2024/11/18 20:44

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2018 国際紅白歌合戦 ゲスト 出演者 紹介 ジェーニャさん

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プロフィール

ソ連生まれ、ロシア育ち、日本暦は13年です。2009年に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」で声優デビューしました。声優・歌手・タレント活動のほかに、アニメや映画などのロシア語監修と発音指導も行っています。
ロシア語・日本語(N1合格)・英語(TOEIC 935点)のトライリンガルでもあります。
代表作として、劇場版アニメ「ガールズ&パンツァー」クラーラ役、アニメ「怪盗ジョーカー」レディー・ダウト、テレビ NHK Eテレ「テレビでロシア語」「ロシアゴスキー」レギュラー 等があります。

http://twitter.com/jenya_jp/
http://ameblo.jp/jenya/

 来日のきっかけを教えてください。

 声優を目指して2005年に来日しました。16歳のとき、「美少女戦士セーラームーン」を見て日本語とアニメに興味を持ちました。これがきっかけで、日本語でアニメソングを歌ってウェブサイトで公開するなどしていました。

 国際紅白歌合戦出場へ向けての意気込みを教えてください。

 パフォーマンスの面では、Let It Goを歌います。いろいろな国の言葉で歌われ、世界中の人たちが知っている曲です。この曲を通してみんなで1つになれればと思います。
また、毎年出させていただいているので、司会としても会場も盛り上げられればと思います。

 夢や目標を教えてください。

やっぱりアニメの仕事に関わっていくことが夢であり、目標です。
声優としてアニメのキャラクターを演じたり、アニメの主題歌を歌ったりしたいです。
 
今回の出演での注目ポイントを教えてください。

 3ヶ国語で歌うところに注目してほしいです。同じ曲でも言葉が変わるとイメージが変わるかもしれません。また、言語の壁を越えて歌を通してみんなが1つになれるように歌います。

 最後にお客様へ一言お願いします。

今回はお客さんとしてステージを楽しんだ人も、将来はお客さん自身がステージに立って一緒に国際紅白歌合戦を作っていけたら嬉しいです。
世界のみんなで歌いましょう!


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インタビュアー: 元木修平
外資系企業で人材のヘッドハンティングを行う傍ら、ベビーシッターから特殊部隊員との訓練まで一通りこなす。国際紅白歌合戦には3年前から関わっており、初対面の方から「日本語上手ですね。日本に来て長いんですか?」と言われる回数が年々増えている。

 

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2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー KEISHAさん

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今回紹介するのは、初開催の国際紅白歌合戦バリにてベストパフォーマンス賞を受賞した14歳の中学生、Keishaさん。7歳より音楽のレッスンをはじめ、現在通信制のインターナショナルスクールに通うKeishaさんはインドネシアで様々な歌唱コンテストに入賞しており、今回は国際紅白歌合戦Tokyoにバリ代表として参加します。

今回はKeishaさんに音楽に対する考えや東京大会に向けた気持ちなどをお伺いしました。

※バリでの様子はこちらをご覧ください。
https://www.yokosojapan.net/article.php/20180731bali-irws1_international_ja

1. 来日したことはありますか?今の気持ちを教えてください。
今まで日本に行ったことはありません。そのような日本で国際紅白歌合戦に参加できることを大変うれしく思うと同時に、自分自身でも驚いています。ただ、このような大きなチャンスをいただけたことに感謝しています。

2. 国際紅白歌合戦はどのように知りましたか。参加を決めた動機は?
バリ大会についてはママがインスタグラムで広告を見つけて教えてくれました。
参加を決めたのは、何か新しい挑戦をしてみたかったのです。
今までnational TV大会など、さまざまな大会に挑戦してきました。その中で、日本語で歌う国際紅白歌合戦はまさに、私にとって大きな挑戦でした。

3. 音楽や歌うことに対する考えを教えていただけますか。
音楽や歌うことは私が誰かにストーリーを伝える大切な場所です。歌うことによって、感情やメッセージをオーディエンスに届けることができます。 

4. 国際紅白歌合戦Tokyoでどのような曲を歌いますか。選曲理由も教えてください。
Chochouの『Tomorrow is another day』を歌います。選曲理由は私が大好きなアニメのテーマ曲であり、初めて歌った日本の歌だからです。歌詞も大好きな曲ですが、私も歌の先生も日本語がわからないため、練習するには非常に苦労しました。

