6月26日、東京新宿にて、JPM(日本賃貸住宅管理協会)留学生インターンシップ全体研修が開催された。担当者による不動産業界についての講義の後、メインの研修プログラムに入った。今回の研修は、受け入れ企業担当者とインターンをする留学生が一緒にコミュニケーションのトレーニングを通して、お互いの気持ちに共感し、心の壁、国籍や文化の壁をなくそうというものだ。サンタメソッドというその研修スタイルの特徴は、だれもが本来持っている『サンタのような人のために生きる自分になりたい』という気持ちを思い起こさせる内容になっていることだ。ペアでお互いがパートナーの関係の深い人物になりきり対話し、だれとでも同じような気持ちを共有し、体験できるすばらしい内容だった。
自己紹介ではなく他己紹介・・大勢の前で他人に認められ自分が好きになる
美点発見ゲーム・・お互いのすばらしい点を発見し徹底的にほめる
参加者の意見より(留学生から)
大変意義のある一日でした。この研修を通して大きく自分を変えることが出来たような気がしました。担当の白川さんもお父さんみたいに優しくしてくれてとても感謝しています。(趙雨萌さん 明治大学2年 中国)
とても緊張しましたが、本当に楽しくて有益な時間をすごせました。心を打つことばかりでした。ありがとうございます。(張ボラムさん 秀林外語専門学校2年 韓国)
最初はとても心配だったけど、担当の小坂さんとお話をして安心しました。
インターン頑張りますので宜しくお願いします。(トエ・サンジャさん 東京富士大学 2年 ミャンマー)
(企業担当者から)
来年に新卒の留学生が3人入いる予定なので、その準備のための教育プログラムを作って行きたいので、インターンはいいタイミングで始まります。不動産業全体にもっと興味を持ってもらえるよういいものを作っていきたいですね。(彼末さん ㈱西田コーポレーション)
留学生の皆さんがとても日本語が上手で驚きました。このインターンを通じて業務だけではなく、日本の社会のことも知ってほしいと思いますね。私達もせっかくだから、韓国語も教えてもらいたいです。(矢部さん ㈱明和住販流通センター)
最後にJPM国際交流委員会の小林氏よりまとめの挨拶があった。
『今日の研修で多くの『愛と感謝の発見』があったと思います。習ったことをひとつでも実行していくことが出来るように日々努めて行きましょう。今回は初めてのインターンシップですが、このままの気持ちを持ち続けることが出来れば99%成功すると思います。みんなで力を合わせていいインターンシップにしていきましょう。』JPM留学生インターンシップの研修に参加してきました。(体験取材をした学生の感想)
普段から留学生をサポートすることにとても興味があったので、体験取材として参加させて頂きました。最初は正直、講師の方が発する言葉がむずがゆく聞こえてしまい、「そんなこと言えないよ・・・」という気持ちがありました。しかし実習を通して、サンタメソッドのすごさを体感しました。一種のイメージトレーニングを通して、普段言えない感謝の気持ちを表現することが素直に出来ました。笑顔と感動の涙のある研修で、私も含め、留学生及び参加していた会社の担当者の方々がこのたった一日で変わっていく様子を見て驚きました。私は飲食業界への就職が決まっていますが、今回学んだことは仕事に生かしていきたいと思います。(和光大学4年 岡部亜由美)