2025/04/25 03:30

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八坂神社で活動するPIPS JAPANの関西メンバー

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八坂神社で活動するPIPS JAPANの関西メンバーにお話を聞きました。

 


代表の大久保さん(左)と副代表の上村さん(右)

PIPS JAPAN(高校生主体の通訳ガイドボランテイア団体)の活動は関西でも活発に行わ
れている。
 
運営メンバーは、現在8名ほどだが、八坂神社を中心に、ほぼ毎週日曜日に活動をしている。兵庫の滝川高校3年の代表大久保龍さんと関西学院千里国際高等部3年の副代表・上村青(ハル)さんに、お話を聞いた。

 

どうしてこの活動を知った?

大久保)中学でアメリカに短期の語学研修を体験したが、英語が出来ればもっと楽しめたのにと思い、英語を話せる高校生の活動はないかとインターネットで探して、PIPS JAPANの活動を知った。
活動自体は、中々大変なこともあるが、とても有意義な活動なので、出来るだけ多くの高校生にこの活動を知って欲しいと思い続けている。男性会員は少ないが、帰国子女のメンバーも多く、性別や年齢にはこだわりなく、活動する文化が根付いている。自分は3年生だが、内部進学で比較的時間もあるので、この活動を通じてもっと英語力だけでなく、いろいろな経験を積んでみたいと思う。

上村)帰国子女なので、英語であまり困ることはないが、普段使わないと英語力が落ちるので、英語を使って何かの活動をしてみたいと思っていたところ、先輩の宮本さん(現在・関西学院大2年)が、学校の掲示板にPIPS・JAPANの告知を出していたので、安心してコンタクトを取った。活動して1年半になるが、外国人の観光客の人たちが貴重な日本での時間を有意義に過ごしてもらえるように、よりいいガイドができるように、準備をしていきたい。

 

 
活動の場所はどうして決めた?

上村)最初は、大阪の心斎橋で活動をしていたが、あまりガイド活動という感じではなかったので、今は、文化的な物に興味がある外国人観光客が多い、京都の八坂神社を中心に活動をしている。大阪城、清水寺なども検討したが、入観料がかるし、神戸や大阪のメンバーが多いので、地理的な利便性も考えて、入館料も掛からず、活動しやすいのが、八坂神社を選んだ。また、多くの観光客がいる場所だが、神聖な雰囲気もして活動をしやすいのが、八坂神社の特徴だ。
高校生が中心の活動なので、安全の面も考えて、今は、運営メンバーが3人以上参加の場合のみ活動をしている。
 
ボランテイアとはいえ、英語ができないとガイドの活動は大変ではないか?
大久保)この団体の特徴は、帰国子女と純日本育ちの生徒が互いの足りないところを補いながら活動をしているところだ。英語が得意ではない、私には中々大変なことも多いが帰国子女の仲間の力を借りながら、純日本育ちの私たちが、日本文化については、頑張って質問に答えるようにしている。

 

ボランテイアガイドの活動のやりがいは?


大久保)やっぱり、説明した事に興味を示してくれたり、喜んでくれた時はこの活動をしていてよかったと思う。拙い英語でも一生懸命に話せば通じるし、役に立ちたいという気持ちがあれば、誰でも楽しめると思う。
英語はできなくても、英語を使って有意義な活動をしてみたいという高校生には、ぜひ一度参加して欲しい。まずは、運営メンバーと体験ガイドをしてもらって活動の楽しさを知って欲しいと思う。

 

将来の夢は?


上村)まだ、はっきりとは決まっていないが、将来は、特許関連の翻訳の仕事に就きたいと思っている。英語を生かした仕事をしたいと思うが、語学以外にも興味があるので、技術分野の翻訳にも挑戦してみたい。
大久保)どんなことにも挑戦して、海外で活躍できる仕事をしてみたいですね!(笑)

 

実は、私も高校時代に彼らと同じ体験をして、その楽しさ、むつかしさを体験した。
30年以上も前の話だが、当時の自分は、両親にも友達にも恥ずかしくて、その事を話せなかった。しかし、上村さんたちの先輩の宮本さんたちは、SNSを使って、
積極的に仲間を募って、この有意義な活動をどんどん広めた。そして、その活動は、東京、大阪、京都でもしっかりと根付いて、後輩に受け継がれている。
また、純日本育ちの高校生と帰国子女がおたがいの長所を生かして、活動をしているのもとても新鮮な発見だった。
もちろん、外国にルーツを持つ高校生の活動も大歓迎。ボーダーレスな彼らの活動が、東京でも大阪でも京都以外にもどんどん広がって行けば素晴らしいと思う。

