2024/11/18 20:42

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学生通訳ボランテイアガイド インタビュー

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学生通訳ボランテイアガイド インタビュー

(写真左が、小林君)

今回は学生通訳ボランティアガイドのリーダーである、明治大学2年生の小林直樹君にお話を聞きました。小林君は1年生の夏からこの通訳ボランティアに、積極的に参加し今では自分よりもずっと年上の、社会人メンバーともうまくコミュニケーションをとりながら、学生としてこの活動を盛り上げています。

この活動を始めたきっかけは何ですか?

 Facebook でたまたまこの活動を見かけたんですが、日本の神社についてもご興味があり、また海外の人たちとの交流も求めていた自分にはピッタリの活動だと思い、参加することに決めました。

実際にこの活動を初めて見て、気づいたこと、また、心がけていることはありますか?

驚いたことは、本当にいろんな国から 明治神宮に観光客が来ていることです。
神社についても、日本人の考え方についても、興味を持って質問をしてくる観光客の人も大勢います。自分は留学経験もないし特別神社について勉強したこともなかったので、活動日の午前中は、できるだけ台本を見たり自分なりに観光に必要な知識について勉強したりしています。
あと、社会人の人たちもこの活動にオブザーバーとして参加していますので、その人たちから学ぶこと、たくさんあります。日本人の考え方、文化、習慣などを本では学べないこともその社会人の人たちとの関わりで勉強できることも多いです。

あと英語の表現についてですが、自分ではわかっていても、わかりやすく相手に伝えるということは工夫のいることです。大切なことはできるだけ わかりやすく伝えることだと思います。

英語よりもむしろ、まずは観光に対する知識、特に、 日本特有の神道の考え方、そしてそれがどのように日本人の生活と結びついているのか、など説明できることが重要だと思います。

何を話すかが明確になっていて、自信を持って話せるほど知識があれば、英語はそれぞれのレベルにおいて表現の仕方を変えていけばいいと思います。
私たちは、基本的にはグループで活動していますので、一組のゲストを案内するのに2人から3人で案内することもあります。その場合は、お互い得意なところを補いながら案内することもできます。観光案内についてある程度の知識があるメンバーとあまり知識はないけど英語の得意なメンバーもいます。そんな二人であれば、お互い補完しながら、ガイドすることもできますよね。

私も、心の余裕がなくて、最初は覚えたことをできるだけたくさん、説明しようと意気込んだこともありましたが、あまりそのことばかり考えていると双方向のコミュニケーションがうまくいきません。それより、相手の国の事や、日本の印象などを聞きながら、お互いのコミュニケーションを大切にするようになりました。
各国の『ラッキーナンバー』『民族衣装』『結婚式』『男女の出会い』『休みの過ごし方』などにについて聞いてみるとみんなよく話してくれて、会話が盛り上がりますよ。

ゲストの名前を、カタカナや漢字の当て字で書いてあげて、その意味を説明してあげると喜ばれますね。特に漢字には興味を示す人も多いですからね!!

あと、自分のバックグランドや趣味などをうまく説明する練習もするといいと思います。私の場合は、実家がお寺で、住職になるための訓練もしていますので、自分の経験を話すだけでも興味を持ってくれます。

 


今からこの活動を始めたいと考えている人達に何かメッセージはありますか?

私は先輩から引き継いで、今はこのグループのリーダーをやっていますが、別に帰国子女でもないし、歴史や文化について、特に、勉強してたということもありません。ただ純粋に海外に興味はあったし、あと日本の事を外国の人に伝えることができるといいなと思っていました。
そんな時にこの活動と出会いました。この活動はまさに私が望んでいる二つの事を同時に叶えることができる活動でした。

今でも英語に自信があるわけでもないし、日本文化の知識についてもまだまだ勉強している最中です。そんな私でも、1年以上この活動を続けてる間に、なんとか海外のゲストの人達と楽しくコミュニケーションをして、喜んでもらえるような案内ができるようになりました。