5. Keishaさんの夢はなんですか? 
私の夢はプロフェッショナルな歌手になり、多くの人に経験やメッセージを伝えることです。大好きなアーティストのひとりにスティービー・ワンダーがいます。彼は盲目ですが、素晴らしい音楽を通して、多くのことをオーディエンスに伝えます。私もそのような何かを伝えることのできる歌手になりたいです。

6. 国際紅白歌合戦Tokyoで成し遂げたいこと、また、期待していることを教えてください。
東京でも自分の中で最高のパフォーマンスをしたいです。母国であるインドネシアが誇りに思えるようなパフォーマンスをし、自分自身の夢を叶える一歩にしたいです。
国際紅白歌合戦は日本でも素晴らしいイベントだと期待しています。スタッフや他の出演者の方とも初対面ですが、仲良くなれれば嬉しいですね。

7. 最後に、これからKeishaさんの歌を聴く方にメッセージをお願いします。
音楽は私にとって情熱そのものです。ぜひ、お楽しみいただければと思います。


Keishaさんは国際紅白歌合戦に参加するきっかけを与えてくれたお母さんと一緒に来日予定です。音楽が大好きで、大きな夢を持った彼女の歌声に多くの人が胸を打たれることでしょう。

取材担当:Rie
学生時代に明治神宮で100人以上の外国人観光客をガイドした経験を通し、国際交流や日本文化に興味を持つ。大学卒業後は国内企業に就職し、その後上海に国費留学、現在は趣味の茶道と筋トレを楽しみながら、金融企業に勤務する。国際紅白歌合戦には初回より関わる。

2018 紅白歌合戦 出演者インタビュー 廣瀬エミリーさん

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2回目の出演、フィリピン生まれの広瀬エミリーさんにお話を聞きました

Q1:今回歌う、『STORY』ですけどどんなところが良くて歌うことを決めましたか?

BAYMAXっていう映画の中の主題歌だったんですがいつも私のことを応援してくれている家族や友人や周りの大切な人たちのへの思いを表現できていると思ってこの曲を選びました。

Q2:好きな日本語は何ですか?

『お疲れ様』っていう言葉ですかね。英語にもタガログ語にもないと思うんですが、『お疲れ様』って言うとそれだけで、他の人にありがとうっていう気持ちを含んでいたり、いろんな意味で、他の人への気遣いを一言で表現できるすごくいい言葉だと思います。

Q3:将来の夢は何ですか?

月並みですけど幸せな結婚をして温かい家庭を作ることです。
今は家族から離れて東京で一人暮らしをしていますが,1年に1回か2回ぐらいしかフィリピンに帰ることができません。その代わりに,日本に多くの友達がいますので、その人たちにたくさん励ましてもらいながら今私は暮らしています.

私は日本人の父とフィリピン人の母の間で生まれましたが、同じ境遇の人たちも大勢日本に住んでいます。今は、ホテルのレセプションで働いていますが、世界各国の観光客の人たちのサポートをしています。今の仕事もとても楽しく、やりがいもありますが、将来は、私たちの特性を活かして、フィリピンと日本との交流を深めるような仕事もやってみたいです。

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー  人類皆兄弟

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人類皆兄弟」は、去年はピコ太郎そっくりの仮装や、ペンとパイナップルの小道具を使い、ユーモア溢れる演出で会場を和ませてくれました。今年はどんなステージになるのでしょうか。代表の高橋さんにお話を伺いました。


1)「人類皆兄弟」とはどんなチームですか?

「人類皆兄弟」は、出場4回目となる多国籍チームです。10月6日から練習を始めようと思っていて、絶賛メンバー募集中なんですよ。現時点で、日本人、台湾人、中国人合わせて20人弱のメンバーが集まっています。目標は50人集めたいと思っています。

2)チーム名の由来は何でしょうか?

「人類皆兄弟」は2016年に参加するときに、どの名前がいいか候補を出してみんなで投票して決めた名前です。フランス人とかいろいろな国籍の人がいたので、みんなで歌って仲良くなろうという意味を込めました。

3)4年前の結成から今までについて教えてください。

もともと私(代表:高橋さん)が「cafecha」という語学の勉強会をしていて、そこで中国語を勉強していた日本人メンバーで発足したチームです。2015年には筷子兄弟の小苹果(シャオピングオ)、2016年にはオリラジのパーフェクトヒューマンとAKBのヘビーローテーション、2017年には星野源の恋ダンスとピコ太郎のPPAPで出場しました。

4)今回うたう曲と選曲理由は何でしょうか?

