2025/04/25 11:42

国際人

仲間がいたので安心して歌えました

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仲間がいたので安心して歌えました

(国際紅白歌合戦にて)


 
多文化家庭支援センターの世界の仲間に支えられ歌う太宰さん


  
スタント教授より優秀賞を受ける太宰鶴恵さん


太宰鶴恵さんのメッセージ


『とても緊張しましたが、多文化家庭支援センターの仲間の人たちがバックで後援してくれたので安心して歌うことが出来ました。歌合戦直前には少し声楽家の方のレッスンも受けさせてもらいましたので自信を持って臨むことが出来ました。賞をもらえたことは本当にうれしかったです。応援してくれた両親や仲間のお蔭でもらえた賞だと思いますね。
今回一番印象に残ったことは『WE ARE THE WORLD』を観光庁長官を囲んでみんなで歌えたことですね。色々な国の人たちが一緒になって楽しかったです。高校生としてこのような歌合戦に参加できて大変光栄でした。来年は、小学生や中学生の出場があってもいいと思います
 

被災地でがんばっている人たちを励ましたい

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被災地でがんばっている人たちを励ましたい

(国際紅白歌合戦にて)


  
  
ナイジェリア大使夫妻より最優秀賞を受けるデンマークさん



フィリピンから来た介護士候補生のデンマークさんには、この曲に特別な思いがあった。
それは、3月11日の震災で被災した、日本語のトレーニングを一緒に受けた同じ仲間たちや大勢の日本人の人たちのために何も出来ないのが悔しかったからだ。テレビやインターネットなどの報道を見ていると、いてもたってもいられなかった。その気持ちを歌にして、回りの人たちに聞いてもらおうと気持ちを切り替えた。歌はとても好きで時々勤務している病院でも歌わせてもらうこともあるという。デンマークさんはいう。

 

永生病院の皆さんと(歓迎セレモニーにて)

『国家試験に向けて勉強中の自分に、このような機会を作っていただいた八王子の永生病院の皆さんに感謝しています。恩返しするためにもしっかりと勉強して試験に臨みたいと思う。そして合格したら歌でも人を癒せる介護師を目指したい。
 

国境を越えて様々な人が結びついた素敵な歌合戦になりました

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国境を越えて様々な人が結びついた

素敵な歌合戦になりました (国際紅白歌合戦にて)

 

 

         

観光庁長官賞を受賞した谷岡さんと阪本さん 

 司会を務めた谷岡理絵さん(駒沢大3年)

谷岡さんの感想

司会を務めさせて頂いたことも舞台に立たせていただいたことも本当にいい思い出になりました。主催者の皆さんありがとうございます。

今回の歌合戦で一番印象深かったことは、ひとりひとりが生きいきしていたことですね。
歌合戦の前に行った練習でも、出演者同士でお互いに歌を歌い合ったりしながら交流があり、和やかな雰囲気で本番に臨めました。私は司会を務めましたが、参加者の皆さんの『日本の人たちを元気にしたい』という気持ちで歌っている姿に舞台の袖で感激しました。
みんなが心に秘めたメッセージを持ってこの歌合戦に臨んでいたと聞いてうれしくなりましたね。また会場の皆さんも歌っている人たちを応援してあげようという気持ちが溢れていて、ステージと一体になった心温まる雰囲気で出演者も歌いやすかったと思います。



(観光庁長官とフィナーレを歌う)

観光庁長官の『WE ARE THE WORLD』やフィナーレの『世界でひとつだけの花』を一緒に歌っている時、今こそ世界の人たちがひとつになって新しい世界を作っていけるんじゃないかなって感じました。最後に、私と崔梅花さんが来年の代表として呼ばれましたが、来年も観光庁や多くの協力団体、マスコミの方々の支援も得ながら、崔さんと一緒に学生らしく元気のある歌合戦にしていきたいです。




国際紅白歌合戦に参加して  阪本美菜子(津田塾大3年)


当初、外国人が日本の曲を、日本人が外国の曲を歌うというこの企画の概要を聞いて、なんて面白そうなのだろうと思いました。私たちも出場させて頂けるということで、何がよいだろうと考え、誰もが知っており、学生らしく、場を盛り上げられるような曲にしようということで、『Dancing Queen』を選曲し、結果としてパフォーマンス賞と観光庁長官賞を頂けたことは嬉しかったです。しかし、最も印象に残っていることは皆で舞台にあがり、『we are the world』 と『世界にひとつだけの花』を8カ国語で歌ったことでした。皆で肩を組んで同じ曲を歌ったりしていると、本当に国籍や年齢などは関係ないのだと実感し、また、会場の一体感もうまれた気がします。

