2024/11/18 22:39

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お父さんが好きな日本の歌を歌いたい 第6回国際紅白歌合戦4

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お父さんが好きな日本の歌を歌いたい

 

2016年10月10日の第6回国際紅白歌合戦に初めて出場し、観光庁長官賞を受賞したのは、芥川マージョリーさん(16歳 高校生)。

以前に通っていた日系人学校の知り合いから、この歌合戦の話を聞いて申し込んだ。

歌は子供の頃から大好きで、日系人の人たちの歌のイベントなどには参加したことがあったが、今回のような大ホールで歌うことは初めての体験だった。

歌ったのは、歌が大好きなお父さんがいつも歌っている『涙そうそう』。

いつも自分を支えてくれる両親に感謝をこめて歌う歌は、会場全体をやさしい気持ちにした。

祖父母は、日本生まれで、ブラジルに渡った。そして、日本人の父とブラジル人の母から生まれたのが、マージョリーさん。

彼女の住む、群馬県大泉町は、リトル・ブラジルと呼ばれるほど、日系人が多く暮らしている。

https://www.facebook.com/RedWhiteSinging/

ポルトガル語でのテレビ番組の取材も受けた彼女が、次に挑戦するのは、2017年10月30日(日)に地元、大泉町文化村で行われる日系人の歌謡イベント。

言葉の問題もあり、ブラジルの大学に進学を考えているが、将来は、日本、あるいはブラジルで歌手の活動をしたいという夢を持っているマージョリーさん。

10月30日のイベントでの活躍も楽しみだ!!

多文化出産1-出会い-

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 私が病院勤務を離れ、数年たちます。思い起こすと本当にいろいろな出産に出会い、その経験が、今日、外国人女性とその家族の出産サポートの活動を行う根底となっています。1回目の今回は、多文化な出産との出会いと支援へのきっかけについてお話します。
 
 私が新人助産師としてはじめて勤務した病院は、外国人の出産が月の分娩数の約3分の1を占めている特徴的な施設でした。しかし新人の私は、外国人女性への対応は時間がかかるため面倒で、ニガテな印象をもっていました。地区の特徴からアジア人の来院が多く、なじみのない中国語や韓国語などを話す外国人女性は、「わかりあえない人」と、いった偏見さえもっていたように思います。

 そんな毎日でしたが、多くの外国人女性の様子にすこしずつ疑問や関心をもつようになりました。彼女たちは、わたしが出産に関して考えたこともないことを話したり、見たこともないようなことを行ったりして、そしてそのあと「安心した表情」をみせるのです。・・・・びっくりしました。正直言って驚きと嫌悪と興味と感心と・・・・本当にいろいろな感情が湧き出るような体験をしました。そのとき、自分の経験や考えの幅の狭さにやっと気づくことができました。実はそれに気づくまでに何年もかかりましたが・・・・。しかしその貴重な体験があったからこそ、オーストラリアに渡り「異文化看護」を学ぶことができ、そして現在の活動につながったのだと思います。
 
ポルトガル語・ダガログ語・韓国語・英語・
中国語版の出産サポート資料
 
どの国でも普遍的にある「出産」という出来事は、文化によって多様な価値観でとらえられています。様々な出産があるのは、その文化によって大切にしている部分が少しずつ違うためです。自分が大事にしていることがあるならば、同じようにほかの国の人も大切にしていることがある、ということなのです。

次回からは私が出会った多文化な出産をご紹介していきます。さまざまな出産を通じて、「多文化」について一緒に考え、そして「共生」していくことにつながればと思います。

多文化医療サービス研究会(RASC)
http//www.rasc.jp
 
 

在日ネパール人の人たちが作った国際学校を訪ねて

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在日ネパール人の人たちが作った国際学校を訪ねて

阿佐ヶ谷のネパール人国際学校、EVERST INTERNATIONAL SCHOOLを訪問してきた。

2013年に出来たこの学校も、今では3歳から中学生の年齢までの子供たち約150名が学んでいる。日本人の生徒も20名がネパールの子供に混じって、英語中心の勉強をしていた。
 