今年のテーマは「Ice Break(アイスブレイク)」です。国同士、あるいは日本と海外とで「打ち解ける」ようなパフォーマンスをしたいです。

歌う曲は3つです。

1、アゲアゲEvery騎士(DJ OZMA)
2、月亮代表我的心(テレサテン)
3、リンダリンダ(THE BLUE HEARTS)

外国から日本に来て働いている人がカラオケに行ったときに、同僚から「そんなの知ってるんだ!」と言ってもらえる曲を選びました。
1曲目と3曲目は、日本人なら40、50代の人も知っていて、みんなで騒いで盛り上がれる曲です。2曲目にはゆっくりな曲。テレサテンは台湾の人ですが、日本人もきいたことがあるだろうし、アジア圏全体でとても有名です。

5)国際紅白歌合戦というイベントに求めることはありますか?

団体内で楽しければ成功なのですが、前回前々回と、あんまりほかの出演者とその後につながる関係築けていないんです。去年、朝鮮族の子やサウジアラビアやペルーの子が出ていましたが、その場では盛り上がるけれども、その後も交流できればいいなと思っています。
 
6)高橋さん個人の夢や目標を教えてもらえますでしょうか?

いまやっている語学の勉強会は中国語と韓国語、ベトナム語、英語、日本語、10個くらいできるんです。これをもっと広げていきたい。東京、上海など世界中でこの勉強会がやっているのが理想だなと。

7)観客へのメッセージをお願いします!

客席がワー、と盛り上がったらいいなと思います。
ぜひ一緒に歌いましょう!とくにリンダリンダです!

8)余談(メンバー募集中)

冒頭で紹介したとおり、現在メンバーを募集しています。国籍、言語は問わず、どなたでもWELCOMEです。10/6以降の土日、池袋のカラオケなどで練習します。参加ご希望の方、申し込みフォームはこちら

 https://goo.gl/forms/517vBHGM3xQxZtAB2
 


この記事を書いた人:
梅ちゃん
世界史や海外文学が好きで大学では中東史・アラビア語を専攻。編集者を経て、現在広告業に従事。2017年から国際紅白に関わる。趣味で劇団青山稜の音楽を担当しており、11月の阿佐ヶ谷公演に向けて選曲したり、効果音作ったり、作曲したりしている。

国際紅白歌合戦は10/20(土)に東京都の国際オリンピックセンターにて開催されます。

日時:2018年10月20日(土) 15:15-18:30
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
カルチャー棟大ホール

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー NAMIさん(サウジアラビア)

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今年初出場、NAMI(なみ)さんにお話を伺いました。


1)お名前と出身を教えてください。
サウジアラビア出身のNAMI(なみ)です。サウジアラビアの海側のダンマン出身です。
高校を卒業して、7年前に来日しました。日本では語学学校、大学へ通い、現在は声優の学校に通っています。

2)日本に来たきっかけは何だったんですか?
小学校5年のときに「ナルト」(アニメ)を観たのですが、その時は日本のアニメとは知らなかったんです。「これは日本のアニメだよー」と言われて、調べてアラビア語字幕の日本語の音声で観ると、「日本語綺麗!」と思って、他のアニメもいろいろと観るようになったんです。
周りにも日本のアニメが好きと言ってなくて、親も趣味だと思って見ていたと思うのですが、高校3年のときに、親から「これからどうしたい?」と訊かれて、「日本に行きたい」と言ったんです。

ーご両親は驚いて反対されませんでしたか?
私は4人兄弟で上に兄が2人いるんですけれど、兄2人はアメリカに留学して住んでいるんですね。なので、母親は私がアメリカに留学するものと思っていたようです。アメリカだと英語で会話ができますし。
一方、父親は日本に旅行したことがあり、「日本知ってるよ、安全でしょう」って賛成してくれたんです。