共演者の鈴木里実さんと


舞台裏では出場者の方たちともお話することができ、祖国の文化や、今回の震災についての考えや意見を聞くことができました。明治神宮を訪れる観光客の方たちからも、日本のことを大変気にかけてくれている声を多く聞きます。友人で、被災地へ復興ボランティアに行っている外国人留学生がいます。私自身も被災し、震災当時の状況の悲惨さを目の当たりにしましたが、日本という国はこんなに多くの国の人たちからも温かい目で見守られ、本当に幸せであると思いました。まだまだ被災地は厳しい状況にありますが、現地や国籍に関わらない人々との強いつながりとともに、必ず復旧する日がくると信じています。
 
困ったときには支えあい、助け合うような世界、社会に貢献できるような自分になるためにも、これからさらに頑張っていきたいと強く感じました。そして来年、今の自分よりさらに成長した姿で、新たな思いを胸にまた参加できればよいなと思います。


 


 

インドネシアの看護師さんも国際紅白歌合戦に参加

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インドネシアの看護師さんも国際紅白歌合戦に参加

 

 

 

以前取材をしました、『あいうえお』からスタートしてわずか2年足らずで日本の看護師国家試験に奇跡的に合格したインドネシア人看護師の一人。ヤレド・フェブ リアン・フェルナンデスさんも国際紅白歌合戦に参加されます。

彼の合格は、多くのEPA(経済連携協定)で来日している看護師・介護福祉士候補生のみならず、彼らを日々サポートしている関係者にも大 きな勇気を与えました

 https://www.yokosojapan.net/article.php/feature_nurse1008_ja

 

レイクランド大学 学生紹介 NO.10

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レイクランド大学 学生紹介 NO.10

 

震災のボランテイアが教えてくれた将来の夢

 

  
今野英太郎さん           学内でのチャリティーイベントの様子


 
震災ボランテイア説明会



今野英太郎さん(19歳)は、中学・高校時代は野球に打ち込み、予備校時代に海外への興味と色々なことを経験したいという思いでレイクランド大学・ジャパン・キャンパスに進学。2年生になって、英語の授業にもやっと慣れてきたころに、東日本大震災が起こった。両親の実家が宮城県の石巻市という大変被害の大きなところだったので、道路が開通した3月20日に安否が確認できない親戚を訪問。町中歩き回って何とか、親戚の無事は確認できたが、友人たちの中には、命を落としたものも多くいた。とにかく、自分にも何かできることはあるはずだとその後、学校の友人や職員の方も関わってもらい、合計3度1ヶ月半にわたり被災地のボランテイアを経験した。足に釘が刺さったにも関わらず協力してくれた友人もいた。また学校の協力で商品を集めて、オークションをして募金を集めた。アメリカ本校の人たちからも募金という形で現地の人たちへの多くの励ましをいただいた。

しかし、石巻では、まだまだ、ボランテイアの数は足らない状況が続いている。夏になってきて、学生たちもハエが飛び回っている教室で汗だくになりながら授業を受けている。ゴミなどの悪臭で窓が開けられないからだ。がれきの掃除や家の整理にしても、大きな家なら10人でも一日1軒片付けるのがやっとだ。震災から3ヶ月以上経っているが現状はあまり変わっていない。被災者の人たちは疲れきっていて、私たちとも積極的に関わろうとしない人も多い。

はじめは、せっかく手伝っているのにと残念に思ったが、あるご婦人のことばで気がついた。『毎日、瓦礫を見て生活していると気持ちもすさんでね、家族みんなを亡くし、何のために生きているのかわからないのよ。』ということだった。とにかく話を聞いてあげる『精神的なサポート』が一番必要とされているのだと理解できた。

その時から、困っている人の役に立てるよう、イギリスの大学でカウンセラーになる勉強をしようと思うようになった。9月には日本を出発するが、1ヵ月半のボランテイアの経験は本当の意味で相手の立場に立つことの大切さを知る貴重な体験だった。将来、どんな人の気持ちでも癒してあげることの出来る様な人間になりたいと思う。

 

 

「幸せになる国際結婚」NO.10 ことばの大切さ

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他人ごとではない!!全国で20組に1組。

東京、大阪では、10組に1組が国際結婚の時代

―多文化家庭支援センターからー NO.10

幸せになる国際結婚 — 「ことば。ことば。ことば。」 

 