だから今どうしようか悩んでいる人たちも、是非、説明会や体験ガイドに参加してください。

学ぼうという好奇心が高い人であれば、これほど有意義な活動はなかなかないかもしれません。

あと基本的には、毎回ごと、随時参加の形をとっていますので、いつからでも、始められるし、他のサークル活動、ボランティアなんかと掛け持ちすることも十分にできます。
定期活動は、月に2回、日曜日の午後1時から明治神宮で行っています。 

それと、英語ができるようになりたいと参加する人もいますが、まずは、日本語でちゃんと文化を伝えるための勉強をする方が近道だと思います。知識が増えてきて、『伝えたいという気持ち』が高まってくると、必要な英語表現も覚えるようになります。
週2回の定期活動以外は私も特に、英語の勉強をしているわけではありませんが、何度も経験するうちに、よく使う表現は自然と覚えますよ。

漠然と英語を勉強するのは難しいですが、目的がはっきりとしていると、意外と飽きずに続けられるものだと思います。

大事なことは継続することだと思います。
まずは気楽に始めてみてください!!

 

理解」と「認知」の違いについて 東條英利氏連載コラム  NO.9

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理解」と「認知」の違いについて

 

東條英利氏連載コラム  NO.9

 

最近、思うことに安易に物事の本質を捉え過ぎるということがあるように思います。いわゆる、「理解」と「認知」の差。実は、多くの方が思われる「理解」は、単なる「認知」で終わっていることが多々あります。「理解」とは読んで字の如く、「理(ことわり)を解する」という意味で、それは、その本質的仕組みが分かっている時に使われます。対して、「認知」とは、「その存在を認める」という意味で、表面上分かっていると時に使われます。実は、こうした物事の捉え方ひとつみても、その意味は大きく異なってくるのです。

 

以前、 NPO 法人武士道協会の事務局の方とお話をした時にも同様のことを感じました。「武士道」と聞くと、多くの方が決まって、「戦う」イメージを連想すると思います。しかし、実際のところ、「武士道」とは何かと尋ねると、その答えは、「武士道」の「武」とは、本来、「戈(ほこ)」を「止める」と書いて「武」と言います。つまり、刀を抜くのではなく、抜かずとも相手を制するその心の有り様を説いているというんですね。それが「武士道」ということで、その本質は、道徳的な考え方のひとつであるようです。多分、意外に思われる方も多いかもしれません。

 

そう考えた時、「神道」とは何かと言うと、決まって「宗教」という一言で片付けられる方がいます。確かに、宗教法人格を有するという点では、その通りなのですが、それでは、「宗教」とは尋ねてみると、その答えは意外に出て来ないものです。何故なら、「宗教」とは、これも読んで字の如く、「尊い教え」という意味になるからです。しかし、神道には、教典も特定の教えも基本ありません。だから、実はこれは的を得た表現にはならないのです。神社を宗教法人と言うことは出来ても、宗教にはならない。ある種、矛盾を感じるところではありますが、それは、その歴史をみていけば分かることですが、ここではその内容を割愛させて頂きます。とにかく、物事の道理は意外に奥が深いものなんですね。そこに意識が至るか至らないかは、まさに、私たち一人一人の意識の問題でもあるんです。皆さんは、簡単に理解していませんか?

 
 
 
 
 インターネット番組、「世界最古の国、日本!!」とは『あっとおどろく放送局』というインターネット放送局の番組で、東條英利さんもパーソナリティーを勤めています。古事記編さん 1300 年が話題となっている昨今、世界に誇れる日本の歴史・文化・伝統・ものづくりなどを話題に、 6 人の賢者と各分野の専門家をゲストに迎え、「実はこうだった」「実はこうなっている」「実はこう変わる」などの目からうろこな真実に踏み込んでいきます。
 
 
 

学生通訳ガイドボランティアを体験して

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学生通訳ガイドボランティアを体験して

学生通訳ガイドのボランティアの活動をしている延原理沙子さん(東京女子大2年)にお話を聞きました。

 

どうしてこの活動を始めたんですか?