ーサウジアラビアだと女の子が留学というのは反対されるというイメージがありますが、その辺はいかがですか?
確かに、私の周りは「女の子が1人で」という部分で親が心配することがあります。男の兄弟や親族がいれば反対されないのですが。私の友人の中にも、お兄さんの留学が終わったタイミングで一緒に帰国しなければならなかった女の子がいます。まだ帰りたくない、と非常に残念がっていました。

3)日本に来て、戸惑ったこと、大変なことはありますか?
基本的には、サウジアラビアと日本が全く違うことはわかっていたので、「そういうものなんだ」と受け入れられます。ただ、最初に日本に来たときには、私は日本語が話せないし、日本人も英語が話せないので、「どうしよう、コミュニケーションとれないし。」と思いましたね。寒さは平気です。逆に暑いのが苦手なので、早く夏から秋になってほしいです。

4)国際紅白歌合戦に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
2年前にサウジアラビアの友達が参加して観に行ったんです。私も歌うのが好きなので、そういうチャンスがあったら参加したいなぁと思って、「ぜひ、次回出場したいから教えて」と言っていたんです。去年は残念ながら学校が忙しくて参加できなかったのですが、今年は参加することができて嬉しいです。

5)国際紅白歌合戦に求めていること、夢について
歌うことが好きで、歌声をきいてほしいです。
将来は日本で役者とか声優とか歌手とかになりたいので、そういう意味でもチャンスと捉えています。私はチャンスがあったら全部掴みたい。無理と自分から言いたくないんです。

6)今回歌う曲を教えてください。
「月光(鬼束ちひろ)」です。
今はあんまり歌わないけれど、昔からこの曲が好きだったんです。声が珍しいし、歌い方に特徴があって、カラオケで真似して歌っていました。この歌だったらみんな知ってるんじゃないかな、と思って選びました。

7)観客の方にどんな風に聴いてもらいたいですか。
会場で「あぁ知ってるこの曲~」って思ってもらって、観客のみんなにも歌ってほしいです。後は、「楽しいんでほしい」だけです!


人と話すことが好き、というNAMIさん。明るく快活な方でした。NAMIさんの「月光」をぜひ会場でお聴きください!

この記事を書いた人:
梅ちゃん
世界史や海外文学が好きで大学では中東史・アラビア語を専攻。編集者を経て、現在広告業に従事。2017年から国際紅白に関わる。趣味で劇団青山稜の音楽を担当しており、11月の阿佐ヶ谷公演に向けて選曲したり、効果音作ったり、作曲したりしている。

国際紅白歌合戦
日時:2018年10月20日(土) 15:15-18:30
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
カルチャー棟大ホール

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー 中国朝鮮族女性会

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毎年チマチョゴリを着た子供たちに癒されている方も多いはず!
今年も参加される、朝鮮族女性会の笠井さんにお話を伺いました。
 
 
1.       朝鮮族女性会について教えてください。
 
東京いずみ(泉)学校(샘물한글학교)という、中国籍、日本生まれの朝鮮民族の子供たちのために学校を運営しています。週末には中国語や韓国語、月に一度は英語を、その他に音楽も、ボランティアで教えています。
中国語や韓国語は能力試験でも結果を出していますし、スピーチコンテストでも、2年連続で賞をいただいています。
 
日本で生まれ育った子供たちは、自分たちは日本人だと思っています。
中国や韓国にいるおじいさん・おばあさんと会話ができないのでは悲しいと思うんです。
おじいさん・おばあさんと中国語や韓国語で話せるように、そして中国や韓国に行っても困らないようにしてあげられたらと考えています。
将来、子供たちが大学生や大人になった時、3,4か国語が話せるというのは大きな自信になると思います。

 
 

 
2.       国際紅白歌合戦に毎年参加してくださっていますが、その魅力や理由は何ですか?
 
このイベントでは、いろいろな国の人と交流することができます。そのような場で、子供たちが自分たちの歌やダンスを披露するというのは、学校でも社会でもなかなかできない経験だと思います。
 
実は世界中で暮らしている韓国や中国のグループの間で、この国際紅白歌合戦が結構話題になっているんです。同じグループの人同士、同じ悩みを共有できると思うのですが、こうしてこのイベントへ参加することは、とても大きな意味があると感じています。
それも、続けることに意味があると思うんです。
半分くらいの子供たちは、昨年に引き続いて参加します。
私自身、今回5年目の参加になりますが、毎回子供たちの頑張っている姿を見ると嬉しくなります。
 
それに、これは日本だからこそできるイベントだと思うんです。私たちもボランティアですが、運営を支えているスタッフの方々もボランティアで頑張っている姿を見ると、日本の「ボランティア精神」や「おもてなしの心」、知らない人たちとも協力し合えるところに関心させられます。
信頼し、認め合いながら、人と人とのつながりを味わうことができるのも、このイベントの魅力だと思います。


3.       毎回、チマチョゴリを着たかわいいお子さんたちに癒されています。今年はどのような演出を予定されているんですか?
 
