2024/11/19 01:32

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スタントメソッド NO.17 日本の大学生に必要なのはプライドだ

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スタントメソッド NO.17

日本の大学生に必要なのはプライドだ

 



2012年11月の「モチベーションシンと意識変化」ポジウムで、発表した興梠立哉(コウロギタツヤ)君。アメリカ生まれの立哉君にとっては日本は両親の国だ。交換留学生の彼は、コミュニケーションに興味があり、Motivation & Educationのクラスをとった。そこで、スタント教授の感動教育を知る。最初の授業は、とても挑戦的なものだったが、教授は、学生をわざと厳しい環境において、個々のプライドを刺激し、エリート感を感じさせるような授業をする。するとみんな授業で認められようという気持ちになり発表にも力が入る。早稲田大学はとても歴史のある大学で、優秀な学生、教授が揃っている。しかし、自尊心をくすぐるような配慮が授業にはあまり感じられない。
アメリカの大学に入学した時、『大学の勉強は決して楽ではない、この中の半分の仲間は卒業までに消えていくだろう』と教授は、学生を奮い立たせ、同時に勝ち残ってやるというプライドを学生達に植え付けた。だからみんな一生懸命に勉強する。誰も落第はしたくないからだ。

日本人の学生ももっと、積極的に大学の授業を活用して自分を高めようとすることが大切だと思う。そして、教授は学生の自尊心をくすぐり、プライドを感じられるような授業をして、学生が本来持っているやる気を呼び起こしてほしい。アメリカの大学生に比べて、クラスでの日本の学生は少し消極的だが、日本人の学生は付き合って見ると、みんなとても頭が良く、思いやりがある人が多い。また、クラブ活動なんかもとても熱心にやっている。勉強熱心な学生が少ないといわれるが、やる気を引き出してくれる工夫が授業にもっとあれば、どんどん力を発揮する学生が増えると思う。
11月のシンポジウムはとてもいい経験になった。スタント教授は、学生に挑戦させるだけではなく、自分自身も挑戦し続け、学生みんなにリーダーシップの見本を見せてくれている。また、学生達にもシンポジウムなどで、発表の機会をどんどん与えて、学生のプライドをくすぐって、学生が本来持つチャレンジする気持ちを思い起こさせている。これからも、たとえ単位はもらえなくても授業には休まず参加するつもりだ。
20歳とは思えないほど、表現力が豊かな立哉君。色々なことに挑戦してその体験談を近い将来本にしたいという。『やりたいことリスト』には、『アジア各国を旅して若者に取材をする』『日本の皇室のメンバーとお茶を飲む』『新聞の一面に載る』などさまざまな夢が書いてあった。また彼は自分の夢だけではなく、人の夢も実現することの出来る自分になりたいと語っていた。アメリカと日本の両方の文化で育った強みを生かして、日米のコミュニケーションを円滑にするような大きな仕事を将来はしてほしい。
 

ロシア人の間でも人気の『不思議の国』日本

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ロシアでも日本に留学する人は増えている
日本で英語で学び、アメリカの学位が取れる理想的な環境がある


レイクランド大学ジャパン・キャンパス 学生紹介  No.16



Iriana Kudryavtseva(イリナ・クドリャブゼフさん)ロシア

父の勧めでなった警察官を2年でやめ、日本留学を決意したイリナさん。日本語学校で基礎から日本語を学びながら日本の生活を楽しんだ。サムライ文化の精神性とアニメやマンガの親しみやすさ、ロボットなどのハイテクが共存する日本は、ロシア人の間でも人気がある。『不思議の国』日本を目指す観光客や留学生も年々増えている。

『日本は、安全で便利でとても暮らしやすい。日本人は親切で誠実な人が多く、とても気にいっています』というイリナさんは、国際交流のイベントに参加したりして、ロシアの料理を作ったり、民族衣装を着ることを楽しんでいるという。学校の中で行われる『INTERNATIONAL FESTA』もレイクランド大学・ジャパンキャンパス(LCJ)ならではのサークル活動だ。イリナさんも実行委員を務めているが、色々な国の仲間とイベントを作っていくことがとても楽しいという。