 

国際紅白歌合戦と言うイベントのボランティアをしたんですがその時に、主催者の宮崎さんとお話することがあり、明治神宮で行われている通訳ボランティアについて知りました。

実は前々から語学を使ったボランティア、特に観光案内に関しては、興味があったので早速参加しました。

参加してみて、どうでしたか?

思ったとおり、とっても楽しかったですね。 観光案内を通して、めったに会うことのない国の人たちとも会えるし、彼らの目をとうして、日本の文化や生活についても知ることが出来ます。

私が一番最初に経験者のメンバーと一緒に案内したのはイスラエルの親子でした。 お父さんと高校を卒業したばかりの双子の男の子二人でしたが、 帰国後は、軍隊に入る予定になっていて、それまでの思い出にとお父さんが子供達を日本に連れてきたみたいでした。

最初の体験が、とても印象深いゲストでしたので、この活動の楽しさにすっかり魅了されました。 いろんなことを話しましたが、とっても熱心に彼らは、私達の話を聞いてくれました。

息子さんたちも高校を卒業したばかりとは思えない程、とってもしっかりしていましたね。

 

普段は案内しているときにどんなことに気をつけていますか?

 

文化的なことをしっかり説明することも大切ですが、なんといってもおもてなしの気持ちで接することが一番大事だと思いました。

海外の旅行者の人にとっては明治神宮に来ることはおそらく一生に何度もないことだと思いますから、その貴重な体験に私達が関われたと言うことが素直に嬉しいです。

ゲストの思い出作りのためにいろんな小道具も用意してるんですよ!

例えば、チェキで撮った写真をプレゼントしたり、世界地図の白地図に、皆さんの出身地をマークしてもらったりしています。

あとやっぱり一番大事なことは双方向で十分にコミュニケーションすることだと思いますから、一方通行の観光案内でなく、彼らの国のことも教えてもらったりしていますね。

明治神宮は神聖な雰囲気の中、結婚式を見ることも多いので、着物や結婚式の話題になることも多いですね!

 

実は、私も明治神宮に成人式の写真撮影に来ましたが、外国人観光客の人たちにたくさん写真を撮ってもらい、着物の魅力を再認識しました。

 

案内したゲストの人たちとその後も交流があるようですね?

(スエーデン人の奥さんと日本人の旦那さんのご夫妻も案内。趣味の剣道の話など、今でも継続的にやり取りをしています。)

そうなんです。今までいろんな国の人を案内しましたが、多くの人達と今でも SNSで繋がっていたりして、時々やり取りをすることがあります。

たまたま偶然、明治神宮で出会ったこの機会を通して、このように世界中の人達と繋がっていけることは本当に嬉しいです。

将来は、案内した人たちのところを本当に訪問したりすることもあるかもしれません。

その時を楽しみに出会ったあとは、ソーシャルネットなどでつながりお互いの情報を時々交換したいと思います。

学生として、外国人観光客の目を通して日本文化の素晴らしさに触れ、また他の国の文化も生で知ることができるこの活動は学びでいっぱいです。

大学に入って何か新しいことに取り組みたいと思ってる人達にとっては、この通訳ボランティアガイドの活動をぜひお勧めします。

 Don't drink !! (笑)

私は来年から3年生になりますが、社会人になってからもおそらくこの活動は定期的に続けると思います。

英語も、観光案内の知識も、もっと磨かないといけないですが、段々と自信を持って案内ができるようになってきました。 いろんな意味で余裕も出てきたので、これからはもっと楽しんでもらえるような観光案内を目指したいです。

 

どうしようか考えている人へのメッセージをもらえますか?