今年は2曲を合わせた構成にしています。小さい子供たちが歌を歌い、少し大きめの子供たちがK-POPのダンスを踊る予定です。
 
もちろん学校の方でも練習は行いますが、基本的にダンスの練習は家でやってもらっているんです。ですから、親御さんの力も非常に大きいんです。
少ない練習の中頑張っている子供たちも、本当に強いと思います。

 


 
4.       最後に、今年の目標はありますか?
 
毎年同じではありますが、みんな楽しく、仲良く歌って踊ってくれたらと、ただそれだけです。
ご迷惑だけかけないように、マナーはきちんと教えたいと思っています。
 
日本で暮らしている外国人が安心して、楽しく暮らしていけるようになればと願っています。

 

毎回、強い想いで参加してくださっている朝鮮族女性会の皆さん。
今年も練習に励んでいるという子供たちのステージが楽しみですね。
 

 
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取材担当:飯田沙絵
社会人1年目。東京外国語大学 言語文化学部 朝鮮語専攻 卒。大学時代にGlobal Community 明治神宮 通訳ガイドボランティアを行い、その経験から卒業研究として、明治神宮のガイド台本を日英・日韓で作成。趣味のカフェ巡りを楽しみながら、新生活に少しずつ馴染み始めているOLひよっこ。
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2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー 太宰鶴恵さん

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高校時代から国際紅白に参加する、太宰 鶴恵(つるえ)さんにインタビューしました。
今回はなんと、作詞作曲した歌を日本語と英語で披露してくれます。


1.国際紅白歌合戦の出演を決めたきっかけや背景は何ですか?

第1回目から出場させて頂き、今回5回目の参加になります。元々は、私の歌を応援してくれていた知り合いの誘いで参加を始めました。普通の歌のイベントではなく、歌で国際交流を図るというイベントに魅力を感じました。

今年は出演の予定はありませんでしたが、Facebookなどの投稿を見て密かに応援していましたが、今年も参加できて嬉しいです。いつも以上に素晴らしいイベントになることを祈っています!


2.今回の選曲と、その理由を教えてください。

今回は、初めて作詞作曲をしたオリジナル曲、「My home ~あの場所へ~」を日本語と英語で歌わせて頂きます!
元々日本語で作った曲ですが、特別に国際紅白歌合戦ver.に意味を踏まえた上で翻訳しました!
1番を日本語、2番を英語、そして最後に日本語で歌います。

作詞作曲は本を読んだり、友人からアドバイスをもらったりしながら、独学でやっています。自分で曲を作るのは、自分が思っているものを自由に表現できるので、とても良いものだと思います。

歌詞を別の言語に翻訳するのはやはり難しかったです。それでも私は、その国の言葉で伝えることを大切にしています。もちろん外国語の曲でも良い曲は心を打つとは思いますが、その国の言葉で歌った方がメッセージも伝わりますし、私自身ハーフということで一つの国のアイデンティティを持っているわけではありませんが、その国の言葉で歌うことが思いやりにもなると思います。


3. 初めての自作曲ということですが、どのような曲に仕上がっていますか?

家族の愛をテーマにした曲です。でも、家族だけでなく、「my home」や「ふるさと」と聞いて、本当のふるさとだけでなく、自分にとっての大切な人がいる大切な場所ってあると思うんです。そうした、皆様が思い浮かべる大切な場所や人を想いながら聴いてほしいです。

少しだけ歌詞をご紹介させていただきますが、
「人は一人では生きていけない でもあなたは 今ここにいる それが愛の証」
という歌詞があります。
誰でも、今生きているというのは、何かしら、誰かしら、支えがあって生きているんだと思います。みんな一人ではないんです。そうした想いを込めた歌詞になっています。

また、「True  home」という歌詞に、人種間で争うことなく地球全体が家族のように平和に暮らせますように、という願いを込めながら歌わせて頂ければと思います!
少しでも皆様にとって癒しの時間になればと願っています。


4. 音楽の魅力は何だと思いますか?