3歳の子供たちの授業の様子を見たが、みんなとっても人懐っこい笑顔で歓迎してくれた。


ネパールの教育システムに沿ったカリキュラムで子供たちは学んでいるが、将来的には、高校レベルまでクラスも子供たちの成長に合わせて拡張するそうだ。


校舎は、元々は、新聞販売販売店の建物に少し、手を加えたもの。

日本でもネパールの言葉や文化をこどもたちに伝えていこうと、在日ネパール人コミュニティーが資金を出し合って出来た学校だが、今では、荻窪に2つ目の校舎を持つに至った。


 
タパ校長は、学校の創立に伴い、前もって、ネパール人コミュニティーで行われた調査、そして、創立においては、場所の確保、カリキュラムの制定、日本人社会との連携など、骨の折れる地道な努力を重ねた。

学校を一緒に訪問したのは、JPM留学生インターンシップを終え、この春から、㈱イチイで、外国人の住居に関するサポートをするネパール人のスニタさん。
在日ネパールコミュニティーの名士と会えて、日本社会に慣れない同胞のための住居サポートに力を尽くそうと想いを新たにしていた。


The establishment of EISJ in April 2013 came as a culmination of years of effort and desire of Nepalese community in Japan to establish a Nepalese curriculum based school that could cater to the educational needs of the Nepalese children growing up in Japan. The genesis of the current project lies in a survey conducted on samudrapari.com, a Nepalese online news portal in Japan, on the need and feasibility of Nepalese International School in Japan.
Our founding principal Mr. Pradip Thapa played a central role in the establishment of school, including analysis of the survey questionnaire, designing of the project proposal, consultation with Japanese experts about provision for establishment of school, drafting of school promotion documents, locating, refurnishing and procurement of school materials and interaction and information sharing vis-a-vis interested parents.
In order to open and operate the school in Japan, Non Profit Organization Nepal Education Center, Japan was established in September 2012 under the Chairmanship of Dr. Bhupal Man Shrestha. Ryosuke Kawabe, our then Japanese consultant played a central role in the establishment of the NPO and other paperwork concerning school registration.
The initial funding for the establishment of school was contributed by the the members of Nepali community in Japan. (quoted from officialsite http://eisj-edu.com/ )

 

セブ島往復航空券が当たる国際紅白歌合戦、10月10日開催 

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2016年10月10日、セブ島往復航空券が当たる・観光庁後援・第6回「世界の仲間と歌おう」 国際紅白歌合戦が渋谷区オリンピックセンターにて開催される。



 THE6th INTERNATIONAL RED-WHITE SINGING FESTIVAL今回は、オリンピックで盛り上がる、日系ブラジル人の人たちも多数参加。

 日本に住む外国人と日本人がもっともっと交流し、新しい日本社会を作っていき『日本は優良な外国人にとっても住みやすい国』ということを発信することが目的。



 今回も、多くの国の歌自慢が日本語で歌い、日本人は、英語や中国語、韓国語、ネパール語などで歌う。また、KIMONOスペシャリストのイギリス人大学講師、シーラ・クリフ氏、プロデュースによる、KIMONO FASHION SHOWもあり、多くのアジア各国の学生もが参加。

 最後は、アジアのSMAPのごとく、アジア各国の男性ボーカルがグループを作り『世界でひとつだけの花』を日本語と英語で大合唱。

《日時》2016年10月10日(日) 15:15-18:30 (14:45 開場)
《場所》国立オリンピック記念青少年総合センター 東京都渋谷区代々木神園町3-1
公式HP・http://www.irws.org/
《主催》国際紅白歌合戦実行委員会
《後援》 外務省 観光庁 国際機関日本アセアンセンター 東京都
協力:国際交流多言語マガジン『globalcommunity』、『shimto』『月刊留学生』『日本僑報社』『ひらがなタイムス』、多文化共生情報誌『イミグランツ』・ふくしま国際メディア村・株式会社ニューコム その他エスニックメテ゛ィア。NPO在日外国人情報センター NPO多文化家庭支援センター・日中児童交流協会・山元学校・財団法人アジア会館・永生病院,在日アセアン青年ネットワーク、各国留学生会・国際協力団体・NPO・NGO・一般企業など多数(予定含む。)
公式HP・http://www.irws.org/

国際紅白歌合戦を一緒に作り上げる【ボランティアスタッフ】を募集しています!