 

とにかく、やってみたらいいと思います。最初は経験者の人たちのサポートを受けながら、体験できるので、英語に自信がなくても、観光の知識が乏しくても、先輩が助けてくれます。

大事なことは、その場を何度も体験することですね。

そうすると、もっとゲストに楽しんでもらいたいと思うようになります。

それが、大きなモチベーションになりますね。私もまだまだ、勉強中ですから、気軽に参加してみてくださいね。

知念ナナコさん(東京外国語大学1年)の感想

今日初めて、オブザーバー参加しましたが、りさこさんが案内する様子を見ながら、自分も楽しむことができました。 英語も大事ですが、話す内容はもっと大事だし、なにより楽しませてあげようという姿勢が大切だと思いました。

だけど、ゲストの人たちが喜んでいるのを見るのは気分がいいですね!日本のおもてなしの気持ちを伝えることは、素晴らしいことだと思いました。 これからも時間のある時には、必ず参加したいと思います。

 

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2020年の東京オリンピックにむけて、通訳ボランティア、通訳ガイドボランティアの活動が注目を浴びている。 今なら、まだまだ間に合います。就職にも役立つ、コミュニケーション能力と度胸がつく活動です。 ぜひ一度、オリエンテーションに参加してみてください。

(文:グローバルコミュニティー 編集長 宮崎計実)

明治神宮での定期活動は、こちらから

https://www.facebook.com/groups/gcvguide/events/

学生通訳ボランテイアガイドのOBOGも多数活躍する、『国際紅白歌合戦の運営ボランテイア]も募集しています。

https://www.irws.org/entry/

感性の鋭かった先人達の知恵に学ぶ   東條英利氏連載コラム NO.13

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感性の鋭かった先人達の知恵に学ぶ

東條英利氏連載コラム no.13

さて、今月は何の話をしようかと思ったら、そう、2月の今頃は、私が監修を務めさせて頂いた「神社の基本」(エイ出版社)がセブン・イレブンの店頭に並び始める?頃。まぁ、スケジュール通りに進めば、なのですが、ともかく、無事に、出版されていることを願って、今回は、神社というか、先人の知恵について、少しお話をしてみたいと思います。

私は、周知の通り、「神社人」という情報サイトで、全国の神社情報を収集し、その体系化に務めておりますが、何故、私がこういう活動をしているかというと、別に、私にスピリチュアル的な感性があるからではありません。どちらかと言えば、私は、非常に現実主義者で、こうしたテーマとは、一見、相反するような考え方を持っています。それでは、何故、私が、こうした神社を積極的に研究しているかというと、そこに、日本人という固有の国民気質を科学できる普遍的な知恵というものがあると考えているからです。

例えば、古代日本人は、神さまは尖った場所に降りて来ると信じていましたが、そのモチーフはどこにあるかと言われれば、雷にあります。勿論、今では、誰でも知っていることですが、それは、古代日本人も同様。しかし、現代人は、古代日本人に対して、「あぁ、あの光や轟音を見たら、科学を知らない彼らは、神さまが怒っているとでも思ったんだろうね」と考えると思います。しかし、本当に大事なのはここからで、雷が落ちた土地というのは、五穀豊穣になるんです。

実は、これ、科学的にも証明されておりまして、落雷のあった土地のキノコの収穫量は倍になるとさえ言われております。そう、古代日本人はすべてを知っていたんです。だから、彼らは、雷に畏怖と感謝を抱き、神として感謝をし、「雷」を、「神」が「鳴る」と言い、「雷」を、「雨」に「田」と書き、「稲妻」を「稲」の妻(配偶者)と書いたのです。ある意味、非常に合理的な考え方だったのです。ただ、私たち現代人は、傲慢にも、科学技術を過信するがあまり、現代を過大評価してしまう嫌いがあります。しかし、先人たちは、科学を知らないが故に、高い感受性を以て、本質を理解することが出来たとも言えます。

神社は、まさに、そんな先人の知恵が織り成す文化的象徴物。もしかしたら、そこには、私たち現代人すら及ばない普遍的な真理というものが至るところにあるのかもしれないのです。神社を単なる宗教施設と思うなかれ。気付きは絶えず、私たちのすぐそばにあります。