人は想いが高まると、その想いは祈りのようなると思うんです。そして祈りが溢れると、それが歌になる。
歌は心から来るものだと思います。

私は世界平和に貢献することのできる歌手になりたいという目標があります。その夢を目指している中で、思うような結果が出せず苦しかったこともたくさんありました。
その道の中でも、歌うことで乗り越えてきたこともあります。何より歌は心から来るものなので、技術も必要ですが、心だけはずっと大切に変わらないでいたいと思います。それが私にとって歌うということの動機です。

また私が心を込めて歌うと、両親はとても喜んでくれます。
両親はもちろん、応援してくださる方や、私に関わってくれた全ての方に感謝を込めて歌い続けていきたいです!

歌を通して国際交流を深めるというこのイベントの趣旨は本当に素晴らしいと思います!
このイベントを通して会場全体に、新たなご縁や幸せの輪が広がることを願っています!

 

音楽に強い想いを抱いている太宰鶴恵さん。
素敵な歌手になると信じています。
彼女の素敵な歌声とメッセージを存分に楽しみましょう!

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取材担当:飯田沙絵
社会人1年目。東京外国語大学 言語文化学部 朝鮮語専攻 卒。大学時代にGlobal Community 明治神宮 通訳ガイドボランティアを行い、その経験から卒業研究として、明治神宮のガイド台本を日英・日韓で作成。趣味のカフェ巡りを楽しみながら、新生活に少しずつ馴染み始めているOLひよっこ。
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2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー SO ON PROJECT

国際人

国際紅白歌合戦 出演者インタビュー

東京スクールオブミュージック専門学校 SO.ON Project担当 吉田 泉様

1. SO.ON projectとはどのようなグループですか。また成り立ちについて教えてください。

エンタテインメント業界から誕生した学校“東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校高等課程”に通うリアル女子高生によるアイドルユニットです。歌手・ダンサー・女優・モデルなど様々な夢や目標を持ったメンバーが授業の一環としてアイドル活動を行っています!
また、東京メンバーは現在70名です。SO.ON project全体では、東京・大阪・福岡・札幌の4都市の高校1年生から3年生まで、総勢170名で活動しています。
2011年4月より大阪にてスタートしたこのプロジェクトも今年で8期目になります。東京は2016年4月よりスタートし、今年で3期目を迎えます。
現在では様々なイベントに出演し、「放課後LIVE」と題した定期公演を東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校にて行っております。
今後も活動の場を広げ、観ていただいた方全員に笑顔や元気を届けます!
これからのSO.ON projectにもご注目ください。 

2. 国際紅白歌合戦出場へ向けての意気込みや目標を教えてください。

一人でも多くの方にSO.ON project TOKYOという名前だけでも覚えてもらうことです。
 
3. 国際紅白歌合戦を通して期待していることを教えてください。

海外出身の方もたくさん参加されたり、見に来られたりするということを伺いました。日本の方のみならず海外の方にもSO.ON project TOKYOの名前を知っていただきたいです。
 
4. 今回の選曲とその曲を選んだ理由を教えてください。

全部で2曲用意しています。1曲目は「テノヒラ」です。リアル女子高生のパワーで、会場はもちろん、世界中に元気を届けたいです。
2曲目は「東京dreamer」です。メンバーが作詞を担当しており、東京ならではの名所が織り込まれている曲です。東京で夢を叶えようとしている彼女たちの熱い思いを届けたいです。
 
5. 今回の出演での注目ポイントを教えてください。

70人という人数感と息の合った全力のダンスで会場を圧倒させたいです。当日のパフォーマンスを楽しみに来てください!