あと、高校生新聞という高校生向けの媒体も彼らのことは注目している。
https://www.koukouseishinbun.jp/2016/06/46597.html
彼らの活動が、いずれは高校や中学の教科書でも紹介される日が来るだろう。
その時は、PIPS JAPANの活動が、日本中に広がって行くに違いない。
そのためにも、周りの大人も彼らが安心して、活動が出来るように見守って行くことも大切だと思った。

(グローバルコミュニティー 編集長 宮崎計実)

PIPS JAPAN 公式HP  http://pipsjapan.com/

世界に日本の不動産事情を紹介 塩見紀昭代表 明和住販流通センター

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世界に日本の不動産事情を紹介

 

 (2012年ブラジル リオデジャネイロの国際会議にて 日の丸を持つのが塩見氏)

不動産管理業と国際化。一見あまり関係がないように思われるが、実は、日本が今、世界の不動産管理業者の注目を集めている。韓国からも日本の業界に学ぼうと視察団が頻繁に訪れているという。世界各国の不動産業者のネットワークを持つ、日本で最初の全米不動産管理業協会(IREM)の公認不動産管理士。株式会社明和住販住宅流通センターの塩見紀昭氏にお話を聞いた。


塩見 紀昭氏 プロフィール

 

  (株)明和住販流通センター 代表取締役

昭和62年、マンションデベロッパーから投資型マンションの賃貸管理部門として同社を設立。売買業界と比べ、賃貸業界の遅れを痛感、米国の進んだ賃貸管理業(プロパティマネジメント)に触れ、そのシステムを学ぶ。「プロパティマネージメント」とは資産を『投資商品』として考え、その投資効率を最大限まで高めるための管理手法。本場の「プロパティマネージメント」を習得すると同時に、アメリカ最大の賃貸管理業団体IREM(Institute of Real Estate Management:全米不動産管理業協会)が教育・認定するCPM(Certified Property Manager:公認不動産管理士)を日本で初めて取得。世界各国の不動産業者との幅広いネットーワークを利用し、日本の不動産事情を世界にも発信。財団法人日本賃貸住宅管理協会理事など多くの不動産関連団体でも要職を歴任。

株式会社明和住販流通センター

東京都世田谷区若林 3 丁目 4 番 11 号 第 7 明和ビル

代表取締役 塩見紀昭

TEL03-5430-5100 FAX03-5430-5101 E-mail : info@meiwa-g.co.jp

 1ROOM マンションの管理・売買一筋 27 年。 2014 年現在 8400 戸の物件を東京、神奈川、埼玉で管理。プロパティーマネイジメントの一つとして早くより確実に市場のニーズをつかみサービスを提供することで、不動産価値を高めると共に高い稼働率を維持している。

起業のきっかけは?

つい先日も、韓国から20社ほどの不動産業者の訪問を受けたが、最初に起業した時は、まさかこんなことが将来起こるとは想像もしていなかった。起業のきっかけは、とてもシンプルで、元々は、不動産の売買の仕事をしていたが、年子の弟が、不動産投資の事業で成功したこともあり、その物件の管理をすることになった。そしてその業務に関わっていくうち、売買業と比較すると管理業がまだまだ制度的に遅れていることを感じた。同時にそれは、ビジネスチャンスであると思い、先輩の経営者に教えを請い、自分なりに知識を蓄えていった。自分自身で一から一件ごとの契約書を作るなど、何もかも手探りで始めたが、多くの素晴らしい先輩経営者にも巡り会い、26歳、たった一人で作った会社も、順調に業績を伸ばすことが出来た。そして、企画委員として歩んできた日本賃貸管理住宅協会(日菅協)でも今では理事職を務めるまでになった。

 

(2012年ブラジル リオデジャネイロ国際会議で)

米国の公認不動産管理士資格を取得したきっかけは?