5分で着れる着物と抹茶を外国人の人たちが初体験

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5分で着れる着物と抹茶を外国人の人たちが初体験

2019年1月19日、5分で簡単に着物体験ができると在日外国人の向けのイベントなどで話題になっている『2部式着物』の体験会、及び抹茶体験が、東京品川のハウスコム㈱の入居者向けのサービスの一環として行われた。

フィリピン、インドネシア、台湾、中国、モンゴル、日本、カナダ、USA、UK、スエーデン、オーストリア、イタリア、フランス、ドイツ、アルジェリア、コロンビアなどから男女28名が参加し初めての着物体験、抹茶体験で日本文化を楽しんだ。

2018 国際紅白歌合戦 出場者インタビュー 石井・キャラアンジェラさん

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今回ご紹介するのは、桜美林大予選会で選ばれた、石井・キャラアンジェラさん。音楽に対する考えや、本選出場に向けた気持ちなどをインタビューさせていただきました。 

1. プロフィールを教えてください。

 

ニックネーム: あんちゃん

出身国: フィリピン

 

2. 国際紅白歌合戦の出演を決めたきっかけを教えてください。

 

私は歌うのが好きで、すごく楽しそうだったので参加しようと思いました。楽しく歌えればいいなと思います。また大勢の前で歌うことは初めてで、とても緊張しているのですが、頑張りたいです。

 

3. 今回の選曲と、その理由について (曲を通して伝えたいことがあれば)教えてください。

 

今回はタイタニックの主題歌、My heart will go on を歌うのですが、みんなも知っている歌ですし、私の十八番でもありとても歌いやすいからです。

4. 歌や音楽の魅力、自身の思い出 (音楽によって勇気づけられた、人との繋がりを感じた、というような経験があれば、教えてください)

音楽とはとても素晴らしいもので、歌詞にもメロディーにも人によって感じ方も違うし、感情移入してしまったり、元気付けられたりするのが音楽の魅力だと思います。音楽のジャンルも様々ありますが、夜に布団の中でイヤホンをつけて大音量で聴く音楽ほど素晴らしいものはないと思います。

  

5. 国際交流に対しての考え (今回のイベントで期待していること、楽しみにしていることがあれば、教えてください)

様々な国の人が参加すると聞いたので、その国の文化や特徴などを知って、異文化の人たちと交流できればいいと思っています。歌に関してもすごく楽しみです。

 

6. 国際紅白歌合戦(イベント・運営)に対して期待すること

特にないですが、楽しい思い出にしたいです!

 

 

 

取材担当: 畑 到奈(はた ゆきな)

 

津田塾大学学芸学部英文学科1年生。現在写真部に所属しており、物や風景など様々な写真を撮影している。国際紅白には今年から関わる。趣味はクラリネット、お菓子作り、テニスなど。特にお菓子作りは、最近祖母からのリクエストでアマンディーヌ(フランスの洋菓子)を作ったところ高評価であったため、他のスイーツにも挑戦しようと考えている。

 

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー 原田さん

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名前:原田由貴子さん

職業:SE

出身:東京都

 

[紅白歌合戦について]

母国語以外の言語で歌を競う祭典と聞き、普段から慣れ親しんでいるJOYSOUNDから

応募しました。

一番の応募理由は、音楽で国際交流という趣旨に大変共感をしたからです。

私は、「音楽は国境を超えて、人の心をつなぐもの」であると思っています。

子供の頃から、言語が通じない外国の方達と音楽で仲良くなることを

体験する機会がありました。

とても素晴らしい体験でしたので、ぜひ国際紅白歌合戦に参加したいと思いました。

[歌について]

10才から数年、ご近所だった声楽家主宰の、コダーイメソッドを教える児童合唱団で歌を学びました。

ヨーロッパのウィーン少年合唱団のような歌を歌います。

人の声だけで、耳をすまして、美しい和音を作り上げる時間は、大変感動的でした。

その後、オペラ歌手や、ポップス歌手を目指したこともありましたが、全て諸事情により断念することとなり、

気がつけば SE となっていました。

そんな諸事情が片付き、このまま歌わずして人生を終えては絶対棺桶の中で自分を恨むだろうと思い、

再び、三年前から歌い始めます。

歌は、私自身にせまり、私自身を生き切ること、言わば、歌うことは私にとって生きることそのものです。

[今回の選曲理由]