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来る10月10日に、第6回を迎える国際紅白歌合戦。
ただいま国際紅白歌合戦を一緒に作り上げる【ボランティアスタッフ】を募集しています!

主なボランティア内容は以下の通りです:

受付、クローク、出演者誘導、舞台監督補助、出演者インタビュー、カメラマン、外国語対応など

様々なバックグラウンドを持つ出演者の方々は、パフォーマンスを通して自分たちの思いを会場に伝えます。
そしてその鮮やかなパフォーマンスの裏には、多国籍のメンバーで構成されたボランティアスタッフの存在があります。

日本ではまたとない世界中の人たちが参加する大きな舞台を作り上げることに興味がある方、歌合戦という形での国際交流実現に関わってみたい方。
ぜひ一緒に国際紅白歌合戦の舞台を作り上げることができたら嬉しいです。

▼応募フォーム
http://www.irws.org/entry-参加申込/

▼ご質問などあれば、下記のアドレスまでお願いします。
globalcommunity21@gmail.com
※English is available if you want.
※日语/中文都可以

▼ライターの募集も行っています!
事前に出演者や関係者に取材し、内容をまとめてくださるライターも募集しています。
経験は問いません。

どうして、スエーデンでは、国際的環境教育が進んでいるのか?

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どうして、スエーデンでは、環境教育が進んでいるのか?

”正しいことをする” それが、何よりも優先し、かっこいいことと評価される。

’正しいこと’とは、自分の良心に鑑みて、たとえ、自分自身に不利益なことであっても、

世の中にとって’有益なことであれば、それを優先する’こと。

そのポリシーを実践しようと試みている高校が、ストックホルムに存在する。

その卒業生の大部分が、卒業後、世界的なNPO,NGO、あるいは、その意識を持って社会活動をしている。

What is Global College?

http://globalagymnasiet.stockholm.se/node/263

 

人を楽しませるのが好き シンガポールの俳優が国際紅白歌合戦に友情出演

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JAE LEUNG さん

JAEは、高校時代に、日本に興味をもち、日本文化紹介の活動や日本人学校の夏祭りなども楽しんでいた。

元々人を楽しませるのが、好きだったJAE さんは、音楽や演劇にも興味があったが、

Warner Music のスーパーアイドルコンテスト(2002年 シンガポール地域)のチャンピオンに選ばれ、芸能のキャリアを進むことになった。

その後、シンガポールのテレビにも頻繁に出演。歌だけでなく、俳優としてテレビドラマや映画でも活躍するようになる。

シンガポール、香港、そして東京と、活躍の舞台を広げたJAEは、ボーカリスト、俳優のみならず、今では、作曲、作詞、プロデュース、ボイスオーバーなども幅広く手がける。

JAEは何にでも、好奇心があり、新しい演劇、音楽の仕事に挑戦することをいとわない。

国際紅白歌合戦は、たまたま、知り合った台湾の女性から聞いていた。

彼女は、国際紅白歌合戦に、昨年からボランティア、出演者として関わっており、とても楽しかったと言っていたそうだ。

彼女の話を聞いていたら、自分も出たくなり、気がつけば、応募していた。

今回は、JAE 個人として、とにかく取り組んでみたい。

他のメンバーに会うのが楽しみだ。

JAE LEUNG 公式ホームページ  https://www.alivenotdead.com/jaeleung 

 

 

将来は、歌う経営者を目指す? ミャンマーの元留学生の想い

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将来は、歌う経営者を目指す?