1990年代後半に、アメリカから不動産証券化というアイデアが日本にも入って来た。新聞紙上などでも話題になったが、私も1996年、日菅協の有志とアメリカに視察に渡った。そして、とても進んでいるアメリカの不動産管理の理論的な考え方に触れ、研究会を立ち上げることになった。私はその研究会の担当でもあったので、米国の公認不動産管理士を取得することになった。この資格は世界中に広がり、事実上の国際標準になっている。

 

(2012年中南米ガティマラの大会で発表する塩見氏)

(2012年中南米ガティマラの大会で)

アメリカの人たちの自分たちの活動を標準化していく考え方には私たちも学ぶことが多いが、この資格のおかげで仲間が世界中に出来た。日本人はまだまだ少ないが、多くのメンバーは日本に興味を持っているので、日本についても良く話をする機会をもらう。私は決して流暢に英語を話すわけでもないし、特別な海外経験があった訳ではないが、どこに行っても物怖じしない性格なので、外国人の人たちに混ざって、会合やレセプションなども楽しんでいる。

海外に大きなネットワークもお持ちだが将来の夢は?

TPPや東京オリンピック、少子高齢化などの社会情勢もあり今以上の日本の国際化は必須だ。また、進んだ技術、安定した社会、日本文化のユニークさなど、日本に興味を持っている仲間も多い。しかし、不動産管理業を営む日本人経営者として海外の同業者と関わり、日本の情報を発信している人はまだ少ない。業界をより良くしようと集まった有志なので、信頼をおけるいい仲間が集いやすい。近い将来日本にももっと、大勢の外国人が暮らし、またビジネスを行う人も増えるとあろう。不動産管理業者もそれに伴い、海外の信頼できる同業者のネットワークが必ず必要とされる日が来るに違いない。 しかし、現状の日本の不動産管理業のイメージは、決してかっこいいとは、いえない。私の夢は、この業界の仕事を『かっこいい』ものにしたい。不動産売買の仕事は、一件派手だが、好不況の影響を受けやすい。その点、管理業は地味だが、管理戸数が増えれば増えるほど経営が安定する優良なビジネスだ。今は国内での活動がほとんどだが、ビジネスを海外に広げて行けば、これから本格的な経済発展を迎える東南アジアや南米各国での可能性は桁違い
 
 
だ。

(2013年南米チリにて仲間たちと)


(2013年南米チリ不動産管理協会会長と)

国際的に活躍したい若者へのメッセージ

不動産管理業は、時代とともに進化して行く大変可能性のあるサービス業だ。一件、地味にも見えるが、入居者のニーズが変われば、運用形態も変わっていく。外国人の人たちへの対応、高齢者向けの住宅サービス、ペットと共に暮れせるマンションなど、新しいサービスを提供する会社もどんどん生まれている。私たちの使命は、『オーナーに変わって、不動産物件を効率的に運営し、より多くの収入を確保する』ことだが、入居者の生活インフラを支える大変社会的な仕事でもある。そのためには、物件への入居者の立場も理解し、選ばれるサービスを提供していくことも大切だ。今後は日本発のサービスもどんどん出てくる可能性もある。東京オリンピックで、更なる日本への注目も集まっている。日本を世界に紹介していくことも我々の仕事の一つとなっていく。そこでも優秀な日本人学生、外国人留学生が活躍する場面が増えるであろう。そのためにも、腰を据えて業界の知識を学んで欲しいと思う。日菅協では、学生のための『賃貸住宅のアイデアコンテスト』や『留学生インターシップ』などにも取り組んでいる。皆さんでどんどん、この業界を盛り上げていって欲しい。

 

不動産業界で活躍するインターンシップ体験者

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不動産業界で活躍するインターンシップ体験者

李玲玉さん(2014年 JPM留学生インターンシップを体験  2016年3月 国士舘大学卒業)

『留学生インターンシップを体験した学生さんを紹介してほしい』と、 最近、企業さんよりそのような要望を聞くことが増えた。

2014年に留学生インターンシップを終えた、李玲玉さんは、そのインターンシップの経験を買われ、アルバイトを経て、今では、イチイの外国人サポートセンターで4月より新入社員として働いている。

李玲玉さんは、3年生の時に不動産事業の可能性に気づき、インターンシップに挑戦した。
元々日本語の能力も高く、素直で、積極的な性格で、インターン受け入れ先の不動産会社の環境にも対応し、会社でもとても大事にしてもらったようだ。

その不動産会社でも、彼女の活躍は評判となり、初めての外国人留学生の受入れとういこともあって、インターン生として社内報に紹介されるほどだった。
数年前は、不動産の業界では、活躍する外国人はまだまだ少数で、一般的な不動産会社では、そんな状況だった。