歌のアドバイスをもらっているかたから、『Saving all my love for you』が私の声に合っていると勧めていただき、決めました。

この歌は、悲恋の歌なのですが、女性が全ての思いを込めて、どこまでも深く熱烈に恋人への愛を歌いあげています。

果たして、私の英語でちゃんとメッセージが伝わるでしょうか。

そんな挑戦も込めて、どこまで歌い上げることができるか、ギリギリまで練習を重ねたいと思います。

 

取材担当:堀内東(AZUMA HORIUCHI)

富士山麓の会社で観光事業に携わり、趣味の手作り甲冑や忍者服で国内外の観光客をおもてなしをしてメディアにも紹介され、現在は自営業のかたわらおもてなし活動をしています。趣味は、スノーボード、スポーツ吹矢(二段)、カラオケ、獅子舞、御神輿等です。

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー 中野さん

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中野敦史さん 46歳 岐阜県在住です。
うたスキネームは、「パルック」です。
普段は、岐阜の会社で24年前からパーティー、司会、
歌、などの仕事をしています。


2.国際紅白歌合戦について

Joy Soundのうたスキ歴約10年の大ベテラン。
うたスキの友人から、国際紅白歌合戦の開催を教えていただき、イベント内容や歌を
通して国際交流を行うコンセプトに惹かれて、参加を決意いたしました。
普段はうたスキの仲間で交流もしています。


3.歌に対する想い、思い出、音楽の魅力、今回の選曲理由

歌は小さい頃から自己表現の手段だったり、コミュニケーションを取るためにかかせ
ないもの。
「いきがい」と言っても過言ではありません。
友人からの誘いでバンドでは、ボーカルで参加したり、現在はのど自慢に応募中です。

たくさんの友達ができて国際紅白歌合戦では応援にも来てくれます。
わたしの楽しげな姿を見て、歌うのが楽しくなったという方もいます。

今回は、知っている方の多いボン・ジョビの名曲「禁じられた愛 」で、皆さまと一緒に盛り上がりたいと思い、この曲を選びました。

わたしは緑内障、感音難聴の障がいがありますが、同じような悩みを持っている方にも、励みになれば幸いです。


取材担当:堀内東(AZUMA HORIUCHI)
富士山麓の会社で観光事業に携わり、趣味の手作り甲冑や忍者服で国内外の観光客を
おもてなしをしてメディアにも紹介され、現在は自営業のかたわらおもてなし活動を
しています。趣味は、スノーボード、スポーツ吹矢(二段)、カラオケ、獅子舞、御神輿等です。

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー ホ-ティトゥ・ヒエンさん

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国際紅白歌合戦出演者インタビュー

ベトナムの留学生、ホ-ティトゥ・ヒエンさん

どうして、参加を決めましたか?

ベトナムでも日本でもカラオケが大好きで、よく歌っていましたから、この話を聞いてすぐに申し込みをしました。
ベトナムでは、ドラエモンなどのアニメも人気がありますが、
私は、KIROROの歌が特に好きですね。

この歌を選んだ理由は何ですか?

ベトナム人のクラスメート2人と一緒に歌いますが、慣れない環境なので、いつも友達を大切にお互い、助け合って生活をしています。BEST FRIENDSは、まさに、友達を思って歌う歌ですよね。私には、ぴったりだと思います。

一番好きな日本語は、何ですか?

『ありがとう』っていう言葉ですね。BEST FRIENDの中で出てきますが、この歌を歌うたびに、好きになる言葉です。


『あなたの笑顔に何度助けられただろう、ありがとうありがとうBest Friend』


将来の夢は、『いいお母さんになること』といてくれたヒエンさん。

一人でも多くの外国人が住む家を探すのに困らないように、来年の春からは、念願が叶って、不動産関連の仕事に就きます。