一年ほど前に、新婚ホヤホヤのフィリピン人-日本人カップルを紹介して頂きました。新婚でしたから、愛と夢に包まれていて,私が「多文化家庭支援センター」の者だといっても、特にその時困っている事も無いし,支援が必要という状況でもありませんでした。

 

それで私は,「言葉はどうですか?きちんとコミュニケ−ションできていますか?」と,聞くと、「夫も仕事で日本語が必要なので,一生懸命日本語を勉強しようとしているし,私は,あまり英語は上手ではないけれども,性格がきつい方だから英語がしゃべれると喧嘩が多くなるかもしれないので,この程度の片言の英語で十分かなあと思っています」ということでした。

 

「そうですか,でもコミュニケーション、言語の問題は思っている以上に重要ですよ。特に子供が生まれればその事は家庭維持の最低限の項目に挙がって来ますからね。」といって、別れました。半年後、第一子の誕生の喜びのご報告を受け安心していましたが、それからまた半年ほどたった頃、この奥さんが、泣きながら電話をしてきました。

 

子育てが大変な時期でもありますが,それ以上に夫がどんな小さな事でも相談にも乗ってくれず、自分の話を聞こうともしないというのです。どうしてそんな事になってしまったのか、と聞くと、「以前アドバイスを受けたように,英語の勉強をしなかったからだと思います。」という事でした。つまり,片言の英語と,片言の日本語では薄っぺらな話しか出来ない。悩みがあっても結局は夫婦以外の人に相談に乗ってもらわなければならない。「貴方に話したって、、、、、。」と言う事になってしまう。そんな状況になってきているのに,日本人である自分が必死で英語を勉強しようという姿勢も無いので,「あんたなんかには(日本に住む外国人の気持ちなんか)わからない」と言う言葉が返ってくるようになってきているというのです。

 

勿論夫は夫なりに職場で日本語を使わなければならないので,必死に努力をしているのです。それに比べて,一向に英語の上達しない妻には必死さが無い,つまりは夫の事を必死に分かろうとか,守ろうと言う気持ちが無いんだろう,と考えるようになってきているようだと言う訳です。

 

それで,私は以前と同じアドバイスをくりかえしました。

 

「国際結婚は、難しいけれども、いくつかのハードルを越えていくと10倍も100倍もの豊かな実りを得られるのよ。言葉の問題と言うのはそのまず一歩。それは決してメインではないけれども,お互いの信頼関係を築く為の最低の基本ラインになるのだから,会話の成り立つ共通の言葉を持てるように頑張ってね。」

 

幸せいっぱいだった新婚時代には響かなかった私のアドバイスが、こんどこそ役に立ってもらえるようにと願っています。

 

特定非営利活動法人 多文化家庭支援センター
王禅寺事務所:川崎市麻生区王禅寺西8−12−30

お問い合わせ whitehouse@y3.dion.ne.jp (事務局長 エインズワース 千明)
ホームページ http://mcfsc.page.tl/

多文化家庭支援センターから 「幸せになる国際結婚」

 1. 本当に幸せな結婚とは?

2. 幸せになる「国際結婚」のすすめ

 

3. 幸せになる国際結婚のすすめ

 

 

5. 幸せになる国際結婚のすすめ

 

6. 幸せになる国際結婚 NO5

 

7. 幸せになる『国際結婚』の進め6
 
8. 幸せになる『国際結婚』のすすめ 7


9. 世界をつなぐ国際結婚 8 


10. 「幸せになる国際結婚」 9 -子供の名前編。

スタント・メソッド no.8 若いうちに早く『心の師』を見つけてほしい

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若いうちに早く『心の師』を見つけてほしい

スタント・メソッド no.8



 
元スタント教授の教え子で現在は、TA(授業アシスタント)として授業をサポートする並木麻衣さん

並木さんは、高校時代にカナダに留学。得意の英語も生かせて、他に無い魅力を感じて、早稲田大学国際教養学部に入学。しかし、途中から入部したクラブ活動の雰囲気になじめず、自分の存在意義を否定されたように感じ、また、簡単に単位が取れる、出席が問われないなどの理由で講義や講師を選択する『普通の大学生』の学ぶ姿勢にも疑問を感じていた。

自分がこれから何をどう考えて生きていくのか?