彼女は、インターンシップ修了後、4年生になって、就職活動を本格的に始めたところ、留学生インターンシップの経験者を採用したいと希望していた㈱イチイで、採用が決まった。

新設された、不動産に関する外国人のサポートする、『外国人サポートセンター』は、部屋探しをする外国人だけではなく、受け入れに慣れていない不動産会社のサポートもする。

同僚のネパール人留学生のスニタさんと共に、外国人が住みやすい日本社会を作っていく気概で、日々の業務ついているようだ。

昨日は、25名の留学生が、JPM 留学生インターンシップを修了したが、企業のニーズは、ますます上増えている。

2020年までに、外国人観光客を倍の4000万にという国の目標もあり、
民泊関連の法整備も、積極的に受け入れる方向で進んでいる。

不動産業界での留学生の活躍の場は、今後ますます、確実に増えていくであろう!!

留学生の皆さん、ぜひこの夏は、
JPM 留学生インターンシップに挑戦してみよう!

詳しい情報は、こちらから。

https://www.yokosojapan.net/article.php/editor_r1001_ja



 

ルームキャンバスプロジェクト 第1号がいよいよ完成しました。

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ルームキャンバスプロジェクト 第1号がいよいよ完成。

賃貸住宅の壁に、芸術家の卵が絵を描く、ルームキャンバスプロジェクト第1号の作者は、ブラジルの留学生クリスさん。今回は、横浜らしく、きれいな海と豊かな緑を部屋いっぱいに描いた。

思っていたより時間は掛かったようで、製作期間は、約1週間。これだけ、大きな絵を描いたことは今までなかったとのこと。苦労もあったが、最終的には納得いく作品が出来たようだ。

クリスさんは、国費留学生として来日。将来の夢は漫画家だが、まずは、時間をかけて、日本の社会についてもっと理解してから、外国人にも日本人にも楽しめる漫画を描いてみたいという。

そのために、まずは、日本の会社にデザイナーとして入社しようと現在は就職活動中。

日本語も十分できるし、とてもまじめに、コツコツ努力するタイプなので、就職に関しても、学校の先生から力強いサポートがあるそうだ。

デザイナーのようなクリエイテイブな仕事についている外国人は、まだ少ないが、クリスさんのように、日本が好きで、大きな夢を持っている人がどんどん活躍する場が広がってほしいと思う。

部屋のオーナでこの企画の発案者の東京ハピネス不動産の代表の市野さんと一緒に。

このような自己表現の場を公にもらって、クリスさんも市野さんにはとても感謝していると話していた。

ルームキャンパスプロジェクトに関心のあるオーナーの方、あるいは芸術家の卵の方は、ぜひ、市野さんに一度ご相談してみては?

 

お父さんが好きな日本の歌を歌いたい 第6回国際紅白歌合戦4

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お父さんが好きな日本の歌を歌いたい

 

2016年10月10日の第6回国際紅白歌合戦に初めて出場し、観光庁長官賞を受賞したのは、芥川マージョリーさん(16歳 高校生)。

以前に通っていた日系人学校の知り合いから、この歌合戦の話を聞いて申し込んだ。

歌は子供の頃から大好きで、日系人の人たちの歌のイベントなどには参加したことがあったが、今回のような大ホールで歌うことは初めての体験だった。

歌ったのは、歌が大好きなお父さんがいつも歌っている『涙そうそう』。

いつも自分を支えてくれる両親に感謝をこめて歌う歌は、会場全体をやさしい気持ちにした。

祖父母は、日本生まれで、ブラジルに渡った。そして、日本人の父とブラジル人の母から生まれたのが、マージョリーさん。

彼女の住む、群馬県大泉町は、リトル・ブラジルと呼ばれるほど、日系人が多く暮らしている。

https://www.facebook.com/RedWhiteSinging/

ポルトガル語でのテレビ番組の取材も受けた彼女が、次に挑戦するのは、2017年10月30日(日)に地元、大泉町文化村で行われる日系人の歌謡イベント。

言葉の問題もあり、ブラジルの大学に進学を考えているが、将来は、日本、あるいはブラジルで歌手の活動をしたいという夢を持っているマージョリーさん。

10月30日のイベントでの活躍も楽しみだ!!