日本にいながらで英語で授業が受けられる環境は、留学生にとってもとても都合がいい。また、日本の企業にしても、日本語、英語、母国語が出来る人材は大変有望だ。LCJにでも留学生がどんどん増えているのも当然といえるだろう。

将来は、アメリカ本土で、インテリア・デザイナーの勉強をするのが夢というイリナさん。将来は、ロシアと日本、アメリカの文化を自分自身のものにして日本に帰ってきて、大きく羽ばたいてほしいと思う。



 

スタント・メソッドを学んで No.14  意味のある人生を送るために必要なこと

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スタント・メソッドを学んで No.14


意味のある人生を送るために必要なこと

 



阿部一貴さん
早稲田大学国際教養学部2年

大学に入ってから、何のために勉強をするのか、人生の目的は何なのかを考えて、色々な授業を受けてみた。しかし、勉強に熱心に取り組まない雰囲気に自分の熱意も冷めていった。そして、段々と学校にも行かなくなり、1年の夏休みには、いわいる『引きこもり』状態になっていた。そこに、突然、三重の両親が訪問。散らかっている部屋を見て両親は驚き、私はそのまま三重の実家に帰ることになった。
何とか、自分を取り戻し、休み明けに学校に戻った。しかし、阿部さんは、大きな決心をしていた。”後期に自分の考えを変えてくれるような授業や人に出会わなければ、学校を辞めよう”、その気持ちを持って、後期のシラバスを見ながら、『モーチベーション』の言葉が気になって、スタント教授の授業を取った。

授業は2名の参加であったが、その2名に対して全力で話すスタント教授の姿勢に圧倒された。普段感じることのない、燃え上がるようなものを心の底から感じることが出来た。教授は自分自身の辛い経験も語りながら、私たちにも本音で語ることの重要性を溢れるばかりの熱意で語った。”本気で人と接する姿勢。教育への熱い思い。”この教授の授業を受けるうち、"生きる意味は?本当の幸せとは?"ということについて体系的に学びたいという気持ちが強くなった。心理学、哲学、東洋思想や科学など、真理を解明するべく、大切だと思ったものはどんどん吸収するようになった。スタント教授のサポートもあり、この9月からロンドン大学のアジア・アフリカ学院に、留学することも決まった。人間は、正しい方向に導いてくれる人と出会い、目標が定まれば、自分自身の個性がどんどん出せるようになってくるものだ。

阿部さんは言う。『私は決して、人とのコミュニケーションが得意なほうではありません。しかし、”本気の人”と出会い、自分の本心を語ることがいかに大切で、如何に普段のコミュニケーションがうわべだけのものかを理解することが出来ました。以前の私と同じように学校に来る目的が分からなくなり、ただ毎日を漠然と過ごしている人も多いと思います。しかし、一度真剣に、”何のために学ぶのか?人生の本当の目的とは何なのか?”について考えて見てください。そして大いに悩んで、たとえ、答えがすぐに見つからなくても、努力し続ければ、必ずそのきっかけに遭遇することが出来ると思います。私には、それが、スタント教授の授業でした。スタント教授は一方的に自分の経験を語るわけではなく、私たちの本音をうまく引き出してくれます。そして、一人ひとりが自分の力で個性を磨くことが出来る様に手助けをしてくれます。これこそが本当のモーチベーションの源泉だと思いますね。』

学校に来ない、いわいる『引きこもり』気味の友人をスタント教授をどんどん紹介している阿部さん。自分も元はそうだったが、今は目標を持って希望に満ちた人生を送っている。将来は、学問だけではなく実践できる教育者になりたいと抱負を語ってくれた。

私は人が歩まない方の道を選んだ

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私は人が歩まない方の道を選んだ
日本社会でホスピタリティーを体感しながら、本格的に英語を学べる環境

レイクランド大学ジャパン・キャンパス 学生紹介  No.15


何 放(カ・ホウさん)中国


中国でも大学に通っていたが、将来の目的も無く、勉強もあまり熱心に取り組まない学内の雰囲気になじめなかった。そこで、勤勉でサービス精神のある日本人に興味を持ち、日本留学を決意。1年6ヶ月の日本語学校の生活も修了し、多くの友人達は日本の大学に進学した。しかし、私は世界の学生が集まる、レイクランド大学・ジャパンキャンパス(LCJ)が気になり、学校説明会に参加した。元々色々な国の人たちと友達になるのが好きで、将来はホテルなどの観光関連の仕事に就きたいと思っていた。LCJは理想的な環境だった。また説明会でもらったパンフレットの中にも、とても印象に残った言葉があった。『森の中で二つに道が分かれていた。私は人が歩まない方の道を選んだ。』レイクランド大学の学長の言葉である。