カナダにいるときは、アットホームな雰囲気で個人が尊重された中で生活が出来ていたと思います。しかし、日本に帰って来てからは、周囲を過剰に意識しすぎ、自分自身が分からなくなっていました。スタント教授の授業を取ったきっかけは、『Motivation & Education(意欲の喚起と教育)』のクラスでその答えを見つけようと思ったからです。
スタント先生は生徒個人への関心がとても強い人だと感じました。教授と学生のいう感じではなく、人生の一先輩として、生徒に接する姿はとても印象的でしたね。知識を学ぶことも大切だが、根本的な『人間としてのあり方』『勉学に対する姿勢』など、本来学生がもっと真剣に考えなければならない大切なことを考えさせられました。
卒業し、社会に出て、製薬会社などの営業職に就きましたが、素の自分を見せることの難しさ、自分自身を磨いていくことの大切さを知りました。スタント先生のことばで、一番印象に残ったことは、『GIVE、GIVE、GIVEの精神の大切さ』です。どんなに相手が自分を認めてくれなくとも恨むことなく誠を尽くすこと。その気持ちを忘れないように、また私の学んだことを少しでも、体験談を通して学生さんにお話をしたいと思い、TAをさせていただいています。



大学生活は、目的を持たなければ、どんどん空しく時間が過ぎていきます。今、『Motivation & Education』のクラスにいる学生さんは、学生時代の私のように『人間として大切なもの』を見つけようと参加している人が多いと思います。私も彼らの真剣な姿勢に心を正すこともしばしばです。やる気のない学生が多いと世間ではいわれますが、学生の期待に応えるような情熱が教育者には必要だと思います。TAを通して意欲に満ちた学生さんが社会に出て行けるようなお手伝いをしていきたいですね。



 

 

 感動教育(新刊)
カワン・スタント教授の新しい著書が講談社より出版されました。
ヤル気のない学生がみるみる『爆発』する奇跡のスタント・メソッド
『キミたちはこの先、どうやって生きていくのか?』
大きな転換期を迎えている日本の大学教育
本物のリーダーに必要なものは?
スタント教授の授業が体感できるすばらしい生きた教材です。


著者 カワン・スタント氏:早稲田大学臨床教育科学研究所所長


貧しい家庭環境、インドネシアの内戦、度重なる日本での迫害。しかし、それにもめげず、「工学」「医学」「薬学」「教育学」の4つの博士号を取得。その才 能は日本ではなくアメリカで開花し、88年米デュレクセル大学工学部準教授、90年トーマス・ジェファーソン医科大学医学部準教授を兼務、93年に恩師の 頼みで再来日。桐蔭横浜大学工学部教授に就任し、「学生のやる気を引き出す」教育法を確立。Nikkeiビジネスでの紹介記事が大ブレイクし、教育界のみ ならず、社員教育に悩むビジネス界からも注目される。また、日本のみならず、母国インドネシア・シンガポール・マレーシア、中国の政府や関係機関からも熱 烈なラブコールを受け、それぞれの国で講演。その様子は、現地のマスメディアでも大きく取り上げられている。
 

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人間味

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日中韓通訳者・張景子さんの多文化な視点

人間味

 
松本元復興担当相が発言問題で辞任を余儀なくされました。「知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないやつは助けない」。「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」。被災地を訪れた際に宮城県知事に向かって言い放った言葉です。

被災者の皆さんのために日夜奔走している知事に、これは酷過ぎました。あまりにも傲慢・冷徹で、人間味の欠片もみることができません。どんな有能な人物でも、人間味がなければ人間失格でしょう。ロボットのような仕事しかできないはずです。

 人間味とは、人々への思いやりや優しさ。

知事の苦労や被災者の悲しみが念頭にあったならば、あんな発言はできなかったはずです。そうしたら、きっと知事の両手を握り締めて、「ご苦労さん!」と涙ぐんだことでしょう。

最近読んだ伊集院静氏のエッセーに「大人が葬儀でみせる顔」というタイトルがあり、葬儀の間中、「故人との思い出をずっと思い起こしておけばいい」と書かれてありました。そうすれば、自ずとその場に相応しい表情と行動ができるということでしょう。つまり、人の言動はその心が動かしているのです。

といっても、人間は時として、心にもないことを言ったり、あまり深く考えもせず、きれいごとを並べたりします。しかし、そういうものは、いざという時に泡となって消えてしまうのが常です。

 就任当時、松本元復興担当相も、「私の心はただひとつ。被災者に寄り添うことだけ」と言ったそうです。本当にそう思っていたのか。「寄り添う」という言葉に本当に心を込めていたのか。あの言動をみれば、とても信じられません。もしかしたら、その場限りの言葉だったのかも知れません。

