても奥深い楽器だ。折角覚えた英語も生かして,外国人の演奏者との共演も続けて行きたいと夢を語ってくれた。

ロシア人声優・ジェーニャのコラム NO.4 ジェーニャと一緒に日本を楽しもう!

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ロシア人声優・ジェーニャのコラム NO.4
ジェーニャと一緒に日本を楽しもう!



皆さん、Здравствуйте!
日本で声優をやっている、ネイティブロシア人のジェーニャです。

先日、大先輩の関口宏さんの番組のロケ収録に行ってきました!
テーマは、「東京にあるロシア」

ロシア料理を食べるだけではなく、ロシア人のお話を聞いたり、日本でロシア語を勉強している子供達に会ったり、ロシア人と日本人のお家にお邪魔したり~とても興味深い番組になると思います。楽しみにしててくださいね!「関口宏の風に吹かれて」放送は、6月18日(火)20時からBSTBSにて。

そういう取材をすると、ロシアのイメージと実際のロシアって、大分違う事に気づいてしまいます!今回は、そういうイメージを直してみますね!

*ロシアって寒いでしょ*

冬はマイナス40~50℃にもなる、とても寒い地域もあります。
ですが、ヨーロッパと変わらない所もあるし、北海道より暖かい所も。ロシアが広いのです!それから、寒い地域でも、夏が暑い!35-40℃にも上がります。
夏が短いので、学校も6月から8月末まで、ずっと夏休み。外で遊べる貴重な時間なんですから!

*皆、ヴォッカ飲むでしょ*

案外、そうでもないです。
ヴォッカは、ロシアの代表的なお酒なのは、事実ですが、飲みやすいものではない。
普通にビールやワイン、カクテルも人気です。
ヴォッカは、物足りない時、または結婚式の時とか、お祝いの席で飲むものだと覚えてね!^^

*ロシア女性、18歳を超えたら、デブおばあちゃんになるでしょ*

その勘違い、どうにかならないかな。
若さは最強なのですが、歳をとっても、美しいロシア人女性がたくさんいます。
美しさは、心の中の問題だと思います。



*ロシア語が難しいでしょ*

文字が英語と違うから、難しくて諦める人もいるけど、ロシア語に限らず、どの言葉も難しい。だけど、ロシア語の音は、わりと日本語と近い発音もたくさんあるし、諦めなければ、英語より親しみやすい、なじみやすい言葉だと思います。
すぐに諦めちゃだめ!

これからもロシアの事を紹介していきますね!書いて欲しいテーマがあったら、ぜひコメント蘭で送ってくださいね!

「おすすめのスイーツ」コーナー、第3回目です!



冬の定番だからって、暖かい時期で我慢するのは、ありえない!ほかほかのたいやきです。魚の形は、外国人にも人気。
中身は様々だけど、今回食べたのは、抹茶クリームわらび餅入。

ジェーニャのお仕事予定

NHK Eテレ「テレビでロシア語」レギュラー出演
Eテレ(教育テレビ)水曜深夜 午前1時
再放送:金曜日 午前5:30

NHK ラジオ「まいにちロシア語」スキット担当(バックナンバーも聞けます)
ラジオ第2
放送:月~水 午前8:50
再放送:月~水 午後4:30

6月8日(土):知っとこ!(ゲスト出演)TBS、朝8時

6月18日(火):関口宏の風に吹かれて(ゲスト出演)BS TBS 20時

7月14日:カラオケライブ(詳細は後日、ブログでチェックしてね!)

8月31日:『国際紅白歌合戦 2013―歌おう世界の仲間と』in 大阪
9月15日:『国際紅白歌合戦 2013―歌おう世界の仲間と』in 東京



リンク☆

ジェーニャの公式ブログ:http://ameblo.jp/jenya/

ジェーニャのツイッター:http://twitter.com/jenya_jp/