多文化出産1-出会い-

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 私が病院勤務を離れ、数年たちます。思い起こすと本当にいろいろな出産に出会い、その経験が、今日、外国人女性とその家族の出産サポートの活動を行う根底となっています。1回目の今回は、多文化な出産との出会いと支援へのきっかけについてお話します。
 
 私が新人助産師としてはじめて勤務した病院は、外国人の出産が月の分娩数の約3分の1を占めている特徴的な施設でした。しかし新人の私は、外国人女性への対応は時間がかかるため面倒で、ニガテな印象をもっていました。地区の特徴からアジア人の来院が多く、なじみのない中国語や韓国語などを話す外国人女性は、「わかりあえない人」と、いった偏見さえもっていたように思います。

 そんな毎日でしたが、多くの外国人女性の様子にすこしずつ疑問や関心をもつようになりました。彼女たちは、わたしが出産に関して考えたこともないことを話したり、見たこともないようなことを行ったりして、そしてそのあと「安心した表情」をみせるのです。・・・・びっくりしました。正直言って驚きと嫌悪と興味と感心と・・・・本当にいろいろな感情が湧き出るような体験をしました。そのとき、自分の経験や考えの幅の狭さにやっと気づくことができました。実はそれに気づくまでに何年もかかりましたが・・・・。しかしその貴重な体験があったからこそ、オーストラリアに渡り「異文化看護」を学ぶことができ、そして現在の活動につながったのだと思います。
 
ポルトガル語・ダガログ語・韓国語・英語・
中国語版の出産サポート資料
 
どの国でも普遍的にある「出産」という出来事は、文化によって多様な価値観でとらえられています。様々な出産があるのは、その文化によって大切にしている部分が少しずつ違うためです。自分が大事にしていることがあるならば、同じようにほかの国の人も大切にしていることがある、ということなのです。

次回からは私が出会った多文化な出産をご紹介していきます。さまざまな出産を通じて、「多文化」について一緒に考え、そして「共生」していくことにつながればと思います。

多文化医療サービス研究会(RASC)
http//www.rasc.jp
 
 

在日ネパール人の人たちが作った国際学校を訪ねて

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在日ネパール人の人たちが作った国際学校を訪ねて

阿佐ヶ谷のネパール人国際学校、EVERST INTERNATIONAL SCHOOLを訪問してきた。

2013年に出来たこの学校も、今では3歳から中学生の年齢までの子供たち約150名が学んでいる。日本人の生徒も20名がネパールの子供に混じって、英語中心の勉強をしていた。
 
3歳の子供たちの授業の様子を見たが、みんなとっても人懐っこい笑顔で歓迎してくれた。


ネパールの教育システムに沿ったカリキュラムで子供たちは学んでいるが、将来的には、高校レベルまでクラスも子供たちの成長に合わせて拡張するそうだ。


校舎は、元々は、新聞販売販売店の建物に少し、手を加えたもの。

日本でもネパールの言葉や文化をこどもたちに伝えていこうと、在日ネパール人コミュニティーが資金を出し合って出来た学校だが、今では、荻窪に2つ目の校舎を持つに至った。


 
タパ校長は、学校の創立に伴い、前もって、ネパール人コミュニティーで行われた調査、そして、創立においては、場所の確保、カリキュラムの制定、日本人社会との連携など、骨の折れる地道な努力を重ねた。

学校を一緒に訪問したのは、JPM留学生インターンシップを終え、この春から、㈱イチイで、外国人の住居に関するサポートをするネパール人のスニタさん。
在日ネパールコミュニティーの名士と会えて、日本社会に慣れない同胞のための住居サポートに力を尽くそうと想いを新たにしていた。


The establishment of EISJ in April 2013 came as a culmination of years of effort and desire of Nepalese community in Japan to establish a Nepalese curriculum based school that could cater to the educational needs of the Nepalese children growing up in Japan. The genesis of the current project lies in a survey conducted on samudrapari.com, a Nepalese online news portal in Japan, on the need and feasibility of Nepalese International School in Japan.
Our founding principal Mr. Pradip Thapa played a central role in the establishment of school, including analysis of the survey questionnaire, designing of the project proposal, consultation with Japanese experts about provision for establishment of school, drafting of school promotion documents, locating, refurnishing and procurement of school materials and interaction and information sharing vis-a-vis interested parents.
In order to open and operate the school in Japan, Non Profit Organization Nepal Education Center, Japan was established in September 2012 under the Chairmanship of Dr. Bhupal Man Shrestha. Ryosuke Kawabe, our then Japanese consultant played a central role in the establishment of the NPO and other paperwork concerning school registration.
The initial funding for the establishment of school was contributed by the the members of Nepali community in Japan. (quoted from officialsite http://eisj-edu.com/ )