KYAW THET MAUNG

各種ノベルティーグッズを扱う広告代理店で、営業パートナーとして働く、マウンさんは、ミャンマーの大学卒業後、8年前に日本にやってきた。

日本語学校、専門学校と進学したが、漢字など、日本語には大変苦労したという。

ビジネス系の専門学校を卒業し、就職活動をしていたが、高い壁に阻まれ、ほとんどのミャンマーの同級生は、日本での就職をあきらめ、帰国した。

しかし、将来は、自分の会社を作って、ミャンマーのために貢献したいという夢があったマウンさんは簡単には、自分の夢をあきらめるわけには行かなかった。

その熱意が、今の会社の社長の目に留まり、英語も流暢な人材ということで、今の会社に就職が決まった。

明るい性格のマウンさんは、新入社員の余興として、日本人の友人と、英語と日本語の歌をメドレーで歌ったところ、それが社内で評判になった。

忙しい中時間を作って、2人で練習をしたが、みんなに楽しんでもらおうと、振り付けも入れて夜遅くまで練習することもあった。みんなが楽しんでくれてとてもうれしかったとマウンさんはいう。

英語を使って仕事をすることもたまにはあるが、大部分のお客様は日本人。日本人同様に仕事をこなすことを要求されるので、仕事は大変だ。しかし、日本人同様の仕事をこなすマウンさんは、頼もしい存在に違いない。

今回は、ASEAN各国の日本社会で働く男性でグループを結成。SMAPの歌を歌う予定。

アニメで知ったSAMURAIを探して

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アニメで知ったSAMURAIを探して

 

サウジアラビアから来た留学生、ALAN(愛欄) HASSAN HAMDOH さんは、子供の頃から日本のアニメを見て育った。アニメで見る日本の『サムライ』『忍者』『桜』『花火』『せみの鳴き声』になぜか惹かれるものがあったという。特に、女性として、理想の男性像として『サムライ』に憧れを感じていた。

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大学では、科学を専攻し国の奨学金ももらったので、日本への留学を決意した。最初は、言葉の面もあり、妥当なアメリカも検討したが、尊敬する兄の薦めもあり、『SAMURAI』と『先進技術』の日本に決めた。

まずは、日本語学校で日本語の勉強を始めたが、そこで、夢中になったのが、『EXILE』。

元々歌うことが大好きだった彼女は、日本語はもっぱらカラオケで覚えた。ワンピースなどのアニメソングもいいが、現代のSAMURAIのようなJ-POPのシンガーにもあこがれた。

特に、『EXILE』は、お気に入りで、友達の留学生とも熱心に歌詞を覚えて歌った。

ご存知の通り、サウジアラビアは、イスラム教の戒律も厳しく、禁酒はもちろん、女性はスポーツや芸能の技術を磨くことはあまり推奨されていない。もちろん、カラオケもない。

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日本で、自分を表現する新しい『カラオケ』というツールを見つけた彼女が夢中になるのも無理はない。

サウジアラビアでは、K-POPの方がJ-POPより人気があるそうだが、彼女いわく、EXILEには、SAMURAI SPIRITを感じるという。サウジアラビアから留学で日本を目指す若者はまだまだ少ない。

そのこともあり、まだ、SAMURAIのような人が日本には住んでいると思っている人もいるという。

彼女のいうSAMURAIとは、「るろうに剣心」の抜刀斎」ような男性だそうだ。

 

アニメとカラオケで日本を満喫しているアランさんだが、普段は、国費留学生として、母国の将来に役立とうと、ソーラーカーの太陽電池を研究するまじめな東海大学の大学院生。

とっても、おしゃれで、お茶目なアランさんも、10月10日の、第6回国際紅白歌合戦に出場します。歌うは、EXILEのATSUSHIさんがカバーしている80年代の名曲。玉置浩二さんもびっくりの表現力で歌います。

この記事を読んでいる皆さん、夜空に広がる満天の星のような、アランさんのカラオケで鍛えた美声を聞きにオリンピックセンターにお越しください。

 

日系ブラジル人『在日ブラジル人1世』の日本社会への想い

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日系ブラジル人『在日ブラジル人1世』の日本社会への想い

リオデジャネイロでのオリンピックもいよいよ来月にひかえ、各マスメディアもブラジルの今を伝えているが、今回は、日本社会にブラジルの香りを届ける日系ブラジル人『在日ブラジル人1世』のアンジェロ・イシ武蔵大学教授に日本で暮らす日系人のことについてお聞きした。

*なお、『在日ブラジル人1世』とは、日本に根を張り、定住することを決めた日系人のことをいう。

Q:日系人社会の特徴は何ですか?日本人、日本社会にどんなことを期待しますか?