6. 今後の活動における宣伝やPR等がございましたらお知らせください。

「SO.ON project TOKYO 放課後LIVE vol.7」
日程:2018年10月16日(火)
会場:東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校 LS-1
(住所:東京都江戸川区西葛西3-14-8)
時間:OPEN 18:00/START 18:30/終演19:30予定 *終演後特典会開催!
料金:前売 一般 1,000円・高校生以下 500円/当日 一般1,500円・高校生以下 1,000円
※全て税込価格です。
※未就学児童入場可。3歳から有料。
※ステージ前方は自由座、後方は立ち見となります。整理番号順に入場後は、お好きな場所でお楽しみください。

<チケット申し込み方法>
◆SO.ON projectメールマガジン会員ページにて観覧応募の受付を行います。
応募多数の場合は抽選となります。
下記注意事項をご確認の上、ご応募をお願いいたします。
→受付期間:9月9日(日)18:00~10月9日(火)23:59
→抽選結果発表:10月10日(水)中を予定
メールマガジン会員ページログイン・新規登録も
こちらから→ http://mmg.so-on-project.jp/
※入会費・年会費無料です!

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インタビュアー: 元木修平
外資系企業で人材のヘッドハンティングを行う傍ら、ベビーシッターから特殊部隊員との訓練まで一通りこなす。国際紅白歌合戦には3年前から関わっており、初対面の方から「日本語上手ですね。日本に来て長いんですか?」と言われる回数が年々増えている。

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー にゃん悠さん

国際人

1.基本情報
台湾出身のにゃん悠です。来日して2年半になります。


2.日本に来た理由、日本で大変だったこと、など

日本に来た理由は日本のアニメが大好きだったからです。小さい頃は両親が厳しく、なかなか外に出て遊ぶ機会がありませんでした。そのため、外で遊ぶ代わりに、テレビで放送されている日本のアニメを見ていました。アニメを見ていると、さまざまな世界が広がっていったように思えます。それから、日本のアニメソング(アニソン)が好きになり、ライブやイベントに参加するために日本へ遊びに来るようになりました。そして、もっと長くいるために、ワーキングホリデーを経て、現在日本で働いています。


3.国際紅白歌合戦について

Joy Soundのうたスキ動画を通して、国際紅白歌合戦を知りました。もともと、大好きなアニメを少しでも多くの人に知ってもらうために、秋葉原で路上ライブをしていました。普通の格好だと誰も見てくれないから、アニメの登場人物と同じ格好をして。今は転職したばかりなのでなかなかできませんが、歌うことのできる場所を探していました。


4.歌に対する想い、思い出、音楽の魅力、今回の選曲理由

昔から歌や音楽が好きなのは自然なことで、理由はわかりません。ただ、日本のアニソンは元気付けてくれる曲が多く、落ち込んでも明日から頑張ろうという気持ちにさせてくれます。音楽は言葉よりも説得力があり、想いを伝えられるものですね。
今回は『BanG Dream!』というアニメの曲を歌います。選曲理由はこの歌を歌い、現在すでに声優を引退してしまった遠藤ゆりかさんに感謝を伝えたいからです。
ひとりで来日したころ、思うようにいかないことも多く、落ち込んで、ひどく臆病になっていました。そんな時に遠藤ゆりかさんに出会い、彼女の懸命にベースを弾く姿を見て、衝撃を受けたのです。ずっとフラフラだった自分の人生をもっと輝かせたい。それから、歌のレッスンに通ったり、今までやったことはなかったけど、路上ライブで歌うようになりました。
人生を見直すきっかけを与えてくれたゆりかさんには本当に感謝しています。ゆりかさんに出会えて本当に良かった。だからこそ、今回の国際紅白歌合戦では、私の人生を大きく変えてくれたゆりかさんにこの曲を贈りたいです。



BanG Dream!で遠藤ゆりかさんが演じた登場人物と映るにゃん悠さん。


5.国際交流に関しての考え

文化の違いを知り、様々な世界を見ることは興味深いですね。


6.夢、目標

永住権を取って、ずっと日本に住みたいです。日本はライブや美術館なども充実していて、アートがあふれています。このような環境は自分自身にあっていると思います。それに、もっといろいろな日本の音楽にも出会いたい。あ、スイーツが美味しいことも大きな理由ですね(笑)


7.この国際紅白歌合戦を通して達成したいこと、期待していること

違う文化を持ついろんな人たちと交流したいですね。あと、みなさんのアニソンに対するイメージを変えたい。アニソンは子供向けの音楽だと思われがちですが、今はアニメ専門のレコード会社もあり、アニソン歌手は東京ドームでライブを開催したり、紅白歌合戦にも出演します。今回私が出演することで、皆さんの知らないアニソンの素晴らしいクオリティや曲を知ってもらうきっかけにしたいです。