 

セブ島往復航空券が当たる国際紅白歌合戦、10月10日開催 

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2016年10月10日、セブ島往復航空券が当たる・観光庁後援・第6回「世界の仲間と歌おう」 国際紅白歌合戦が渋谷区オリンピックセンターにて開催される。



 THE6th INTERNATIONAL RED-WHITE SINGING FESTIVAL今回は、オリンピックで盛り上がる、日系ブラジル人の人たちも多数参加。

 日本に住む外国人と日本人がもっともっと交流し、新しい日本社会を作っていき『日本は優良な外国人にとっても住みやすい国』ということを発信することが目的。



 今回も、多くの国の歌自慢が日本語で歌い、日本人は、英語や中国語、韓国語、ネパール語などで歌う。また、KIMONOスペシャリストのイギリス人大学講師、シーラ・クリフ氏、プロデュースによる、KIMONO FASHION SHOWもあり、多くのアジア各国の学生もが参加。

 最後は、アジアのSMAPのごとく、アジア各国の男性ボーカルがグループを作り『世界でひとつだけの花』を日本語と英語で大合唱。

《日時》2016年10月10日(日) 15:15-18:30 (14:45 開場)
《場所》国立オリンピック記念青少年総合センター 東京都渋谷区代々木神園町3-1
公式HP・http://www.irws.org/
《主催》国際紅白歌合戦実行委員会
《後援》 外務省 観光庁 国際機関日本アセアンセンター 東京都
協力:国際交流多言語マガジン『globalcommunity』、『shimto』『月刊留学生』『日本僑報社』『ひらがなタイムス』、多文化共生情報誌『イミグランツ』・ふくしま国際メディア村・株式会社ニューコム その他エスニックメテ゛ィア。NPO在日外国人情報センター NPO多文化家庭支援センター・日中児童交流協会・山元学校・財団法人アジア会館・永生病院,在日アセアン青年ネットワーク、各国留学生会・国際協力団体・NPO・NGO・一般企業など多数(予定含む。)
公式HP・http://www.irws.org/

国際紅白歌合戦を一緒に作り上げる【ボランティアスタッフ】を募集しています!

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来る10月10日に、第6回を迎える国際紅白歌合戦。
ただいま国際紅白歌合戦を一緒に作り上げる【ボランティアスタッフ】を募集しています!

主なボランティア内容は以下の通りです:

受付、クローク、出演者誘導、舞台監督補助、出演者インタビュー、カメラマン、外国語対応など

様々なバックグラウンドを持つ出演者の方々は、パフォーマンスを通して自分たちの思いを会場に伝えます。
そしてその鮮やかなパフォーマンスの裏には、多国籍のメンバーで構成されたボランティアスタッフの存在があります。

日本ではまたとない世界中の人たちが参加する大きな舞台を作り上げることに興味がある方、歌合戦という形での国際交流実現に関わってみたい方。
ぜひ一緒に国際紅白歌合戦の舞台を作り上げることができたら嬉しいです。

▼応募フォーム
http://www.irws.org/entry-参加申込/

▼ご質問などあれば、下記のアドレスまでお願いします。
globalcommunity21@gmail.com
※English is available if you want.
※日语/中文都可以

▼ライターの募集も行っています!
事前に出演者や関係者に取材し、内容をまとめてくださるライターも募集しています。
経験は問いません。

どうして、スエーデンでは、国際的環境教育が進んでいるのか?

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どうして、スエーデンでは、環境教育が進んでいるのか?

”正しいことをする” それが、何よりも優先し、かっこいいことと評価される。

’正しいこと’とは、自分の良心に鑑みて、たとえ、自分自身に不利益なことであっても、

世の中にとって’有益なことであれば、それを優先する’こと。

そのポリシーを実践しようと試みている高校が、ストックホルムに存在する。

その卒業生の大部分が、卒業後、世界的なNPO,NGO、あるいは、その意識を持って社会活動をしている。

What is Global College?

http://globalagymnasiet.stockholm.se/node/263