2018 国際紅白歌合戦 出演者インタビュー ホネールさん(セブ開催優秀者)
セブの国際紅白歌合戦で優勝し、日本への切符を手にした、フィリピン出身のホネールさん(Jhoenel Alejandro Marquez)にインタビューしました。
1.セブの国際紅白歌合戦への参加を決められた理由は何ですか?
私はJ-popのグループで歌っているんですが(Team OKE Gakuen)、そのメンバーがセブの国際紅白歌合戦を教えてくれました。
何より日本への無料招待というのがモチベーションになって参加しました。
でもそれ以上に、ステージで日本語の歌を歌うという経験をどんどん積んでいきたいと思ったんです。
実は今回セブへ行くのが初めてだったんですよ。
日本語で歌うのは難しくて、特に発音には苦労しました。それでも、チームのメンバーに助けられながら、今歌うことができています。
2.日本には来たことはありますか? また、日本のどんな文化が好きなんですか?
国際航路の客船エンジニアだった頃、短い期間ではありましたが日本に行ったことがあります。横浜と大阪に行きました。
日本文化に興味を持ったのは、アニメの影響が大きかったと思います。アニメは子供時代の思い出が詰まっていて、アニメソングを歌うと、子供の頃を思い出すんです。
実を言うと、アニメの歌手になることが、私の大きな夢なんです。
3.今回の選曲と、その理由を教えてください。
ドラマ「1リットルの涙」の主題歌、レミオロメンの「粉雪」です。
このドラマは数年前、フィリピンで大ヒットしました。
実は私の母も病気を持っているので、このドラマに親近感があるんです。今回は母のためにもこの曲を歌おうと決めました。
4.歌や音楽の魅力はどんなところにあると思いますか?
音楽を通してなら、どんな人とも話せるところだと思います。言語の壁も越えて、人々の心に直接話しかけることができるのです。
歌うことで、私は生きている心地がしますし、歌を通して、自分を自由に表現できます。
歌のない人生なんて考えられません。
特にアニメソングは自分の子供時代を思い出せるので、いつも幸せになれます。
5.このイベントのような国際交流について、どう思いますか?
様々な国の歌や文化を通して世界中の人々と共有し、一つになれるのは、素晴らしいと思います。
日本に行き、国際的なステージで歌うことは私の夢でした。今回その夢が叶うんです。
私の情熱を通して友達ができたら嬉しいです。そして、日本の歌を歌うので、特に日本の人々と分かち合えたらと思っています。
ホネールさんは白組での登場です。
彼の情熱と想いを、一緒に分かち合いましょう!
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取材担当:飯田沙絵
社会人1年目。東京外国語大学 言語文化学部 朝鮮語専攻 卒。大学時代にGlobal Community 明治神宮 通訳ガイドボランティアを行い、その経験から卒業研究として、明治神宮のガイド台本を日英・日韓で作成。趣味のカフェ巡りを楽しみながら、新生活に少しずつ馴染み始めているOLひよっこ。
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