 どうか、日本政府に人間味豊かな人が増えますように。少なくとも、復興担当相は思いやりや優しさという人間の基本を備えた人でありますように祈っております。

張景子さんプロフィール・・北京外国語大学 日本語・日本文学学科卒業・

元中国国際放送局(北京放送)アナウンサー 
東京大学 大学院修士学位取得・博士課程修了
JCKフレンズ(日中韓関連事業)代表  立教大学 兼任講師
日中・日韓・日中韓3国の政府間交渉・民間交渉の遂次・同時通訳
NHKの中国語翻訳・ナレーション業務
東アジア評論家として「TVタックル」「太田総理」等の番組に出演

張景子さんの多文化コミュニケーションセミナー

 1. 語学の達人

2. 美の延辺料理はいかが? 【縁香館】

3. 韓国語を学ぶ学生に聞きました

8. 国籍は単なるチーム分けのカテゴリー

10. 観光立国に必要なのはやはり言葉

世界中の子供たちから多くのことを学びました

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世界中の子供たちから多くのことを学びました



GAPYEARフォーラムでもパネリストとして参加した、
今話題のフォトジャーナリスト、安田菜津紀さん

在日韓国人の父、仲の良かった兄の死を次々に体験。人生のむなしさを感じ、現実から逃れたいとの思いで、高校2年の時にNPO国境なき子供たちのカンボジアツアーに参加。そこで、自分自身も悲惨な目にあいながら、より困っている仲間を思う同世代の子供たちの様子に衝撃を受ける。



カンボジアでは、人と人の関わりにおいて、『他人』の定義が日本とは違うと思います。


カンボジア人では、しばらく一緒にいるとだれでも仲間にしてくれるんです。たとえ短い間でもお互い知り合って『仲間』になれば人を大事にする気持ちが芽生えます。もはや『他人』ではないんです。そこには、どんな厳しい状況でも力をあわせてみんなを守っていこうという『家族』や『人と人との絆』があります。その中でも子供たちは『希望の源』です。


どんなに厳しい環境にあっても子供たちの笑顔は、周りの人たちを勇気付けます。私が彼らを好んで撮るのは、厳しい現状を生々しく伝えるだけではなく、写真を見ている人に共感を持ってもらい、暖かな気持ちになってほしいからですね。

岩手の陸前高田市で、小中学校で入学式の記念写真の撮影のボランテイア

私の夫が、陸前高田市出身なので、二人で現地に入って活動をしています。
子供たちにも学校の先生にも、とても喜んでもらえてよかったです。入学式をするのが精一杯で写真どころではなかったと思いますが、写真を撮ること、記録に残すことの大切さを改めて痛感いたしました。

避難所の生活は不便も多く決して楽ではありませんが、お年寄りから子供まで一つ屋根の下、助け合って生きている姿をみて育った子供たちは、人間として一番大切なものを学んでいるのかもしれません。この震災を機に、子供たちの心に、大きな『復興の種』が宿り、思いやりを持った大人に、大きく成長してほしいと思います。

彼女のGAPYEAR経験が、フォトジャーナリスト安田菜津紀を誕生させた。
『知ってしまった以上は、見過ごせない』と彼女は言う。日本を飛び足して懸命に生きている人たちに触れてみよう。自分自身を見つめなおすいい機会になるに違いない。



『アジア×カメラ 「正解」のない旅へ』


フォトジャーナリスト安田菜津紀×アルスコンビネーター・ヤハギクニヒコ
アジア×カメラ。その答えは、無限にある。しかし、「正解」はない。だからこそ、おもしろい。ちがうかい?


日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト(DAYS JAPAN、毎日新聞、早稲田大学主催)に入賞した若きフォトジャーナリストが「なぜアジアなのか、なぜカメラなのか」を語る。決定的瞬間を求めたかつての戦場カメラマンとの違いを鮮明にしながら。


安田菜津紀氏プロフィール


studio AFTERMODE 所属 フォトジャーナリスト
1987年生まれ。2003年8月、「国境なき子どもたち」の友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。守るものがあることの強さを知り、彼らの姿を伝えようと決意。2006年、写真と出会ったことを機に、カンボジアを中心に各地の取材を始める。現在、東南アジアの貧困問題や、中東の難民問題などを中心に取材を進める。2008年7月、青年版国民栄誉賞「人間力大賞」会頭特別賞を受賞。2009年 日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト大賞受賞。写真展に「緑の壁」HIVと共に生きる(2010・コニカミノルタプラザ)など。上智大学卒。