取材担当:Rie
学生時代に明治神宮で100人以上の外国人観光客をガイドした経験を通し、国際交流や日本文化に興味を持つ。大学卒業後は国内企業に就職し、その後上海に国費留学、現在は趣味の茶道と筋トレを楽しみながら、外資系金融企業に勤務する。国際紅白歌合戦には初回より関わる。

2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー Ryo(りょう)さん

国際人

高音が持ち味のRyo(りょう)さん (本名: 金子 亮一さん) にインタビューしました。

1.国際紅白歌合戦への出演を決められたきっかけは何でしたか?

うたスキ動画での募集を見て応募しました。普通の「のど自慢」的なイベントではなく、外国の方との交流を主とした「歌合戦」というところもすごく気になりました。

ここ1、2年は英語の歌ばかり歌っているんですが、つい先日のライブで目の前に外国のお客様が!
「発音がダメ出しされるかも」「歌詞間違えたら言われちゃうかも」とヘンに緊張してしまってグダグダでした。
今回は外国の方が大勢いらっしゃる前で歌うので、そういうプレッシャーをこの機会に乗り越えたいと考えています。


2.今回の選曲と、その理由を教えてください。

曲名は「Separate ways」。アメリカのロックバンド「Journey」の楽曲です。
自分の持ち味である「高音域」を生かせればと。

地元群馬で「北関東ロイヤル観光」というバンドを組んでいるんですが(https://www.youtube.com/channel/UC0mQ9dFwvFw2URSWzuPFolw)、全曲Journeyのコピーバンドなんです。
ドラムをしていた私が、3年くらい前からこのバンドでボーカルを始め、自分の高音域を生かせるJourneyにチャレンジしたいと思い立ったのが始まりでした。

そのバンドでいつも歌っている曲なので緊張も少ないでしょうし、Journeyの代表曲でもあるので知っている人も多いかと思います。何より、歌っていて楽しくて気持ちが良い、Journeyの中でも特に大好きな曲です。

今回、コーラスの部分も自分で歌いました。コーラスもじっくり聴いていただけたら嬉しいです。

3.歌や音楽の魅力はどのようなところにあると思いますか?音楽によって勇気づけられたような経験はありますか?

特に気持ちの上で音楽に助けられた事が何度もあります。ヘヴィメタルで気持ちを奮い立たせてもらったり、綺麗なバラードで疲れを癒してもらったり。ジャンルの壁は一切無く、様々な音楽を聴いています。

「ちゃんと歌を歌おう」とボーカルを始めた頃から、自分の歌で誰かを勇気付けることが出来たらいいな、と思いながら歌っています。
メロディは生きていると思うんです。ですから、ただ上手に歌えば良いというわけではなく、メロディと自分の声が呼応するように歌いたいと思っています。

4.このイベントのような国際交流に対してはどう思いますか?

地元群馬の「大泉」という地域は、ブラジルの方がたくさん住んでいるんです。そこのお祭りで外国の歌を何曲か歌った時、日本人のお客様とはまた違って、反応がとにかく「パワフル」で「直接的」なのにびっくりしました。
今回も歌を通して外国の方と交流する楽しみを存分に味わえるのではないかと期待しています。


5.歌手としての今後の夢はありますか?

現在のJourneyのボーカルは、YouTubeで動画をアップしたところ、Journeyのギタリストからオファーされたそうです。
そこまでの大きな夢を持っているわけではありませんが、真剣に歌を続けていきたいと思っていますし、真面目に続けていれば、誰かが見てくれていると思います。

このように語ってくれたRyoさんの深みのある声。歌を歌っているときの高音とはまた違うんです!
そのギャップが素敵なRyoさんの、ステージや歌への想いを伺うことができました。
当日は紅組での出場です。お楽しみに!


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取材担当:飯田沙絵
社会人1年目。東京外国語大学 言語文化学部 朝鮮語専攻 卒。大学時代にGlobal Community 明治神宮 通訳ガイドボランティアを行い、その経験から卒業研究として、明治神宮のガイド台本を日英・日韓で作成。趣味のカフェ巡りを楽しみながら、新生活に少しずつ馴染み始めているOLひよっこ。
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