アンジェロ氏:他の外国人と日系人の一番の違いは、1990年の入管法の改正で、日系人は、合法的に、ほぼ制限なく活動が出来るようになったということですね。そして、いい意味でも、悪い意味でも、日系人のルーツが日本にあるということです。日系人の文化の中にはまだまだ、日本文化が残っています。日本食などもそうですが、カラオケなども大事な日系人の文化になっています。

1990年代に、多くの日系人が、主に工場の労働者などとして、日本にやってきました。彼らの多くは日本語が理解できず、見掛けも名前も日本人なので、そのギャップである意味、日本社会に適応するのに他の外国人以上につらい思いをしたも者も大勢いました。日本人からすると『日本人なのにどうして?』という気持ちもあったのではないかと思います。

一番多い時には、30万人以上いた日系人も今では、17万人、約半数に減少しています。しかし、私はこのことを否定的には考えていません。リーマンショックでは、多くの日系人が、仕事を失いました。そして、追い討ちをかけるように、日本政府が日系人の帰国を奨励しました。しかし、日本政府からの帰国費用などの補助もありながらも、帰国の道を選ばず、半数以上の日系人は、日本にとどまることを決めたわけです。また、リーマンションに続く、大災害、3.11の東日本大地震でも、東北地域に日系人は、ほとんど住んでいないにも関わらず、多くの日系人は、被災地のボランテイアに出かけました。

経営している会社から重機をもちこんで、いち早く駆けつけ、地域の人たちに大変感謝された者もいるほど、日系人たちは、日本社会の一員だと自分たちは思っています。自分の生活も決して楽ではない中、多くの日系人が被災地でボランテイアをしたことが、それを物語っています。

私が日本社会に望むことは、長期定住日系人を『在日ブラジル人1世』として、日本社会の仲間とみなしてほしいということですね。もちろん、日系人も『在日ブラジル人1世』として、日本で安定して暮らせるために、日本語をしっかりと、習得する必要もあると思います。

Q:1990年に始まった日系人の来日も、在日ブラジル人の1,5世、2世の時代になってきていますね?

A:実は、音楽やスポーツ、芸能などの分野にも在日ブラジル人の1,5世、2世が活躍しています。サッカーなどは、日本のナショナルチームに必ず、ひとりは、在日ブラジル人がいるほどですし、野球や音楽活動でも日本で活躍する者も増えています。

日本の国際化やグローバル人材の教育など叫ばれていますが、経済的な理由、労働力としてだけで外国人を見るのではなく、日本人とは異なる文化的背景を持つ人たちが、日本社会に溶け込み、定住していけば、文化的な活動も幅が広がり、日本文化も新たな視点で見ることも出来ると思います。

今までは、言葉のハンディもあり、大学などの高等教育を受ける在日ブラジル人はあまりいませんでしたが、少しずつ、進学する学生も増えてきています。2世の割合が多くなると益々その傾向はつよくなるでしょう。

国際紅白歌合戦にも大変興味を持ってくださった、アンジェロ・イシ教授。教授ご自身も、『在日ブラジル人1世』らしく、とてもリラックスした話やすい方でした。もうすぐ、リオデジャネイロのオリンピックも始りますが、その前に、読んでおきたい本を紹介します。学校や会社でもいい話のねたになること間違いなし!!

ブラジルを知るための56章

イシ,アンジェロ【著】〈Ishi,Angelo〉 明石書店 発刊

https://goo.gl/5wP8iD

BRICsの1国として世界の注目を集めつつある大国ブラジルの魅力を、日系ブラジル人の著者が「ブラジル人」の視点と「日本人」の視点を交えて紹介する。2001年の初版の情報をアップデートするとともに、新たな話題も追加したブラジル入門書の決定版。