『私もみんなと同じ道を歩むのはやめよう』とLCJで学ぶことを決意した。英語は決して得意ではないが、講師の先生達がとても優秀で、授業も実践的で上達していくのが日々感じられる。一方、宿題は大変な量で、毎日5時間は勉強しないと授業についていけない。毎日英語付けの生活だ。日本の大学に行った友人達は、アルバイトに忙しいが私はアルバイトをする余裕は今のところはない。しかし、節約してでも今は英語の勉強に集中して英語研修課程を早く終えたいと思う。色々な国の学生と身近で触合う事の出来るこの大学をとても気に入っている。クラスの仲間は日本人も多いが、評価のスタイルは全てアメリカ式。入学試験は簡単だが、進級や卒業は決して簡単ではない。これが、本来の大学の姿だと思う。


日本で暮らして日本式のサービスを生で体験出来て、同時に英語の勉強に集中出来る今のLCJの環境は、日本語と英語を生かして、将来はサービス業に就きたい私にとっては理想的な環境だ。また、スタッフの人たちもとてもホスピタリティーがあり、色々な相談にものってくれる。コミュニケーションスタイルの面でも勉強になる環境が揃っている。

スタント・メソッドを学んで No.13  7年経っても心に残るスタント教授の生徒への想い

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 スタント・メソッドを学んで No.13


7年経っても心に残るスタント教授の生徒への想い



栄琦(ロン・チ GIGI) さん
早稲田大学国際教養学部卒

今から7年前、大学2年の時に初めてスタント教授の授業を取った。その授業の中で、教授が、度重なる大変な困難に打ち勝って、今の地位を築いたことを知った。『NEVER GIVE UP』の精神でどんな境地に立ってもあきらめない姿勢は、その後の私の人生にも大きな影響を与えた。また、どんなに理解されなくても、『GIVE、GIVE、GIVE』(与えて求めず)の想いで人に接することが、出来れば、私もスタント教授のように強く生きることが出来ると思った。教授の授業を取ったのは、2年の時だけだったが、そこで学んだことが今でも私の心の持ち方の規範になっている。

卒業してから一度は、進学塾の講師を務めたが、その時は私がスタント教授に教わったように、『自分は何をやりたいのか』『自分で考える重要性』『どんな人になりたいのか』など、自分の生徒に質問したり、授業前後の何気ない会話の中でも意識し“目標”などについて話しをさせて、頭の中を整理させた。目標や方法が明確になるとモーチベーションが上がる。これもスタント教授の授業の中で教わったことだ。私の授業はとても厳しいといわれていたが、スタントメソッドのお蔭で、生徒のモーチベーションを高く保つことが出来た。今でもその当時の生徒達とやり取りが続いているが、何年経っても記憶に残るほど影響することが出来たのも、『やる気』を科学したスタントメソッドの効果かもしれない。

私は将来、ビジネスの分野で人材育成などをやってみたいと思っていたので、塾の講師は1年でやめて、アメリカでMBAのコースに進学した。卒業後は、大手通信機器企業に就職したが、日本勤務が決まり両親のいる日本に帰ってきた。今まで比較的順調に自分の思いを叶えてこれたのは、大学2年で取ったスタント教授の『MOTIVATION&EDUCATION』(やる気を喚起する教育論』)の影響が今でも大きいと思う。私の究極の目標はスタントメソッドをマスターして、教育者として、スタント教授に一歩でも近づくことだ。何年経っても、人の人生に影響を残すことが出来る自分になること程、価値ある人生は無いのではないか?いくら辛く険しい道があったとしても、あきらめなければ希望が開ける。大学時代に、スタント教授の授業を受けることが出来たことを今でも感謝している。

『感動教育』の本が中国語に翻訳されて出版されることになりました。詳しくは次号のグローバルコミュニティーでお伝えいたします