スタント・メソッドを学んで No.13 7年経っても心に残るスタント教授の生徒への想い
スタント・メソッドを学んで No.13
7年経っても心に残るスタント教授の生徒への想い
栄琦(ロン・チ GIGI) さん
早稲田大学国際教養学部卒
今から7年前、大学2年の時に初めてスタント教授の授業を取った。その授業の中で、教授が、度重なる大変な困難に打ち勝って、今の地位を築いたことを知った。『NEVER GIVE UP』の精神でどんな境地に立ってもあきらめない姿勢は、その後の私の人生にも大きな影響を与えた。また、どんなに理解されなくても、『GIVE、GIVE、GIVE』(与えて求めず)の想いで人に接することが、出来れば、私もスタント教授のように強く生きることが出来ると思った。教授の授業を取ったのは、2年の時だけだったが、そこで学んだことが今でも私の心の持ち方の規範になっている。
卒業してから一度は、進学塾の講師を務めたが、その時は私がスタント教授に教わったように、『自分は何をやりたいのか』『自分で考える重要性』『どんな人になりたいのか』など、自分の生徒に質問したり、授業前後の何気ない会話の中でも意識し“目標”などについて話しをさせて、頭の中を整理させた。目標や方法が明確になるとモーチベーションが上がる。これもスタント教授の授業の中で教わったことだ。私の授業はとても厳しいといわれていたが、スタントメソッドのお蔭で、生徒のモーチベーションを高く保つことが出来た。今でもその当時の生徒達とやり取りが続いているが、何年経っても記憶に残るほど影響することが出来たのも、『やる気』を科学したスタントメソッドの効果かもしれない。
私は将来、ビジネスの分野で人材育成などをやってみたいと思っていたので、塾の講師は1年でやめて、アメリカでMBAのコースに進学した。卒業後は、大手通信機器企業に就職したが、日本勤務が決まり両親のいる日本に帰ってきた。今まで比較的順調に自分の思いを叶えてこれたのは、大学2年で取ったスタント教授の『MOTIVATION&EDUCATION』(やる気を喚起する教育論』)の影響が今でも大きいと思う。私の究極の目標はスタントメソッドをマスターして、教育者として、スタント教授に一歩でも近づくことだ。何年経っても、人の人生に影響を残すことが出来る自分になること程、価値ある人生は無いのではないか?いくら辛く険しい道があったとしても、あきらめなければ希望が開ける。大学時代に、スタント教授の授業を受けることが出来たことを今でも感謝している。
『感動教育』の本が中国語に翻訳されて出版されることになりました。詳しくは次号のグローバルコミュニティーでお伝えいたします