  6月13日 第1回gapyearフォーラムの様子

スタントメソッドを学んで NO.7 「スタント効果」が私の人生を変えました

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「スタント効果」が私の人生を変えました


スタントメソッドを学んで NO.7


早稲田大学に通い、

日本生産性本部でも活躍する蘇霞さんのケースその2


  

『私にはウツから立ち直ろうと決心してすぐに、「スタント効果」が現れ、周りの人たちにポジティブな影響を与えられるようにまでなりました。自分のまわりの人を巻き込んで、一緒にいい方向に向かって変わりつつあります。スタント先生のおかげで、私の生活態度、学習態度、対人態度まですっかり変わりました。さらに最近では、私が関わった人たちにもその効果が出てきています。


台湾からの留学生Yさんは、外資銀行B社に入社し金融関連の仕事をしていますが、彼女も去年就職活動で大きな挫折を経験しました。多くの学生が授業をサボって企業説明会や面接に行ったが高い授業料を払って、授業に出ないのがおかしいと思った彼女は、就職活動を始めるのが遅くなってしまいました。数十社の銀行や商社の面接を受けたが、年末まで1社の内定も取れませんでした。精神的に追い詰められ、2か月ほど、家に引きこもって、学校も行かず、友人の電話も出ない状態だった彼女に私は偶然に出会いました。元気がなさそうな顔で、かなり痩せていた彼女をほっておくことができず、話を聞きました。しばらく連絡が有りませんでしたが、ある日突然彼女から電話が入って、2時間以上家族のことや就活活動の挫折などを話してくれました。彼女を激励するため、就活をサポートしている会社の社長を尋ねることを約束しました。その後、彼女は元気を取り戻して、積極的に面接を受けた会社に再度連絡を取るようになりました。数日後B銀行から内定をもらったとお礼のメールが届きました。私は自分のことの様にとても嬉しくなりました。私もいつの間にか、悩んでいる人を救うことが出来るようになりました。』


『スタント先生は人生遍歴が豊富で、多くの苦難を乗り越え、人々に尊敬される教育者と科学者になりました。先生の波乱万丈の物語は、私の「百科事典」となり、困難に直面した時、多くの知恵と勇気を与えてくれます。先生の哲学は、私の「宝物」ですね。
日本にいる外国人には、就活や昇進の時、多少差別が感じることも有りますが、そんな時でも、先生は感謝の気持ちで、あらゆる不平不満を克服して、日本の将来のため、情熱を持ち、教育現場を改革実践しています。

私はその高貴な人格に影響され、感謝の気持ちで、人の役に立ちたいといくつかのボランティア活動をしています。どんなに困ったことがあっても、スタント先生の本を繰り返して読めば、やる気がある人間になれると私は確信しています。』

(早稲田大学会計研究科 蘇霞さん)

蘇霞さんの体験段 1 

25年間のうつの暗闇から生還した幸せ
 

 

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カワン・スタント教授の新しい著書が講談社より出版されました。
ヤル気のない学生がみるみる『爆発』する奇跡のスタント・メソッド
『キミたちはこの先、どうやって生きていくのか?』
大きな転換期を迎えている日本の大学教育
本物のリーダーに必要なものは?
スタント教授の授業が体感できるすばらしい生きた教材です。


著者 カワン・スタント氏:早稲田大学臨床教育科学研究所所長


貧しい家庭環境、インドネシアの内戦、度重なる日本での迫害。しかし、それにもめげず、「工学」「医学」「薬学」「教育学」の4つの博士号を取得。その才 能は日本ではなくアメリカで開花し、88年米デュレクセル大学工学部準教授、90年トーマス・ジェファーソン医科大学医学部準教授を兼務、93年に恩師の 頼みで再来日。桐蔭横浜大学工学部教授に就任し、「学生のやる気を引き出す」教育法を確立。Nikkeiビジネスでの紹介記事が大ブレイクし、教育界のみ ならず、社員教育に悩むビジネス界からも注目される。また、日本のみならず、母国インドネシア・シンガポール・マレーシア、中国の政府や関係機関からも熱 烈なラブコールを受け、それぞれの国で講演。その様子は、現地のマスメディアでも大きく取り上げられている。
 

《「できない大学生」たちが、なぜ、就職で引っ張りだこになったか 面白いように「やる気」が目覚める9つの方法》の評価をアマゾンで見てみる